台風一過、深まる秋

Posted By 秋山孝二
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 東京は台風一過の快晴で、雪を頂いた富士山もくっきり見えていました。

都心から富士山も

都心から富士山も

 一方札幌は、北風も強く、公園の木々の葉も風に舞っています。一気に冬に向けて衣替えですね。

札幌はもう冬に向かって

札幌はもう冬に向かって

 昨日の鳩山由紀夫首相の所信表明演説、新聞で読み返し、これまでとは大きく異なって随所に歴史的「覚悟」のフレーズを見つけました。今日の早朝のワイドショーをほんの少し見ましたが、登場していたいつもの方々は、「文字数が多くて長かった」、「情緒的」、「具体性がない」等、またゾロ批判の嵐でしたね。本当にあの種の方々は演説の内容をしっかり読んで聞いて理解しているのでしょうか。「変革」という言葉を何回使ったとか、歴代首相と文字数がどうとか、「オバマを真似しているみたい」というに至っては、それこそ「お前は日本国民か」と思いましたね。

 残念ながら日本語には褒める表現・言葉が少ないですかね。いや、やはりテレビに出ている連中が貧弱なのでしょう。ニュースで見聞きしたあのヤジの品格の無さに比べて、鳩山首相の演説は間違いなく格調が高かったと思います。そして歴史認識を変える幾つかのキーワードが随所に決め言葉として入れ込まれていました。企業経営でも、社長が高い見識で企業理念を語るとレベルの低い連中は必ず「抽象的」、「具体性がない」というのです。哲学・理念とはそういうものですよ。

 メディアの政治の取り上げ方が、相変わらずの野次馬から一歩も出ない、とにかく貧困ですね。新聞では、朝日の政治献金への異常なこだわりは何なのでしょうか。数年前の選挙の時は、「学歴詐称」にやはり特別な執着を見せて、担当記者設定して候補者にいちいち「同窓会名簿のコピーを出せ」と言っていましたが。全く別の次元で、自立した市民がどんどん表に出てきて、本物・偽物をしっかり見極める場を創りたいものです。私の身の回りの方々の中では、今、随分変化が起きている気がします。満を持して、今やっと国造りの担い手の舞台に登場しつつあります。

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