新渡戸稲造 in 東京女子大学

Posted By 秋山孝二
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小雨の降る中、東京都杉並区にある東京女子大学(http://office.twcu.ac.jp/info/index.html)キャンパス内、「新渡戸記念室:http://www.twcu.ac.jp/aboutus/archives/nitobe.html」を訪問しました。先月の盛岡、十和田についで、「新渡戸稲造の足跡を訪ねてシリーズ」とでも言いましょうか、

東京都杉並区・東京女子大学本館

東京都杉並区・東京女子大学本館

正面玄関・新渡戸記念室の案内も

正面玄関・新渡戸記念室の案内も

1階ホールからの階段、記念室は2階

1階ホールからの階段、記念室は2階
パンフレットから

パンフレットから

 秋山財団の新渡戸・南原賞(http://www.akiyama-foundation.org/history/history_02)運営委員である湊晶子先生から、一度訪れるようにとのご案内を頂いていましたが、今回やっと時間が取れて足を延ばすことができました。とにかく西荻窪のキャンパスは雨の中、静寂を保って優雅でしたね。あらかじめ見学希望を伝えていたので、総務部の方に正面玄関までお迎えに来ていただき、正面2階の新渡戸記念室をゆっくり見学致しました。

 湊晶子先生は東京女子大学・前学長で、これまで何回か掲載しています。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=8942

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=7346

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=5961

 創立期の3人(http://www.twcu.ac.jp/aboutus/spirit/founder.html)、新渡戸稲造、安井てつ、A.K.ライシャワーのご功績、書簡、関連展示等、見識の高さにあらためて時代が創り出す人材の大きさに感動しました。「リベラル・アーツ教育」を変わらぬ理念として、日本の高等女子教育の発展に寄与してきました。創立90周年記念事業のひとつとして、大学の原点に立ち返るとともに、将来への展望を広げることを願って、2009年にこの大学資料展示室を開設したと、パンフレットに書かれています。

 アントニン・レーモンド設計の大学キャンパス内の多くの建物は、登録有形文化財であり、空間そのものが歴史を刻んでいる、素晴らしい雰囲気でした。

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