相変わらずの五輪報道!!

Posted By 秋山孝二
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 北京オリンピックが終わりました、今回も「またか!」と大騒ぎのマスメディア、もうそろそろ新しい視点からの報道がないものかと呆れるばかりでした。閉会式を前に、テレビ各局はメダル数の集計に明け暮れ、数々のアスリートたち、チームの感動的場面・言葉を拾い上げてのしっかりした総括等はごくわずかでした。

 特に今回、前半のジャンプの高梨沙羅選手のSNSへの投稿を巡っては、本当に日本社会というのは一体どうなってしまっているのか、胸が痛みました。

 7日に行われた混合団体で日本チームの1番手だった高梨さんは、103メートルを飛び、一時は出場10チーム中2位となりましたが、ジャンプ後にスーツの規定違反の判定を受け、1回目は失格扱いになり、得点は0点となりました。その後、オーストリアやドイツ、ノルウェーなど、計4カ国の女子5選手がスーツの規定違反で失格となる異例の展開ともなりました。高梨選手が2本目で98・5メートルを飛ぶなど日本チームは盛り返したが、最終的に3位のカナダにわずかに及ばず、4位でした、気落ちした中での素晴らしいリカバリー、本当に高梨選手、チームメンバーに心からの拍手です。

試合が終わっての高梨選手のツイート、以下、投稿全文です。

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日本チームを応援して下さっている全ての皆様

今回、私の男女混合団体戦での失格で日本チーム皆んなのメダルのチャンスを奪ってしまったこと、そして、今までチームを応援してくださった皆様、そこに携わり支えて下さった皆様を深く失望させる結果となってしまった事、誠に申し訳ありませんでした。

私の失格のせいで皆んなの人生を変えてしまったことは変わりようのない事実です。

謝ってもメダルは返ってくることはなく

責任が取れるとも思っておりませんが

今後の私の競技に関しては考える必要があります。

それ程大変なことをしてしまった事深く反省しております。

そして、私のせいでメダルを取れなかったにも関わらず、最後の最後まで支え続けてくれた有希さん、幸椰さん、陵侑、そして日本チームのメンバーの皆さま、スタッフの皆さまには感謝してもしてきません。

こんな私を受け入れてくれて本当にありがとうございました。

この度は本当に申し訳ありませんでした。

高梨沙羅

私が言える立場ではない事は重々承知の上で言わせていただけるなら、どうかスキージャンプとゆう素晴らしい競技が混乱ではなく選手やチーム同士が純粋に喜び合える場であってほしいと心から願います。

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 閉会式を終えて、前向きなメッセージをアップしたといっていますが、しばらくはそっとしてあげたいと私は思います、そして、こんな分析報道も目にしました。

* https://digital.asahi.com/articles/ASQ2L5RGJQ2KULEI00J.html?iref=comtop_Topnews2_01

 日本の若者たちが本当に身を削っての精進を続けて臨んだこのオリンピック、そこでの結果が前評判と期待に届かなかったといって、誰が本人を責めたりするでしょうか、ただただ、よく頑張った、立派だったね、と声を掛けるのが人間の情というものではありませんか。

 他にもメディアの非情はたくさんありましたね、試合直後のインタビューで「今どう思っていますか?」とか「相手は強かったですか?」みたいなバカみたい質問しかできないメディアの人間を現地に派遣している愚、今の日本社会の劣化を目の当たりにするようで憤りすら感じてしまいました。

 今日の早朝の番組を観ていたら、IOCのバッハ会長の閉会式の挨拶がまた長かったようで、SNSでは「バッハ校長、話が長いよ!」で盛り上がっているとか!!!!校長の話もどの学校も長くて内容が無い?!困ったものですね!まったくどいつもこいつも、ですよ!

 今回の日本選手の皆さん、よく頑張りました、お疲れさま!!!!

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