昨年(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=9140)に引き続き、前田一歩園財団(http://www.ippoen.or.jp/)と秋山財団(http://www.akiyama-foundation.org)の2回目の「活動助成合同報告会」が開催され、当日はUstreamでも中継・録画され多くの方々にご覧頂きました。
会の冒頭には、前田一歩園財団の前田三郎理事長からご挨拶を頂き、その後、16の市民活動団体の報告がありました。
団体目の前の、「秋」、「前」は、どちらの助成を受けたかを分かりやすくするためのものです。
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秋 / 炭鉱(やま)の記憶推進事業団 |
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秋 / 道内の意思伝達支援普及プロジェクト |
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前 / 森林遊びサポートセンター |
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秋 / 札幌自由学校「遊」 |
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秋 / 積雪・極寒冷地域のいのちを護る防災・減災への取り 組み |
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前 / オサラッペ・コウモリ研究所 |
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秋 / 野生動物リハビリテーター協会 |
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前 / 北海道田園生態系保全機構 |
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9 |
秋 / 和解と平和のための東アジア市民ネットワーク |
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前 / くしろ森の楽校 |
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秋 / 大沼・駒ケ岳ふるさとづくりセンタ― |
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前 / 蒼い海 |
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秋 / Rio+20 北海道ネットワークプロジェクト |
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14 |
前 / 常呂川自然学校 |
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秋 / 北海道コミュニケーション教育ネット |
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16 |
秋 / 森と里つなぎプロジェクト |
昨年は初めての試みに勝手も分かりませんでしたが、今年は広い会場を準備し、5時間と言う長丁場でしたが熱心なプレゼンと質疑応答でした。それぞれの財団の役員の方々は、普段、これらの市民活動には馴染みが薄かったとしても、説明を通して多くの感動を受けとめたと感想を語っていらっしゃいました。
秋山財団のネットワーク形成活動助成の中で、1年目修了時点で今回発表された団体は、収穫が多かったと思いますね。懇談会での個別の方々の感想とか意見を身近に聴くことができて、2年目以降の活動に貴重なアドバイスとなったはずです。
また、感想の中で、「これらの活動は、本来は行政の責任でやることではありませんか?」というご意見が複数ありました。まさに、「新しい公共」とは、ひと昔前だったら行政がその担い手だったものが、現在は、市民・NPOが担う、そんな時代になっている実感を持ちました。私は、ニーズは益々増えてきているのに、もう行政にはその力も予算も無い、行政の「下請け」的活動ではなく、市民の多様なアイディア・活動が支える時代なのだと思います。
今後の多彩な活動に期待します、皆さん、頑張って下さい!!