『バタフライエフェクト』(14)

Posted By 秋山孝二
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 映像の世紀『バタフライエフェクト』シリーズ、今回は『映像プロパガンダ戦』です。プロパガンダというと政治利用をすぐに思いつきますが、映画の世界でもいくつかの作品が有名です。

* 映像の世紀『バタフライエフェクト』シリーズーー> https://www.nhk.jp/p/ts/9N81M92LXV/

~~~~~~NHKホームページより
 「映像は嘘をつく」。AIを駆使したフェイク映像が大統領選挙や戦争の行方すら左右している。映像プロパガンダ戦の始まりは、百年前、ソ連のある若者が日本の漢字の不思議さを知ったことに遡る。部首の組み合わせが別の意味を生む不思議さ。彼の名はエイゼンシュテイン。映画監督となり、映像を組み合わせる革命的な表現手法を編み出した。しかしそれはナチス、アメリカ、日本も含めた、国家的プロパガンダ戦へと広がっていく。
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 エイゼンシュテインの発見がそもそもの始まりなのでしょうか?

 ナチスドイツではゲッペルスが有名ですね。

 広く世界で上映されたこちらの映画も「プロパガンダ」とか。

映画『カサブランカ』

映画『カサブランカ』

* 映画『カサブランカ』ーー> https://www.youtube.com/watch?v=GGxAOtNe9iQ

映画『戦艦ポチョムキン』

映画『戦艦ポチョムキン』

* 映画『戦艦ポチョムキン』ーー> https://www.youtube.com/watch?v=FeNIzuUkds8

 映画には心を動かす力がある分だけ時の政府に利用されるツールとして使われるのでしょうね。日本国内の歴史を振り返るとすぐに1940年代の戦時の「大本営発表」が頭に浮かびますが、今では、日々流れるテレビニュースもその危険性があります。昨今の公共放送のニュース番組は殆ど観る気がしません。ただ、ドキュメンタリー番組は豊富なアーカイブスに裏付けられてスタッフの方々のご尽力による鋭い分析・検証により、見応えがあります。是非、これからもこんな番組作りを続けて頂きたいものです。

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