キューバ映画祭、今年も

Posted By 秋山孝二
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  平成22年2月2日と「2」が並びました。先月下旬に今年も札幌市内で、「キューバ映画祭 in サッポロ」が開催されました。

ポスターから

ポスターから

 

 今年は狸小路5丁目とごくマチ中に会場を移して、集中しての映画上映・ライブの数々、私自身は何かと都合がつかず、結局足を運べたのは「ダビドの花嫁 UNA NOVIA PARA DADID」、「フルカウント EN TRES Y DOS」の二本だけでした。キューバというと「革命」、「戦い」と思いがちですが、切なくなるような日常の繊細な表現等、感情の機微に富んだ作品も多いのが魅力ですね。人間の生理に合ったテンポ、会話のやりとりが心地よいというか、やたらに人がバタバタと倒れることもなく、カーチェイスがこれでもかとたたみ掛けるでもなく、「人間的」なのですよ。

 そう言えば今月のANA機内誌で、面白いフレーズがありました。「才色兼備のカントリーシンガー」と題してのラスベガス在住「あきこ・まーしゃんと」さんのエッセーです。

・・・・カントリーはメロディと歌詞が一体になって心に共鳴する。歌詞の内容も「今度の彼も、燃やす写真が一枚増えただけ」とか、「デートを繰り返すたびにもっと犬が好きになる」とか、「なつかしいのは初恋の彼じゃなくて、恋をしていた若いイノセントな私」など、愛聴した往年のJポップと同じ感覚で・・・・・・

 彼女とは随分年代の差はあるでしょう、でもキューバの映画を観ても世代を越えた面白さと感動を感じることが出来る気がします。なかなか観る時間を作るのが難しいですが、来年もまた、宜しくお願いします。

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