テレビのコマーシャルは、日常ほとんど関心がありませんが、時々何気なく飛び込んでくるフレーズには、思わず笑ってしまう時があります。
「笑える時代、つくろうや:http://www.youtube.com/watch?v=5TuZGIA21DQ」は、クリック証券のCMで松本人志が登場しています。まさに昨今の日本社会は、恨(うら)み・つらみ・妬(ねた)みが充満する閉塞社会です。心から「笑える」社会を取り戻したいですね。
「かっこ悪いのは白髪ではなく、ほっておくそのココロ:http://salondepro.jp/cm_media_info/index.html」、そして続いて、「パパである前に、男であれ!」と。私に向かって言っているのかい!と思う時は、少々疲れているからでしょうか。
NHK総合テレビニュースの特集コーナー、「縮む、ニッポン」も時代の変遷を追いかけています。今朝は若手の自衛隊員を取材して、「希望者減る、戦闘機パイロット」がテーマでした。昔は航空自衛隊でも戦闘機パイロットは適性試験も厳しく、誰しもがあこがれる職種だったとか。ところが最近は災害支援とか救難援助といった輸送機の方が人気があるようです。若い隊員は「倒すというより助ける方が自分には向いている」と発言して憚(はばか)りません。自衛隊基地内部の壁紙、「男は黙って、戦闘機」、即応自衛官制度(http://www.mod.go.jp/j/saiyou/yobiji/sokuou.html)の案内キャッチコピーも「キャリアよ、眠るな」です。
何と理解してよいやら、平和で良い国なのか、危機感の無い危ない国なのか、今また日本のリーダーであるべき人が代わるようです。