寺島実郎氏の新著、「リベラル再生の基軸」出版記念講演会が先ほど開催されました。
「リベラル」とは、「近代」と真摯に向き合うこと、そしてそれを読み解くには「17世紀オランダ」を検証することと看破する寺島さんの論理には説得力がありました。
「近代」とは何か、1)科学技術の揺籃期、2)デモクラシーの起源、3)資本主義(オランダ東インド会社)の始まり。日本は、国家主義的「近代化」を走り、デモクラシーは置かれ、理解しなかったのです。
今、本当の意味で「デモクラシー」が問われているのではないでしょうか。「売り抜く資本主義」ではなく、「育てる資本主義」でなければなりません。本来は、勤勉、誠実が原点であったはずなのですが。
講演会後の懇親会では、久しぶりにお会いした元宮城県知事の浅野史郎さんもご出席でした。サンデー・モーニングの関口宏さん、佐高信さんもご出席でした。