演劇「イシノマキにいた時間」

Posted By 秋山孝二
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 「イシノマキの時間は、今も流れている」

 演劇「イシノマキにいた時間:http://www.ishinomakitime.com/」の札幌再演が、昨年12月に続き先月、札幌西区琴似のコンカリーニョでありました。作・演出の福島カツシゲさんのお話、スペシャルゲストの吉俣良(http://www.yoshimataryo.com/)さんの演奏と盛りだくさん、お客さんも大勢で義援金も集まっていました。

演劇に携わる者がどんな支援ができるのか

演劇に携わる者がどんな支援ができるのか

  「震災から2年が過ぎ、何が変わって、何が変わらずにいるのか」、そう語りかける芝居から、演劇に携わる者としてどんな支援が出来るのかという真摯に被災地と向き合う姿が感じ取れました。仮設住宅を訪問するフリーター飯田人志(ヒトシ)のかもし出す雰囲気が心にしみて良かったですね。人の話にじっくり耳を傾けること自体も、生きる勇気を与え、励ますという、何か生の人間の力を受けとめました。現場でボランティア経験のある福島カツシゲさんの伝えたいメッセージだったのでしょう。

 吉俣良さんの演奏、「篤姫」、「風のガーデン」のテーマ曲、エンディング曲「添歩み(そゆみ)」も素晴らしかったです。震災と音楽と言うと、震災直後に被災地に入ってライブコンサートで避難者を励ました長渕剛(http://www.nagabuchi.or.jp/index2.html)を思い出しました。

 自らの表現するフィールドで、それぞれ被災地と向き合う姿勢、演劇でも音楽でも、感動しますね。

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