学校林(その2) ドンコロ集め

Posted by 秋山孝二
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 札南学校林での初めてのイベント、「林業体験プチワークショップ~ドンコロ集め(http://www.rikka-forest.jp/info/2015/05/post-4.html)」は30名の参加で濃密でした。初回で試験的な企画ではあったのですが、現役高校生、教頭先生、同窓生ほか、多彩な方々の参加で楽しかったですね。

一列になってドンコロリレーです!

一列になってドンコロリレーです!

 ドンコロを拾ってリレーで渡してトラックに積む、難しい作業ではありませんが、休憩時に時計をみると恐ろしく時間が経っていない、そんなひと時でした。

一か所に集めてそれぞれ搬出

一か所に集めてそれぞれ搬出

 実験的な作業道づくりは、斜面、周囲の木々に優しい自然道といった感じで心地よかったですね、周辺の生態系を変えることなく100年後も環境に優しいのでしょう、年を重ねて変化する様子も注目です。

新しいコンセプトによる作業道づくり

新しいコンセプトによる作業道づくり

 昨年整備したファイヤープレイスの拠点では、イギリス製空中テントも特別展示、代わる代わるテントに入ってみると、これが実に不思議な体験空間です。中で仰向けになって上を見ると、まるで林の中を浮遊している錯覚に陥り心地よいのです。

イギリス製空中テントも特別展示

イギリス製空中テントも特別展示、市販もされていると

テントの中であおむけに空を見上げると

テントの中で仰向けになって空を見上げると

 作業の後は、カレー班が作った美味しいカレーです。今回私は、朝にノンアルコールビールを二缶買って、食事をしながら飲みました、最高でしたね。昨今、森と言いうとすぐに「木を植える」と成りがちですが、実は継続的な育林がさらに重要で、天然林ではないこの学校林では、毎年の間伐、作業道づくりも大切な活動です。

 今年はその「作業」をイベントとして初めて企画しましたが、ドンコロの年輪から100年を越す大先輩たちのメッセージを受けとめた気がします、この辺についてはまた次に記載します。来年以降のこのイベントの課題は、学校林までの「足」かなと、関係者で振り返っています。