この6月から、私は「ワグナー・ナンドール財団(http://www3.ocn.ne.jp/~wagner/TOP.html)」の理事長に就任し、HPに掲載していますが、私なりの「志」を示しました(http://www3.ocn.ne.jp/~wagner/jigyounaiyou.html)。
ちよ前理事長は変わらずお元気ですので、これまでの活動は引き続き継続し、さらにワグナー・ナンドールの哲学、作品をより多くの世界の方々に知って頂くために、今、英語版のDVDを製作しています。先日、その英語版ナレーションを入れる作業が、長時間缶詰になってスタジオでありました。
歴史的事実をどの言葉で表現するか、たとえば、ハンガリー「動乱」か「革命」か。ハンガリーの地名、人名の発音・アクセントは適切か、間合いとか気持の入れ方は趣旨と会っているか、映像の流れにナレーションが調和しているか、とにかく数多くの視点からの「音入れ」、総合芸術のプロの領域を見学させて頂き、私たちの「思想」が問われる場面も多かったですね。ふだん、出来上がったDVDばかりを見ている私にとっては、それを「創る作業」を垣間見て、貴重なひと時でした。
これから最終の作業を経て、素晴らしい作品が出来上がるのが楽しみです。