温暖化を肌で知る?

Posted by 秋山孝二
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 「温暖化」により北極の氷が溶け出しているとよく聞き、映像でも見たりしますが、遠い場所のことで今一リアリティがありません。

 札幌に住む私の身の回りで感じることは、特に冬の積雪の形状ですね。昔は、北海道は粉雪で、屋根の雪はしばし積もっていても、やがて傾斜でサーッと落ちていったような気がします。この数年は、粘り気(水分?)が強く、なかなか地表に落ちてきません。カーテン状につながって湾曲し、最終的には雪が落ちる場所も家に近い所になり、家の壁の傷み方も大きいような気がします。

家の屋根の雪

家の屋根の雪

  本州の人々は、「温暖化で雪が減ったのでは?」と言いますが、必ずしも雪の降る量と「温暖化」は、札幌の緯度では相関関係があるとは思えません。雪の「質」が変わるというのでしょうか、今年の冬、円山公園の雪も例年通りです。

円山公園入り口20mから北方面を望む

円山公園入り口20mから北方面を望む

 そう言えば、昨年秋にほとんど成らなかった柿の実(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=10619)でしたが、前の冬にやってきていた鳥たち(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=7104)は今年はどうやって冬を過ごしているのか、気がかりですね。さらに、昨年秋に札幌に出没していた熊も、無事冬眠に入ったのでしょうか?