千葉県の房総半島を、木更津からほぼ中央を走る久留里線(http://www.kururisen.com/index.html)は、大正元年(1912年)に開通し、第二次世界大戦中は一時廃線となりましたが、戦後復活して、沿線は安房の昔の風景を残しています。木更津から数人の乗客でしたが、途中の駅からたくさんの幼稚園児が遠足で乗ってきました。
わずか30キロ程の非電化・タブレット交換鉄道、ゆっくりと走り、約1時間で終着上総亀山駅に到着です。昔、木更津中学の陸上部の生徒が競争して勝ったとか、自転車にも抜かれたというエピソードもある程、そのスピードは話題を集めてきました。どこか昔の定山渓鉄道(http://www.digi-pad.jp/jdc/)を想い出させる雰囲気でしたね。
沿線には、幾つか神話・伝説のある場もあり、どことなく神秘的な雰囲気をかもしだし、終点の上総亀山駅からは、亀山ダムによる人造の亀山湖を巡る散策路があります(http://www.mmjp.or.jp/kameyama-no-sato/map02.htm)。
湖畔を登り切るとそこには紅梅・白梅が咲いていました。別の時間・空間にいるようで、大変心地よい時間でした。