小保方晴子さん、ガンバレ!!

Posted by 秋山孝二
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 「STAP(スタップ)細胞」の論文問題で、理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーが、今日午後1時からの記者会見で、「STAP細胞はある」と明言しました。英科学誌ネイチャーに発表した論文の撤回については、「論文を撤回すればSTAP現象が間違いであったとの意味になる」と述べ、同意しない考えをはっきり述べていました。

 私は午後1時半頃からテレビ中継で2時半頃まで見ていましたが、質問にはしっかり答えていましたね、終了したのが午後4時頃とか、3時間に及ぶ記者会見となりました。私の印象では、むしろ相変わらずメディア側の質問の重複が多く、さらにはまた「割烹着」に関しての質問もあったりで、司会の方から「研究論文に関する内容の質問に限定して」と注意を促されている始末、懲りないメディアの姿勢に「恥を知れ!」ですよ。

 先日Facebookでこれに関係する以下のブログをシェアし、私なりの意見も掲載しましたら、かなりの賛同のコメントも寄せられました。~~~~~~~

http://blog.goo.ne.jp/bitex1993/e/978fa73e5c3e841edf168828ec1d0004?fb_action_ids=768808003131870&fb_action_types=og.likes&fb_source=other_multiline&action_object_map=%

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私のコメント:

1. 所属した組織の責任者として、メディア等のバッシングから研究者を守る視点は無いのでしょうか、若い研究者に託すリスクをきっちり引き受ける覚悟が必要だと思います!

2. 「若い」ということは名を成した方から見れば「危うい」ことばかり。野依先生の時代はもっと自由な研究環境だったのではありませんか?理研自体が競争原理のど真ん中で、京都との競争等もあったのではないでしょうか、素人目にはそう思えてなりません。これまで彼女の研究を指導した先生たちも、もっともっと彼女を弁護することこそ本来の指導者の立ち位置だと私は思いますが。みんなみんな、「ただ勇気がない」だけ!

~~~~~~~~~~~~~~~~ FBからの引用 おわり

 小保方晴子さんの質問への答えは、ご自身の言葉で大変率直でした。理化学研究所の聞き取りの様子についてもきっちり彼女の立場から説明されていましたので、2冊のノートの件他、納得のいく内容でしたね、明日の新聞各紙、夜のテレビ局のニュースの取り扱いが興味深々です。それこそ、メディアの品位と見識が問われるからです。

 今日の小保方さんは実に立派でした、研究者の過ちは研究を通じて挽回すること、そして研究機関はその場をしっかり与えることこそ、若い前途有望な研究者を育てる環境と言えるのではありませんか。むしろ責任を取って辞めなければならないのは、研究機関の然るべき立場にある方々ではないでしょうか、こちらも「恥を知れ!!」です。

 小保方晴子さん、ガンバレ!!!

<4月10日追記>:毎日新聞電子版に記者会見が掲載されていましたので、コピーします。

http://mainichi.jp/feature/news/m20140409mog00m040043000c.html