日本の「ガラパゴス化」と昨日書きましたが、外国から見る、或は日本を愛する外国人のメッセージは傾聴に値し、今年も腑に落ちる場合が多かったです。
まずは、秋に東京で食事をしながら外資系金融機関の方から聞いた話、数題。
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< 変革の「アップル」三世代?! >
* アダム&イブ の「禁断の実」
* ニュートン の「落ちるリンゴ」
* スマホ の「アップル社」
< 経済の三大潮流 >
* シェアリング・エコノミー http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h27/html/nc242110.html
* サステナビリティ 「持続可能性」をビジネスモデルの中核へー>価値創造能力を強化
参考 ESG(Environment + Social + Governance)
* ソーシャル・インパクト・インベストメント まとまった採用から市民生活の改善へ http://andomitsunobu.net/?tag=%E3%82%A4%E3%
事例 http://andomitsunobu.net/?p=7703
< 4つのメガトレンド >
* BOP市場(Bottom Of Pyramid) http://mf.nobisiro.com/kihon/bop.html
* LOHAS(Lifestyles of Health and Sustainability) http://www.lohasclub.org/100.html
* グリーン成長 https://www.env.go.jp/policy/hakusyo/zu/h24/html/hj12010102.html
* 福祉国家の再編
<注目のポイント>
* マイクロファイナンス(グラミン銀行ほか) BOP(ボトム・オブ・ピラミッド)向けの金融システムー>貧困層が「被支援者から生産的な企業家へ
* 教育、保健医療、失業、環境、再生可能エネルギー等、社会課題の触媒的役割で市場を形成し始める
* 「助成金」から「投資」への概念進化
* 「社会貢献」と「経済的成功」の双方を実現しようとする「投資」
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次は、海外試合で活躍した方々のコメントにも、今の日本の低迷を脱却するヒントがあります。今年、ラグビーのワールドカップでの初戦、南アフリカを劇的逆転で破った日本チーム。そのヘッドコーチ、エディ・ジョーンズの言葉には説得力がありました。何の遠慮も忖度もなく、「試合に勝つ」目的に対して、的確に日本人社会の弱点を指摘しトレーニングに励み、同時に長所を伸ばすサイドワークも欠かしません、根底に日本を愛する気持を持ってことに臨む姿は美しかったですね。
* http://president.jp/articles/-/16452
今年10月に、シンガポールに行った時(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=24868)、これからの日本はコラボレーションの中で日本の良さを活かしていくことに展望が見出されると感じました。日本チームを日本人だけでやろうとする時代は終わっています、母国の代表を捨てて日本チームで活躍した外国人ラガーマンのように、魅力ある日本の風土を築き、人が集まるプラットホーム創りに注力する、エディのパフォーマンスを見ていて、私の立つフィールドでの希望を抱いた今年2015年でした。
1 月 8th, 2016 at 11:56 AM
[...] 私は昨年末のこの欄で書きました(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=25282)。その中の一節に、「『助成金』から『投資』への概念進化」と表現したのですが、その後、財団内で議論をすると、どうしても「投資」という言葉から連想する「金銭価値」みたいなイメージが、本来の意味するものとは異なった印象を与えるのでは、との疑問が提起され、私自身、なるほどなと思いました。秋山財団の宮原正幸常務理事は、この意を汲んで「種を蒔く人の育成~次世代へ『託資(タクシー?)』、社会変革『拓資(タクシー?)』、未来『種』(みらいだね!)、いのち『種』(いのちだね!)」と表現しました。 [...]