安井耕一くん、ピアノリサイタル

Posted by 秋山孝二
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 もう8年も前になります、高校時代の友人、安井耕一くんの札幌でのリサイタルに足を運んだのは。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=2052

 先日は、久しぶりに連休の始まりに都合がついて聴きにいきました、素晴らしい円熟した演奏でした。

安井耕一くんのピアノリサイタル

安井耕一くんのピアノリサイタル

ベートーヴェン、シューマンほか

ベートーヴェン、シューマン、ブラームス

 チラシに書かれている彼の人柄がにじみ出る楽曲の解説は、ベートーベンの若い時代の作品について、シューマンのこだわりほか、興味深い内容でした。アンコールは3曲も弾いてくれて、特に最後の「トロイメライ」は、心に沁みましたね、マチュアな演奏とでもいうのでしょうか、本当に素晴らしいフィナーレでした。高校時代もそうでしたが、弾いた曲に対して自分流の解釈がきっちりできているというのでしょうか、意志を感じるのですね、彼の演奏には。

* トロイメライ https://www.youtube.com/watch?v=VToutJZE9G8

 終了後に楽屋にお邪魔して、本当に久しぶりの対面でしたが、教授職も基本的には退任されて時間も多少余裕ができ、札幌に滞在できる機会も増えたとか。公開レッスンも札幌はもちろん、全国数か所で続けているようです。これからは少しゆっくりお話もできるかと思うと楽しみです。上手とか下手とかを越えた別の次元の音楽の価値を感じられた時間でした。私たちの世代は、社会的にはそんな存在を期待されているのかな、と。少し飛躍した表現をすると、以前、歌手の加藤登紀子さんがおっしゃっていましたが、自分を評価してとか、応援よろしくお願いします、ではなく、評価されて欲しい人いらっしゃい、みたいな雰囲気なのでしょうね。