演劇はもともと「芝居」と言って、芝生の上に座って観るのがそもそものルーツとか。先日は、「スリーピルバーグス旗揚げ野外ツアー『旅と渓谷』(https://spice.eplus.jp/articles/297522)」が、東京公演の後にさっぽろ東急百貨店屋上、中富良野町で行われました。
札幌では3日間、夜に二公演、公演前から前説でいろいろ、早く来たお客さんも楽しんでいました。
遅番の夜公演では外は真っ暗、遠くのビルの灯りが際立ちます。
そして札幌の千秋楽は雨風の中の公演だったとか。開始直前まで室内通路で完全防備で待機、札幌では他のアウトドアイベントで雨天対策も皆さん慣れたもの、主催者側でも雨具・カイロ等を準備してお待ちしていましたが、それぞれお客さんがご自分で用意されていたそうです。観劇した方の後日談は、途中雨が激しく降ったけどそれほど気にならなかったと、芝居のエネルギーとでもいうのでしょうね。
札幌公演の後は中富良野の野外、「Cafe てくり・眺めのいい裏庭(https://note.com/3pielbergs/n/na004ecb66b10)」に場所を移して。
この公演、私は旅行を通じての人間模様と受け止めていたのですが、その後、実はこれは命の誕生を表現しているとの劇評を聞いて、驚きとともに、それぞれのセリフとか場面表現に作者の深い意味が込められているとあらためて知った次第です。なぜ野外でやろうとしていたのかも、自ずからその意図が理解できたような気もします、演劇ってなかなか奥深いですね、役者の皆さま、お客さん、お疲れさまでした!!