第6回アースカフェ、栗山町で

Posted by 秋山孝二
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金丸農園パンフより

金丸農園パンフより 

  第6回アースカフェhttp://t-afi.net/が、栗山町の金丸農園http://www.farm-kanamaru.com/で開催されました。栗山町は町としても大変努力されていますねhttp://e-kuriyama.com/kiteru/。伝統ある小林酒造・北の錦記念館、パンの「さわや」、栗まんじゅう、くりやまコロッケ他、面白いスポットも多いです。

「土づくりからやさいが健康に育つ環境を目指して・・・」と題して、これまでの手作りモミガラ堆肥・手作り肥料のご努力他、ミニトマト栽培の現場から多くのことを学びました。また(株)アレフ びっくりドンキーhttp://www.aleph-inc.co.jp/佐藤(元)副社長のお話も大変面白かったです。現場をよく知る経営者が、これまでの農作物を巡る課題、問題提起、そして企業としての実践を通じて説得力のある内容でした。

金丸農園ミニトマト

金丸農園ミニトマト

 ミニトマトハウス内では、モミガラ堆肥を敷き詰めた様子が分かります。歩きながら赤いミニトマトを摘まんで食べましたが、甘い味が口の中に拡がり美味しかったですね。

我が家の庭でもトマトを栽培していますが、今年の日照不足でどこまで赤くなってくれるのか、祈るような気持です。とは言っても私の場合はトマトで生計をたててるわけでもなく、気楽な稼業ではありますが。

庭のトマト

庭のトマト

 ついでに我が家の庭の柿の木には、今年も実が沢山ついています。秋には熟した姿・色になってくれるでしょうか。

庭の柿の実

庭の柿の実

今回の金丸農園でのカフェは、先月の十勝の畑作4品の農業とは異なったタイプでのあり方を如実に知り、ひと言で「農業」と語るには余りに多様な生き方があることも理解したつもりです。これまでの農政の問題点も確かにありますが、それ以上に現在農業の担い手として頑張っている方々の前向きの姿勢に感動を受けました。

アースカフェ事業は、昨年から始めた秋山財団の「ネットワーク形成事業」の一つです。今年2年目を迎える他の4つのテーマに基づく活動も同様ですが、「いのちを育むいとなみの連鎖」とでもいうのでしょうか、着眼点はそれぞれ異なるのですが、何回も繰り返し議論・実践を進めていくと、結局は行きつく先に共通のテーマを感じるのです。以前農業に従事されていた方、今就農されている方、行政の方、私のように全くの素人、何かしら安心・安全な農作物に興味のある方他、異なる立場の方々が現場を見学し、場を囲んで数時間意見交換する意味が、こんなにも価値のあることとは思いませんでした。これからの活動へのヒントがあり、まさに「宝の山」です。

これまでに今後に繋がる材料をたくさん得た気がします。これらを更に進化させて、「多様ないのちが生きることが出来る大地」、そんな北海道を創っていきたいものですね、素晴らしい一日でした。