「認定NPO法人 北海道市民環境ネットワーク(http://www.kitanet.org/index.html)」主催の「きたネットカフェ2012 特別編」で、「公益社団法人 福島原発行動隊(SVCF):http://svcf.jp/」理事長の山田恭暉さんがご講演をされました。
これまで私はこの欄に「SVCF」について数回書いています(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E5%8E%9F%E7%99%BA%E8%A1%8C%E5%8B%95%E9%9A%8A)。
【札幌】きたネットカフェ2012 特別編
「世代の責任・世代の力 ~3.11以降の世界をつくる若者たちへ~」
若者に被曝させないためにシニアが現場作業を肩替りしよ う、と2011年に
設立された「福島原発行動隊」の理事長を迎えて、お話を伺います。
ゲスト 公益社団法人 福島原発行動隊 理事長 山田 恭暉 氏
聞き手 秋山 孝二 きたネット理事長
草野 竹史 きたネット理事 環境NGO ezorock 代表理事
→案内チラシ(PDFB) →環境情報blog →facebook
■会場/ 札幌エルプラザ 環境研修室1-2
札幌市北区北8条西3丁目 札幌エルプラザ2F
当日の模様は、以下の録画で見ることができます。
今回は、「環境NGO ezorock(http://www.ezorock.org/)」代表の草野竹史さんたちにもご参加頂き、若い世代がこの「福島原発行動隊」の動きをどう理解しているか等、世代間の議論を軸に、企業・組織と個人、死を賭した行為とは、哲学への言及もあり、大変内容の濃い意見交換でした。草野さんが最後にまとめた中で、「若い世代は、これまで上の世代の本気な姿を見た事が無かったが、山田さん達の行動とメッセージを知り、本物に出会った気がする、これからも是非頑張って頂きたい」との感想は特に印象的でした。
山田代表は、60歳以上の技術者がフクイチの収束作業にあたるのが、「社会的に最も合理的な選択」と淡々と語られ、それを間近で聴いていた私は、強い決意を感じ取りました。気負うことなく穏やかにお話する一つ一つの言葉に、大いなる説得力があり、60年安保世代の、時代と真摯に向き合う誠実さも同時に受けとめた気がします。
大変お忙しい中、札幌までお越し頂き、ありがとうございます。