Lionel氏、3年ぶりで!

Posted by 秋山孝二
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 ここ3年間、コロナ禍の海外からの入国が難しく会っていなかったLionel氏、久しぶりの日本滞在中に東京で昼食をご一緒にしながら、この間の溜まっていたお話の機会があり、大変面白かったですね。同じコロナ禍・ロシアのウクライナ侵攻を体験しながら、違った立ち位置からのコメントは私にとって貴重です。

Facebookのプロフィール写真

 その中から幾つかを。

* スイスから日本への飛行機便、途中乗客の一人の体調が悪くなり、急遽北京空港に緊急着陸。その途端に一斉に全員が機内でマスクを付けることに、ゼロコロナ政策の徹底は機内にも及んでいた。

* 日本国の負債の累積が心配、少子化でしかもこれまでの累積財政赤字は全て後代負担、所得も伸びない低成長時代に若者が支払う原資をどこから見出すのか。国内の富裕層はそんな国から移住していくのではないか、事実、香港、大陸中国からヨーロッパ諸国にすでに移住は始まったいる。

* ヨーロッパ各国の政治状況、昔は左翼といえば工場労働者とかだったが、今では複数の国で公務員等が中心で環境・人権等の理想主義的理念の基づいて形成し、それに対していわゆるエッセンシャルワーカー、工場労働者は、日々の生活に困窮して右翼的発想になる傾向、基本的に国民の格差、移民・難民の広がりがその原因。各国は自国最優先の政策に回帰し、グローバリズムとの矛盾に行き詰っている感。

* ロシアのウクライナ侵攻について、ウクライナはこれまでにロシアとの様々な歴史的確執があり、建国後はまだ30年の国。西側メディアはプーチン叩きで溢れているが、ヨーロッパ諸国、アメリカはそれぞれの国の思惑で関わっているのが現実ではないか。アメリカは距離を置きながらひたすら武器輸出で武器見本市の意味合いも。

* 日本だけがコロナ禍の今もマスク着用をほぼ全国民が守っているが、ヨーロッパではもう誰もマスクなどしていない。以前からマスク着用の習慣が社会に定着している社会だからなのだろう。

 以上、思い出せるだけを書き留めましたが、私は10月のハンガリー訪問でも感じましたが、特にウクライナ問題の捉え方、難民・避難民への受け止め方は、地政学的に近いゆえの認識の違いを強く感じました。昨今、台湾問題に関するフォーラムでも理解しましたが、ウクライナ問題を台湾有事に置き換えると、アメリカのスタンスが容易に想像できて、日本が巻き込まれるどころか対中国との当事者になりかねない、そして今、武器購入ほか防衛費の増額方針もアメリカの影を感じ大きな方向性の誤りだと思わざるを得ませんね。

 日本国内の論評、マスメディア報道だけでは、大きな歴史の転換点を見誤る気がします、これからも幅広くこれまでのネットワークを活かして正しい現状認識につとめたいものです。

Eテレ『ブラッドが見つめた戦争』

Posted by 秋山孝二
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 2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻から今日まで、メディアでは様々の報道がされていますが、ウクライナ国内でのジャーナリスト他の方々の人生を追いかけた番組は特に興味深いものがあります。

NHK・ETV特集『ブラッドが見つめた戦争~あるウクライナ市民兵の8年(https://ortus-japan.co.jp/2022/10/31/%E3%80%9011%E6%9C%885%E6%97%A5nhk-e%E3%83%86%E3%83%A』もその一つでした。

~~~~~~~~~~~NHK教テレビHP番組HPよりhttps://www.nhk.jp/p/etv21c/ts/M2ZWLQ6RQP/episode/te/RKJV24KQQ1/

 ウクライナの戦争の最前線で映像を記録・発信している市民兵がいる。ヴォロディーミル・デムチェンコ。2014年の「マイダン革命」をきっかけに、仕事をやめて軍に志願。ドンバス地方の戦闘に参加したのち世界放浪の旅に出たが、今回ロシアの侵攻が始まると、再び一市民兵として志願した。私たちが入手した彼の映像日記は500時間を超す。番組では、この長尺の記録を通じて、ひとりのウクライナ青年の8年間の心の軌跡を描く。

~~~~~~~~~~~引用おわり

 2014年のクリミア侵攻時にカメラマンの身で兵士を志願し、一度はごく普通の市民に戻り世界を取材した後、再度今回のロシアによる侵攻で戦闘の激しい南部に志願する姿、郷土、国を愛する本来の強い意志に引き込まれます。この番組はNHK新人ディレクターが制作したもののようですね、素晴らしい着眼です。

 8月のNスぺ『戦火の放送局』に続いての優れた番組でした。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=44845

 こちらは別のNHKの番組だったかもしれませんが、ヨーロッパの対ロシアとの関係で、ハンガリーのオルバン首相のこの間の動きを紹介していました。2014年オルバン首相の記者会見に同席していたテーケシュ・ラスローさんを見つけました。つい先月、ハンガリーのブダペストで久しぶりにお会いしましたが、確かこの会見時はEUの評議員だったと思います。

* テーケシュ・ラスローさん関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%82%B7%E3%83%A5

 いずれにせよ、今ヨーロッパはエネルギー・食ほか大きく歴史的大転換を迎えている気がします。

朗読会@益子、感動!

Posted by 秋山孝二
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 ワグナー・ナンドール・アートギャラリー(http://wagnernandor.jp/mobile/wnag.htmlでは秋季展が始まっています。

 今回は、昨年10月29日に亡くなった和久奈ちよの一周忌を踏まえて、五角堂併設展は「ワグナー夫妻の日々」企画となっています。普段、事務棟横の祈りの部屋に掛けられている絵画「夫婦」も、特別に移設して展示しています。また、二週間前にハンガリーで開催された「ワグナー・ナンドール生誕100年展」の様子も、江原評議員のご尽力で編集されて放映しています。

五角堂特別展

五角堂併設展

先日のハンガリーでの特別展のう様子も

先日のハンガリーでの特別展の様子も

 そして先日は、哲学の庭横で『朗読会・ワグナー・ナンドール物語』を開催しました。2008年に幻冬舎から出版された下村徹先生著『ドナウの叫び』をベースにした2時間のフルートと朗読の熱の入ったコラボです。この10月23日は、1956年ソ連がハンガリーに侵攻してきた記念すべき日です、この日にこの企画を選んで頂いた沼尾さんに感謝ですね。日本の教科書では「ハンガリー動乱」と記述されていますが、ソ連邦崩壊後は、ハンガリー国民も「ハンガリー革命」として後世に伝えています。今、ウクライナ情勢を鑑みて決して20世紀の出来事として仕舞う訳にはいきません。

* 朗読 沼尾ひろ子さん(https://www.hirokonumao.com/

* フルート 高橋詩織さん(https://www.musikolor.com/

 屋外の会場は予想を遥かに上回るお客さまで、駐車場も満杯。終演後は皆さま口々に感動したとのお言葉で嬉しかったですね。

大勢のお客さま

大勢のお客さま

 スペシャル企画で原作の下村徹先生、ワグナー・ナンドール財団評議員でもご尽力して頂いていますが、沼尾さん、高橋さんとのアフタートークも大好評でした。

 全て終了後には下村ご夫妻を囲んでの記念撮影、秋の益子を背景に素晴らしいひと時でした。

終演後に記念撮影

終演後に記念撮影

3年ぶり、ハンガリーへ 2022(10:最終)

Posted by 秋山孝二
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 今回のハンガリー出張は、昨年ちよさんが亡くなってから初めての訪問で、皆さんにはお世話になった御礼の意味も込めてご挨拶と思っていました。そんな中、次の世代にしっかりと繋がる方々との出会いも多く、持続可能な今後の活動に明るいメッセージを受け止めました。

3Dによる制作の方

3Dによる制作の方

お父さまの代からの契約カメラマン!

お父さまの代からの契約カメラマン!

 今回、ハンガリーの方々とのお話で幾つか印象的だったことを最後に書き留めます。

* 3Dによる野外彫刻の室内展示の初めての試みは大成功

* 「彫刻」は、多くの方々に観られて彫刻自体の価値が深まり、多様になり、「成長していく」もの

* ハンガリーは港がない国、エネルギーは全てパイプラインに依存せざるを得ない

* ウクライナは国としての歴史はわずか30年、世界の報道はアメリカからのものに偏っているのでは

* これからの活動は、作品の『見える化」が重要、関係者への取材を短編動画にする等のビジュアル化を実現

 そして、前回に続き道中ご一緒だった江原稔さん、100年記念展示のオープニング式典のライブが中止になり、日本の皆さんには動画による後日配信の重要性が高まり、一連のイベントを丹念に記録されていました、お疲れ様でした。ひとまず今回の報告はこれで終わりにします!

3年ぶり、ハンガリーへ 2022(9)

Posted by 秋山孝二
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 今回の3年ぶりの訪問は、何かと話題が多く、なかなか語り尽くせないのが残念ですが、そろそろ終わりに向けて話題を絞らなければなりません。

 先ずはハンガリーの企画で、ちよさん亡き後、和久奈ナンドール・ちよの一対の胸像をハンガリーと日本で建立しようというものです。その一つが今回の『生誕100年祭』にお目見えしました。そして、彫刻家のアトリエを訪問して日本に送られる予定のもう一対の胸像とも対面しました。

 右端の彫刻家の方のアトリエで。日本でどう配置するかを意見交換しました。

制作の彫刻家のアトリエで

制作の彫刻家のアトリエで

 次はキッシュさんのご自宅で今後の財団の事業展開について打ち合わせを。私も数回泊めて頂いたり、ちよさんは長期滞在を何回もしていました。今日のワグナー・ナンドール作品の再評価があるのは、偏にキッシュ・シャンドールさんのご尽力によるものです、感謝しかありません。奥様のイロナさん、娘さんのレイカさん、皆さん日本語の権威で素晴らしいです。

 最終日、空港に行く前に、昨今話題の日本人建築家の藤本壮介さん設計の新しい建物『音楽堂』です。今回の展示会開催の現代美術館のすぐ近く、大勢のお客さんが並んでいました。

* https://architecturephoto.net/109540/

 その隣にも奇抜な建物&公園?!弧を描いている建物です!!!!

 とにかく歴史的建物と現代のイノベイティブな建物が混在している懐深いまちづくりと言えるのでしょうね。

3年ぶり、ハンガリーへ 2022(8)

Posted by 秋山孝二
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 ヘレンド訪問の後はそこからほど近いSOMLO(ショムロー)のワインセラーで試飲会、ここは白ワインで有名なワインの産地で、これまで数々の輝かしい賞を受賞しています。

ショムロー山を背景にしたワイン畑

ショムロー山を背景にしたワイン畑

ここの社長から直々の各ワインの物語!

ここの社長から直々の各ワインの物語!

 カウンターには近所の方か、ボトル持参でワインセラーのタンクから直接量り買い!

 更に奥の室の中でもまた試飲です、タンクと樽が併設。

 最後にはショムロー山のふもとまで車で登ると火山の跡の柱状節理、眼下には一面の見事なブドウ畑!

3年ぶり、ハンガリーへ 2022(7)

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 今回のハンガリー訪問の公式行事は終了し、この日はヘレンド社とショムロー地域でのワインテイスティングでした。あいにく午前中予定のヘレンド社は、折からのエネルギー価格高騰の状況下、展示場等が数日前から閉鎖されていたので、外からの見学でした。私はこれまで二回ここの工房・作品展示場を訪問していますが、歴史に裏付けられた確かな技術というのでしょうか、どっしりとした企業風土、しかしながら実にオシャレな雰囲気をいつも感じます。

ヘレンド社の工房群

ヘレンド社の工房群

 建物のこんな所にもデザイン性を感じます。

建物の四隅に動物の彫刻が!!

建物の四隅に動物の彫刻が!!

 今回は残念ながら工房の中は見学できませんでしたが、抜けるような青空の下、逆にこれまで気が付かなかった外壁等のデザインに注目できて面白かったですね。

3年ぶり、ハンガリーへ 2022(6)

Posted by 秋山孝二
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 オープニング式典の後、場所をホテルに移して関係者による直来(懇談会)です、常連の皆さん、次の世代の子供たちも、リラックスでした。

 何回でも乾杯です!!!

若い世代のいいですね!

若い世代のいいですね!

 今回も出ました、定番のパーリンカ!!赤ワインとともにハンガリーの心です!

 そして、今回もまたまた出ました『母子像ふるさと』爆弾ケーキです。

* 2012年ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=14710

* 2017年ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=31598

 カメラマンの彼のフットワークは実に軽い、お父さまが今年亡くなられた後、私たちのほぼ専属カメラマンとなってくれています。

 ここに集まった方々が、ハンガリーでのワグナー・ナンドールの作品と業績を支えてくれています、感動の時間でした。

3年ぶり、ハンガリーへ 2022(5)

Posted by 秋山孝二
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 翌日いよいよ今回のメインイベント、午後5時から『ワグナー・ナンドール生誕100年特別展』のオープニング式典です。

* https://culture.hu/jp/tokio/articles/Wagner-Nandor

 午前中にはこのブダペスト現代美術館のSzego Gyorgy芸術監督を表敬訪問し、この度の特別展示会開催の御礼と日本におけるワグナー夫妻の創作活動についてご説明しました。

 その後、メディア関係者向けの内覧会があり、テレビ・ラジオ・専門誌等の方々がキュレーターのReka Fazakasさんの説明で展示会場を順番に内覧し、質疑応答も熱心なやりとりでした。

 夕方5時からは予想を上回る300人以上のお客様がご来場、先ずは展示のご紹介を。

創造活動の国々

創造活動の国々

 式典では、大鷹正人駐ハンガリー日本大使のご挨拶に続いて私も主催者の一人としてちよの遺影と共に登壇しました。

 大鷹大使は岩手県のご出身、祖父・父と代々外務省官僚としてご活躍されました。

 そして、あのTőkés Lászlóご夫妻もルーマニアからご出席して頂きました、ルーマニアのチャウシェスク政権崩壊の発端となった「ティミショアラ集会」の当事者です。

* Tőkés Lászlóーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%BA%E3%83%A

大勢の参加の方々!

大勢の参加の方々!

 式典の後、美術館ロビーでは簡単な懇親パーティも。

今回の功労者の方々

今回の功労者の方々

 私も便乗して記念撮影!!

 終了後に外に出てみると何とも言えない夕焼けでした。

 長い一日でしたが、一つの歴史を刻んだ実感を得ました、ここまで漕ぎ着けた関係者の皆さんに心から感謝致します、ありがとうございます!

3年ぶり、ハンガリーへ 2022(4)

Posted by 秋山孝二
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 3日目午後は、ワグナー・ナンドール作品『モーゼ』が建物正面に建立されているブダペスト南のドナウ川沿岸、ドゥナウイバーロッシュ市のカソリック教会を訪問、大変大きな建築でした。

ハンガリー地図

 正面の入り口広場に『モーゼ』像が。ちよさんにより日本の栃木県益子町から船便と陸送で贈られました。この像はワグナー・ナンドールの作品としては二番目、一番の母子像は街なかの映画館前の庭に建立されています。

 神父さんのご理解により、この像が建立されました。直前に通訳のエステルさんから聞いたのですが、彼女が赤ちゃんの時に洗礼を受けた神父さんだったとか、実に不思議な縁ですね。

 この町は、第二次世界大戦中に爆撃で被害を受けましたが、戦後、ハンガリー人民労働者党中央委員会は、1949年に鉄鋼コンビナートで重工業に従事する労働者のための住宅を建設することを決め、1950年代に五カ年計画で始まった都市建設において、市はスターリンの都市を意味するスターリンヴァーロシュ(Sztálinváros)と呼ばれたそうです、今もその名残の集合住宅が立ち並んでいます。町に入るなりこれらの集合住宅を見たので、スターリン時代の影響だなと私自身感じました。ハンガリー人にとっては悪しきソ連時代の遺物なのかもしれません。

 教会内は素晴らしい多数のステンドグラス、日中は陽の光で鮮やか、夜は内側の灯りで外からの景観が素晴らしいようです。このステンドグラスの制作者がつい先日お亡くなりになったそうです。

 ワグナー・ナンドールの作品は、ハンガリー、ルーマニアのそれぞれ縁のある土地に建立されて、これからもその土地・人々とともに生き続けるのでしょうね、野外彫刻という価値の力強さにあらためて感動する日々です。

3年ぶり、ハンガリーへ 2022(3)

Posted by 秋山孝二
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 ハンガリー3日目は、セーケシュフェヘールバール市とドゥナウイバーロッシュ市訪問です。

 セーケシュフェヘールバール市は、これまでも何回か記事を書いています、今年も午前10時から、ワグナー・ナンドール作の『ハンガリアンコープス』が設置されている公園での戦没者慰霊祭、市長ほか議会関係者は例年通り出席しましたが、ただ、コロナ禍で軍隊・学校の生徒たちは不参加、音楽隊も無しでかなりコンパクトな式典となりました。私は昨年10月に亡くなった叔母の和久奈ちよの遺影とともに参列して花輪を捧げました。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%98%E3%83%

ホテルの前庭

早朝のセーケシュフェヘールバールのメインストリート!

早朝のセーケシュフェヘールバールのメインストリート!

ミルク売りのおばさん!

ミルク売りのおばさん!

 ホテルでの朝食時、キッシュ・シャンドールさんと。

式典開始前、生徒代表も

式典開始前、生徒代表も

ちよさんもご一緒に!

ちよさんもご一緒に!

3年ぶり、ハンガリーへ 2022(2)

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 二日目はそれ以降の密な日程に備えて、郊外への気分転換の一日、貴族のMoric Sandor伯爵の住まいだった大邸宅、午後にはワイン産地を訪問です。

* Moric Sandor(https://hu.wikipedia.org/wiki/S%C3%A1ndor_M%C3%B3ric

 門の前で通訳のエステルさんと記念写真、広大な敷地に大きな館も。

門の前で通訳のエステルさんと

 門をくぐって抜けると見事な中庭と館の裏も立派です。
館の中庭
館の中庭

 館の奥には広大な緑が広がっています、農地にもなっていたようです。

 そして、その昔、馬車が着く館の正面玄関。

 正面玄関には馬に颯爽と乗るここの主人Moric Sandorの姿も、「デビルライダー」の異名を取るほど!

 二階に上がると大広間。天井にはたくさんの壁画も、乗馬とともに特にこちら?の方も盛んだったようです。

 午後は、白ワインの産地でほど近い町ETYEKで遅めの昼食をゆっくりと。

 ここでキッシュ・シャンドールさんが、ワグナー・ナンドールとの出会いからの話をしていると、通訳のエステルさんが急に空を見上げて「虹が出てますっ!」て叫んだのです。見上げると写真では上手く撮れていませんが、空に丸く虹が見えるではありませんか、まるでナンドールが天から覗いているかのようで不思議な瞬間でした。

 毎回ハンガリーを訪問して感じるのですが、地政学的にも歴史的にも分厚い物語がびっしりと詰まっている土地柄、どこを訪問してもそれぞれの人々の歴史と営みが印象的で、今回もまた貴重な時間となりました。

3年ぶり、ハンガリーへ 2022(1)

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 今回の3年ぶりの海外出張は、ハンガリー・ブダペストで開催される『ワグナー・ナンドール生誕100年記念展示会(http://mucsarnok.hu/exhibitions/exhibitions.php?mid=vDptk9njGpl36mY3LTr3lG』のオープニング式典ほか、ワグナー・ナンドール記念財団(http://wagnernandor.jp/)が関係するイベントへの出席とお世話になった方々との訪問・意見交換が目的です。

 道中、合計16時間の飛行機の旅を終えて、先ずはブダペスト到着後にホテルにチェックイン、昼食後に『英雄広場(https://amazing-trip.xyz/t-blog/heroes-square/』側の会場「ブダペスト現代美術館(http://mucsarnok.hu/index1.php」に行き、準備の様子を見に行きました。正面玄関はエントランス階段が修復中ですが、展示会場は一番奥まった素晴らしい場所、記念展示の大きさに胸が躍りました。

修復中の階段はかなり昔の遺跡

修復中の階段はかなり昔の遺跡

裏正面と側面

裏正面と側面

 早速展示会場に足を運ぶと初日まであと3日にもかかわらずこの程度の仕上がり、果たして本番開始までに完成するのか一抹の不安を正直抱きました。メインの『哲学の庭』8体は3Dのレプリカですが、色合いも含めて実によくできていました。

台座も塗装の最中、まるで本物!!

台座も塗装の最中、まるで本物!!

 日本での活動プースでは日本の栃木県益子町にある『ワグナー・ナンドール・アートギャラリー(http://wagnernandor.jp/mobile/wnag.html』から取り寄せたオリジナルの図面を基に、地元ハンガリー的な解釈を入れての『茶室』の復元です。こちらもまだまだ段ボールによる木組みだけの仕上がり、率直に言って、障子を含めた建物の高さ・太さがどこか少しずつ違和感がありましたね。

 これまでもそうでしたが、ハンガリーの皆さんの仕事の運び方は、日本人から感覚からは準備の段取りもゆっくりで大丈夫かと思うのですが、必ず本番にはきっちり仕上げてくる、そんなスタイルがまた興味深いですね。いずれにせよ、オープニングを間近に控えて、ワクワク感が高まってきたブダペスト到着初日でした。

3年ぶりの国際線!

Posted by 秋山孝二
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 10日ぶりにブログ再会です、実は3年前にも同じようなことがありました。

* 3年前ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=36847

 今回、ハンガリーブダペスト市で大きな主催するイベントがあり、3年ぶりに国際線の飛行機便での出張でした。パスポートは20206月に10年用を更新して新しくしたばかりで新型コロナ感染蔓延を迎え、今回はこのパスポートでの初めての海外へ、何かと予約からチェックイン、出国等、機械化も進み、勘が鈍って浦島太郎状態に我ながら戸惑う場面もありました。 ただ、コロナ予防体制が緩和されたとは言え、国際線ロビーはかつての賑わいにはまだまだ遠く及ばず、閑散としていました。

羽田空港国際線コンコース

羽田空港国際線コンコース

 ブダペスト行きの乗り換えはフランクフルト。乗り換え便までの地下通路の長いこと!!

両サイドには流れる写真が延々と!

両サイドには流れる写真が延々と!

 行きのヨーロッパへの飛行ルートは、ロシアのウクライナ侵攻による影響で、アラスカからカナダ北部を通り、グリーンランド、アイスランド上空からイギリス東部を抜けてフランクフルトです。ソ連崩壊後はロシア上空を抜けるルートが通常でしたが。今回は昔のルートより更に迂回しての初めて飛行でした。記憶に残る行きのルートでした。

ハンガリー文化センターで!!!

Posted by 秋山孝二
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 東京のリスト・ハンガリー文化センターで『日本の中のハンガリー人アーティストが見た:和の心』が開催されましたhttps://culture.hu/jp/tokio/events/Hungary-in-Japan-Exhibition

* これまでのハンガリー関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%83%BC

 私たち日本人が気が付かない視点からの『和の文化』の解釈、大変斬新で変化に富んだ作品の数々でした。

 先日は、そのオープニングパーティにここのナジ・アニタ館長からご招待を受けて出席しました。冒頭にそれぞれのアーティストの大変丁寧なご紹介があり、それに続いてのバイオリン演奏、ハンガリーに因んだ曲のメドレーでした。

 一連のプログラムの最後は乾杯の発声、当日、アニタ館長から依頼を受けて、ワグナー・ナンドール記念財団理事長として私がすることになりました。

 更に、アニタ館長のご案内によると、10月7日のワグナー・ナンドール生誕100年の記念展示がブダペストでオープンされた後は、当日集まった日本で暮らすアーテイストの大先輩としてのナンドール作品もこの場に加えて展示する予定とのことでした、嬉しいですね。

『バタフライエフェクト』(4)

Posted by 秋山孝二
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 「映像の世紀」シリーズ4回目、『スペインかぜ 恐怖の連鎖』(https://www.nhk.jp/p/ts/9N81M92LXV/episode/te/J5PYJ1PQKX/は、今の新型コロナワクチンにも通じる歴史とその研究者たちの地道な先駆的研究の足跡を報じていました。スペイン風邪の世界的蔓延がアドルフ・ヒットラーの登場に繋がり、研究がワクチン開発と細菌兵器開発の光と影を生みました!!

 百年前、米カンザス州の陸軍基地で広まったスペインかぜは、第一次世界大戦へ向かう兵士たちと共にヨーロッパへ渡り4千万人の命を奪い、さらにパリでの講和会議の最中に米大統領ウイルソンが感染したことで歴史が大きく変わります、ヒットラーの台頭です。一方、スペインかぜの最前線で闘った米ペンシルベニア大学は感染症研究の中心地となり、ハンガリーから来たカタリン・カリコ博士との出会いを経て、コロナワクチン『mRNA』開発へとつながっていきます。カリコ博士は人工的に作り出した遺伝物質『mRNA』の医療への応用の道をひらき、ファイザーなどの新型コロナウイルスワクチン開発に大きな貢献をしたことで世界的に知られる研究者です。

 当時のペンシルベニア大学

 先月、バイオ企業「ビオンテック」上級副社長のカタリン・カリコ博士が来日し、ウイルスの感染拡大が続く中、今後はさまざまな変異ウイルスに対応できるワクチンが重要になるとして、次世代のワクチン開発を進めていることを明らかにしました。科学技術の分野で優れた業績を挙げた研究者に贈られる『日本国際賞』の今年の受賞者の会見が行われ、新型コロナウイルスワクチンの開発に貢献したカタリン・カリコ博士ら3人が出席しました。

* 「日本国際賞」ーー> https://www.japanprize.jp/prize.html

 「日本国際賞」は、国際科学技術財団が科学技術の分野で、人類の平和と繁栄に貢献する優れた業績を挙げた研究者に毎年贈っている賞で、カタリン・カリコ博士は「もともとはワクチンを作ろうとしていたのではなく、mRNAを医薬品に使いたくて研究を続けてきた。新型コロナウイルスのワクチン開発は利益のためではなく、倫理的な義務感からだった」と話しました。

* 受賞者:カタリン・カリコ博士ーー> https://www.japanprize.jp/prize_prof_2022_kariko.html

 駐日ハンガリー大使館でパラノヴィチ・ノルバート大使と面談、パラノヴィチ大使にはワグナー・ちよが大変お世話になりました。

* パラノヴィチ・ノルバート大使関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E9%A7%90%E6%97%A5%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%83%BC

和久奈ちよ お別れの会

Posted by 秋山孝二
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 10月29日に亡くなった私の叔母・和久奈ちよの「お別れの会」を先日、ワグナー・ナンドール記念財団葬として栃木県宇都宮市内で催しました。コロナ禍の中、大勢の皆さまにご臨席頂き、ちよと縁のあるある皆様からの心温まるお言葉、歌、演奏を頂き、また、ちよの生前のインタビューDVDも放映しました。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=42836

祭壇と献花台

祭壇と献花台

 当日は、駐日ハンガリー大使館のパラノビチ・ノルバート特命全権大使閣下も急遽駆け付けてお言葉を頂きました、ナジ・アニタ参事官の心温まるエピソード、福田富一栃木県知事、横田清泰益子副町長、ハンガリー・ブダペストからいらっしゃったキシュ・シャンドールさん、友人代表の瀧沢久子さん、それぞれの思い出を語られて、私自身、胸が熱くなりました。

 その日の夜の地元テレビニュースでも報道され、翌日の下野新聞、数日後の読者の欄にも掲載されました。

 今回の財団葬、準備期間が短い中、財団関係者のご尽力に感謝します。新しい年、ちよ亡き新しい体制でワグナー・ナンドールとちよの思いを多くの皆さまにお伝えできるように頑張って参ります!!

 以下は当日の私の御礼の言葉です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 本日は、師走、コロナ禍の中、このように大勢の皆さまに「和久奈ちよ お別れの会」にお運び頂き、主催者を代表して心から御礼申し上げます。また、ご供花、ご香典、弔電等のお心遣いにも重ねて御礼申し上げます。宇都宮東武ホテルグランデ・スタッフの皆さまには、栃木県のコロナ対応ガイドラインに則っての会場設営に感謝申し上げます。

 和久奈ちよの人生、一言で申し上げれば「波瀾万丈の人生」と言えるのでしょうか。私自身の幼い頃のちよのイメージは、両親の愛情をたっぷり受けた本当に優しい笑顔の叔母でした。その後の結婚と10年での別れ、それ以降は先ほどの映像でちよ自身が語っていた通りです。50年近く前の私の結婚式には益子町に移住して間もない二人が出席してくれました。

 益子町でのナンドールとの創作活動は、ちよにとっても生活そのものであり、特に1997年ナンドールの没後から作品の広報、再評価の活動は目を見張るものがありました。

 16年前から東京の聖路加レジデンスと益子の二拠点居住生活、2年半前に聖路加病院の心療内科で初期の認知症診断を受けて以来、大橋サービスの須田山ツギ子さんに24時間付き添って頂く暮らしが始まりました。

 今年2月に、ちよが部屋で腰を打って病院で受診し、念のために幾つかの検査をしたところ、すい臓頭部にがんが見つかりましたが、その後も毎日変わらぬ日常生活を送っていました。8月に痛みが続き聖路加病院緩和ケア病棟に入院し、積極的治療は行わないという強い意志を貫き、入院79日目となる1029日朝、本当に眠るように穏やかに静かに息を引き取りました。

 この間、聖路加レジデンスのスタッフの皆さま、聖路加国際病院心療内科の太田先生、緩和ケア病床の林先生、長先生ほか病棟看護師の皆さま、当財団堅田憲弘さんには大変お世話になりました、この場を借りて心より御礼申し上げます。そして、何といってもちよの人生の最期まで本当に献身的に寄り添って頂いた須田山ツギ子さん、ありがとうございました。

 今後は、財団関係者は気持ちを新たに、ワグナー・ナンドールとちよの平和を願う思いを受け継ぎ、さらに地元栃木県の皆さまはもちろん、全国、世界に、二人の思いを拡げていくことを皆さまにお誓い申し上げて、私の御礼の言葉と致します、本日のご臨席、誠にありがとうございました。

ブダペスト名品展 2021

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 10月に駐日ハンガリー大使館で開催されたレセプションでパラノビチ大使からご紹介のあったパナソニック汐留美術館で開催中の『ブダペスト国立工芸美術館名品展~ジャポニスムからアール・ヌーヴォーへ
https://panasonic.co.jp/ew/museum/exhibition/21/211009/ex.html
』、コンパクトな中に100年以上前の作品等、大変見ごたえのある展示の数々でした。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=42727

 展覧会は、日本の美術を西洋がどのように解釈したか、そして日本の美術や工芸がどのようにして西洋に影響を与えたか、そのありようを19世紀末から20世紀初頭までの工芸作品の作例を通じて辿るものでした。「ジャポニスム」と「アール・ヌーヴォー」をテーマに、ブダペスト国立工芸美術館のコレクションからエミール・ガレ、ルイス・カンフォート・ティファニーらの名品とともに、ジョルナイ陶磁器製造所(https://hungaryfun.com/blog/4644などで制作されたハンガリーを代表する作品群を含めて約170件(約200点)を紹介していました。

 ハンガリーのジョルナイ陶磁器製造所はヘレンドと並んで有名ですが、パラノビチ駐日大使はここペーチのご出身と先日のご挨拶の時にもお話をされていました。

 先日は、先月ハンガリーからお越しになっているキシュ・シャンドールさんもご一緒に観ました。

和久奈ちよ、逝く

Posted by 秋山孝二
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 私の叔母の和久奈ちよが10月29日午前9時57分、すい臓がんで眠るように静かに逝きました、91歳でした。ここにお知らせすると共に、生前お世話になった皆様に心から感謝申し上げます。つい2か月前にハンガリーから叙勲の栄に浴しました。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=42273

 コロナ禍、栃木県への遺体の移送も難しく、二日後の31日に東京都内で内輪で葬儀を済ませました、たくさんの方々に最期までお心遣いを頂きながら礼を欠いたことをお詫び申し上げます。

駐日ハンガリー特命全権大使のパラノビチ・ノルバートさまもご参列

駐日ハンガリー特命全権大使のパラノビチ・ノルバートさまもご参列

 栃木県宇都宮市で『お別れの会』を12月11日に財団葬として開催する予定です、下記がその告知です。

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当財団設立者・理事

和久奈ちよ 入院加療中のところ、十月二十九日午前九時五十七分、享年九十一歳をもって永眠いたしました。

ここに生前のご温情を深謝し謹んでお知らせ申し上げます。通夜ならびに葬儀は近親者にて相済ませました。

なお「お別れの会は財団葬をもって下記の通り執り行います。平服にてお越しくださいますようお願い申しあげます。

―、日 時 十二月十一日(土)午前十一時~十二時三十分

―、場 所 宇都宮東武ホテルグランデ(宇都宮市本町五ー十二)

https://www.tobuhotel.co.jp/utsunomiya/

令和三年十一月十五日 芳賀郡益子町大字益子四三三八

施主 公益財団法人ワグナー・ナンドール記念財団

代表理事 秋 山 孝 二

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 内輪の葬儀を終えて、今ちよの遺骨は栃木県益子町の『ワグナーナンドール記念財団』内の祈りの室に夫ナンドールの横に安置されています。

『ハンガリー革命』記念日 2021

Posted by 秋山孝二
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 10月22日に東京のハンガリー大使館で、1956年に起きたソビエト軍の撤退を要求した市民蜂起を記念する『ハンガリー革命記念日レセプション』が開催されました。

 「1956年ハンガリー革命」、日本では「ハンガリー動乱」と言われていますが、この革命は、1956年10月23日、当時大学生がソビエト連邦の権威と支配に対して始めたハンガリー全国規模の革命と独立運動です。当時の様子は以下の写真でご覧ください。

 ソビエト軍(当時)の戦車が北から侵入してきました。

 蜂起はソ連軍に鎮圧され、当時革命は失敗とされましたが、後に今日の自由な発展したハンガリーとなることに大きく貢献したことは明らかです。

 レセプションは、コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインに従い、参加者の数を減らして開催されました。 参加者は、パラノビチ・ノルバート在日本特命全権大使によるスピーチで歓迎され、赤白の素晴らしいハンガリーワインとオードブルを楽しみました。

 冒頭のパラノビチ・ノルバート大使のご挨拶は、流ちょうな日本語で力強く語られました。「昨年は中止となり二年分のご挨拶で少し長くなります!」と掴みで笑いを取りながらも、10月23日に始まったこの抵抗運動が、今のハンガリーの礎を築いていることを誇り高くお話になりました、素晴らしいスピーチ!!

 この日用意されたハンガリーのワインは本当に素晴らしいです、ロットが小さいので日本に輸入されるものは限定されていますのでこういった機会に飲めるのは最高です、駆け付け赤白それぞれのグラスをテイスティング、いや、味見にしてはしっかり飲んでしまいました。

 当日その場にいらっしゃったスタッフによると、この赤ワインが最高とか、大使館にもあと一本しかないと!次にハンガリーに行く時はまたトライしてみたいですね。

 更には、ブダペスト国立工芸美術館名品展のご案内も。芸術文化の香り高いハンガリーのひと時でした。

* ハンガリー関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%83%BC