海軍記念日 2017

Posted by 秋山孝二
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 毎年5月27日は「海軍記念日」で、札幌では「北海道全海軍 慰霊祭」が札幌護国神社で催されています。90歳を越える方によるラッパの奉納「国の鎮(https://www.youtube.com/watch?v=t8fXSsy2DJY)」は、今年も最後まで立派に演奏されました。

雨の中の慰霊祭

雨の中の慰霊祭

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%B5%B7%E8%BB%8D%E8%A8%98%E5%BF%B5%E6%97%A5

 今年はあいにくの雨にもかかわらず、90歳代と思われる皆さまのご参加も多く、しばし、北海道出身の戦争犠牲者の慰霊の時間となりました。

 北海道全海軍の「英魂の碑(https://nyh3boys.theblog.me/posts/210535」は、1978(昭和53)年 8月20日建立され、当初は「北海道全海軍の集い」という団体の例祭として開催されていましたが、発展的に解散して、以来、護国神社の例祭として毎年行われています。私の父はこの三代目の会長を務めました。

全海軍の慰霊の碑

全海軍の英魂の碑

 「全海軍の英魂の碑」以外にも、幾つかの闘いでの戦没者慰霊碑が、境内には建立されています。

ノモンハン、北千島

南方地域、北千島で

アッツ島、

アッツ島、ノモンハンで

沖縄戦で

沖縄戦で

* 沖縄慰霊の日――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%B2%96%E7%B8%84%E6%85%B0%E9%9C%8A%E3%81%AE%E6%97%A5

 昨今、政治の世界でいとも簡単に「戦い」だの「戦争」だの口にする輩がいますが、とんでもありませんね。毎年のこの慰霊祭に参列すると、今ある日本は多くの犠牲の基にあることを強く感じ、日本国憲法の下、戦後教育を受けた我々世代の責任をあらためて確認致します。

沖縄慰霊の日 2016

Posted by 秋山孝二
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 毎年6月23日は、「沖縄慰霊の日」として、今を生きる私たちとしては忘れてはならない日です。これまでも何回か書き留めてきています。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=12980

* 昨年のテレビ番組で――>http://blog.livedoor.jp/gataroclone/archives/44538515.html

 今年の翁長知事のご挨拶: 【・・・・、戦後、私たちは、この沖縄の心をよりどころに、県民が安心して生活できる経済基盤を作り、復興と発展の道を懸命に歩んでまいりました。しかしながら、戦後71年が経過しても、依然として広大な米軍基地が横たわり、国土面積の0・6%にすぎない本県に、米軍専用施設の約74%が集中しています。広大な米軍基地があるがゆえに、長年にわたり事件・事故が繰り返されてまいりました。今回の非人間的で凶悪な事件に対し、県民は大きな衝撃を受け、不安と強い憤りを感じています。沖縄の米軍基地問題は、我が国の安全保障の問題であり、日米安全保障体制の負担は国民全体で負うべきであります。

 日米安全保障体制と日米地位協定の狭間(はざま)で生活せざるを得ない沖縄県民に、日本国憲法が国民に保障する自由、平等、人権、そして民主主義が等しく保障されているのでしょうか。真の意味での平和の礎(いしずえ)を築くためにも、日米両政府に対し、日米地位協定の抜本的な見直しとともに、海兵隊の削減を含む米軍基地の整理縮小など、過重な基地負担の軽減を先送りすることなく、直ちに実現するよう強く求めます。特に、普天間飛行場の辺野古移設については、県民の理解は得られず、これを唯一の解決策とする考えは、到底許容できるものではありません。

 一方、世界の国々では、貧困、飢餓、差別、抑圧など人命と基本的人権を脅かす、多くの深刻な課題が存在しています。このような課題を解決し、恒久平和を実現するためには、世界の国々、そして、そこに暮らす私たち一人一人が一層協調し、平和の創造と維持に取り組んでいくことが重要であります。・・・・・】

 「日米地位協定の抜本的見直し」を明確に表現されました。

翁長知事の挨拶

翁長知事の挨拶

 仲間里咲さんの 詩の朗読も胸に染み入りました。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201606/CK2016062302000258.html

詩の朗読

詩の朗読 仲間里咲さん

 新聞紙上には保阪正康さんが書いていました、「沖縄戦」ではなく「本土決戦第一号」と日本国民は認識すべき、との視点は鋭い指摘です。沖縄戦での住民の悲惨な状況は、その後想定された本土決戦のどの地域でも起こり得た惨状でしょう。沖縄に思いを馳せるのではなく、今を生きる日本国民として、戦争の歴史を受け止める責務があるのだと思います。

 こんな報道姿勢をNHKがすることはまさに犯罪的であり、憤りを感じます。

http://www.okinawatimes.co.jp/cross/?id=439

メディア・アンビシャス大賞ほか 2015年度

Posted by 秋山孝二
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 メディア・アンビシャス(http://media-am.org/)が勝手に選ぶ「メディア・アンビシャス大賞」ほかの授賞式が、愛生舘サロンで開催されました。大阪、東京からもご参加を頂き、懇親会でも大変貴重なお話を聞くことができました。今年も、私は授賞後の意見交換会でコーディネーターを務めました。 

 マスメディアへの批判はよく目にしますが、そんな中、テーマを追い続けて果敢な取材に基づいて記事・番組を創っている皆さんに、心からの拍手です。これからのご活躍を祈っています。

 

授賞式、満席の会場で

授賞式、満席の会場で

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2015年メディア・アンビシャス大賞 受賞一覧(受賞者氏名の敬称略)

【活字部門】

▽ メディア・アンビシャス大賞

「子どもと貧困 シングルマザー」(朝日新聞 12月20日から3回連載)

連載企画「子どもと貧困 シングルマザー」取材班

朝日新聞大阪本社編集局生活文化部次長 斎藤利江子=出席

▽ メディア賞

「日韓 奔流半世紀」(北海道新聞 6月3日から23日 全4部構成17回)

北海道新聞編集局

「日韓 奔流半世紀」取材班      編集委員 斎藤正明=出席

▽ アンビシャス賞

「憲法解釈変更 局 経緯公文書残さず」の一連の報道記事(毎日新聞9月28日朝刊など)

毎日新聞東京本社社会部記者   日下部

▽ アンビシャス賞

「秘密保護法 検査院が支障指摘 『憲法上問題』」の報道(毎日新聞 12月8日朝刊など)

毎日新聞東京本社社会部記者   青島 顕=出席

▽ 入選

「道標求めて―琉米条約160年 主権を問う」(琉球新報 14年5月〜15年2月)

琉球新報編集委員       新垣 毅

【映像部門】

▽ メディア・アンビシャス大賞

マンデードキュメント「なぜペンをとるのか~沖縄の新聞記者たち」(11月2日BS-TBS MBS毎日放送制作)

毎日放送報道局番組センター

ディレクター  斉加 尚代

プロデューサー 澤田 隆三=出席

▽ メディア賞

報道特集「戦争を忘れた東京の70年・ドイツと中国で考える」(8月15日HBC TBS制作)

TBS報道局「報道特集」ディレクター

辻  真

瀬戸 雄二=出席

宮本 晴代

▽ アンビシャス賞

日本テレビ「南京事件 兵士たちの遺言」(10月4日STV 日本テレビ制作)

NNNドキュメント取材班 殿

報道局ディレクター 境 一敬=出席

▽ 入選

・ETV特集「薬禍の歳月~サリドマイド事件・50年〜」(2月21日NHK)

NHK文化・福祉番組部ディレクター 石原 大史(いしはら・ひろし)

・報道ステーション「沖縄慰霊の日」(6月23日HTB テレビ朝日制作)

テレビ朝日・報道ステーション

山口 豊

梶川 幸司

升谷 文彦

2015年大賞選考】対象期間は20151年間です。会員からの推薦作品は活字部門で28件、映像部門で20件でした。活字部門では候補の記事の1部をホームページにアップするとともに、推薦者のプレゼンテーションを経て投票しました。映像部門は1次審査後、15件を集中上映のうえ投票しました。詳細はホームページhttp://media-am.org/2015年大賞一覧をご覧ください。

沖縄慰霊の日・翁長知事の言葉ほか

Posted by 秋山孝二
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 6/23「沖縄慰霊の日」全戦没者祈­念式典で翁長知事「辺野古新基地建設はできない」と訴えました。

http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=121068

こちらの特集も――> http://blog.livedoor.jp/gataroclone/archives/44538515.html

 
 これまで沖縄については何回も書いてきましたが、私にとってはこちらが一番濃密な内容です

――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=12980