レラ・フォーラム第7回~アフリカから見える世界~

Posted By 秋山孝二
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 酪農学園大学http://www.rakuno.ac.jp/は、黒澤酉蔵が唱えた「健土健民」思想、および学理に基づく実学教育を理念としています。

牛も歓迎してくれます

牛も歓迎してくれます

 

環境システム学部の森川純教授http://www.seeds-rakuno.com/seeds_detail.php?id=147の教え子たちが主催する「レラ・フォーラム」は、先日の例会で第7回を迎えました。今回も1年生から4年生の学生と社会人(経営者)が自主的に集まり、アットホームで不思議な雰囲気でお話を聴き、その後いつもの様にテーブルを囲んでの懇談会では貴重な意見交換でした。
例会時に私はいつも早めに大学キャンパスに行きます。それは生協の12時20分までの限定販売「ソフトアイスクリーム」を食べる為です。口の中でとろける様な、本当に最高のアイスクリームですよ。締切時間近くはいつも行列です。夏休み・冬休み中
休みの時もあり、これまでカラ振りも何回かあって残念でした。
先日は第7回、森川先生の「アフリカから見える世界」で、今までお聴きした事のないお話の数々は大変興味深い時間でした。
このシリーズ、来月は理事長の麻田信二さんで「農的に生きるとは?」です。2回目の登場となります。
森川先生のお話の中から
*1942年日本海軍がヒトラーの依頼により、偵察任務でイ号潜水艦をアフリカに派遣したーーマダガスカルの英国部隊を攻撃
一時的にアリューシャン・ミッドウエー・インド洋の制海権(?)――今回のソマリヤ沖の自衛隊派遣への危惧
*第二次世界大戦で、アフリカは植民地部隊として英国軍によって組織され、アジア戦線で日本軍と対峙
*「国際援助」は、アフリカは人材の貧困な低開発国という前提で行っているーー大きな認識の誤り、アフリカには豊富な人材
*アフリカと縁の深い商品:BMW、赤いバラ、タコ、携帯電話のレアメタル、印鑑、ワカメ、コンブ等
*アフリカとは何処か?地理学的な常識を疑ってみる
*時間と空間を飛び越える「Identity」と「Pride」
*アフリカ大陸自体の持つ多様性と共通性
*サハラ地帯は、5000年ほど前は水と緑と多様な生き物に恵まれていた世界
*意味深いことわざ「眼は食べなくても酸っぱいマンゴーが分かる」、「バナナはゆっくりと熟す」、「2頭の象が争うと泣くのは草」
*世界が変えてきたアフリカ、アフリカが変えてきた世界
これまでアフリカに関しては、恥ずかしい程無知な私でした。歴史・産業・文化等全ての部分においてです。人類の発祥の地、出発点の認識を新たにしたひと時でした。

One Response to “レラ・フォーラム第7回~アフリカから見える世界~”

  1. 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » ご案内:酪農大でフォーラム開催 Says:

    [...]  コアとなって準備を進めているのは、酪農学園大学の学生を中心とした「語り部屋☆レラ」という集まりで、私も、応援する「オジサングループ」の一員として数回参加していますが、これまで定期的に講演会・交流会を開催して様々な課題に真摯に取り組んでいます(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=1204)。決して怪しい(?)団体ではありません、私が保証いたします(かえって怪しい?!)。 [...]