いのち、人と人との間に

Posted by 秋山孝二
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 NHK教育テレビ、こころの時代「いのち、人と人との間に」で、千葉県成田市・曹洞宗長寿院の篠原鋭一住職のお話を再放送で聴きましたhttp://www.choujuin.com/introduction/index.html。ご自分の体験から、「あなたも人生の料理人」と語る住職のひと言ひと言に温かみを感じました。

*生きていく為の仏教でありたい

*人生の羅針盤としての僧侶の存在

*自死への相談

*同事行、因縁果、無常

*多彩なイベント

   ◆長寿院サンガ(コンサート・講演会等)を年4回開催

   ◆カンボジア・タイ・中国少数民族教育支援ボランティア活動

   ◆悩み相談・自殺志願者との対話(年中無休・無料)

   ◆小学生・中学生・高校生・大学生対象「心の力を養う合宿」開校

   ◆社員研修会の開校(長寿院でまたは会社で)

   ◆住職の著書「みんなに読んで欲しい本当の話①・②」「あなたも人生の料理人」「仏教スクール」他

ホームページには、下記のようなメッセージが記載されています。

――現在で33世を数える住職が檀信徒と共に、誰でも気軽に立ち寄れる「開かれたお寺」づくりを目指し、お寺の整備・修繕につとめてまいりました。通常行事のほか多彩なコンサートや講演会等を定期的に開催するなど、広く文化交流の場としてお寺を開放しています。また、学生さんから社会人の皆さんまで、「心の力」を養う禅合宿や研修も行っています。ご希望であれば、どなたでもご自由に参加いただけます。どうぞ、生きている間にお寺をご利用ください。

サンガとは「やすらぎを求める人々の集い」又は「共同体」のことです。長寿院サンガの様々な催事に参加して「出会い」を、そして「心の豊かさ」を体験してください。どなたでも参加いただけます。

 年齢や職業などすべてを超えて、なごやかな食事の会が始まります。スタッフが心をこめて用意する精進料理、お酒も少々。お寺でのお食事会ならではの、平和なひとときです。

 み仏の前で行なう結婚式を『仏前結婚式』といいます。清楚な式、おだやかな披露宴。平和な家庭がいくつも誕生しています。

 仏教は一度きりの人生を幸福に生きる「生き方」を説いています。死んでからでは遅いのです。生きているうちに聞いて、人生に活かしてください。

私たちはいつも動いています。時には止まりましょう。静の中に身をおいてこそ正しい判断や結論が出るのです。

 食事は「喰う」ものではなく、「いただく」ものです。禅寺の食事作法により、いのちの尊さを学びます。

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 「どうぞ、生きている間にお寺をご利用ください」というメッセージに、大変新鮮な響きがありました。話を聞く場の生け花にもさり気ない気配りをする篠原さんの優しさに感動致しました。