お盆、千葉県館山市では

Posted by 秋山孝二
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 千葉県館山市(http://www2.city.tateyama.chiba.jp/Guide/?tpcid=44&stoid=19961)は、夏は海水浴客で賑わいますが、お盆を過ぎて、夏休みの皆さんも峠を越した感じです。

海岸も海水浴の峠は越えて

静かな館山市鏡ヶ浦方面を望む

 国の律令体制の下、安房(あわの)国は国分寺も置かれ、館山が政治・経済・文化の中心となりました。源頼朝が鎌倉幕府を開き、諸豪族が鎌倉の影響を強く受けて支配していたとされています。戦国時代に入り、里見氏が豪族を支配し始め、戦国大名として成長を遂げ、江戸に幕府が置かれた後も、外様大名として安房を中心に勢力を維持します。やがて幕府によって山陰地方に移されるまで、10代170年にわたって房総を統治しました。

城山公園の館山城(復元)

城山公園の館山城(復元)

 私にとって、館山の海と言うとヘリコプターが必ず思い出されます。今日も、館山市内鏡ヶ浦沖の海ではどこの部隊か、ヘリコプターの着艦訓練が繰り返し行われていました。

沖ではヘリコプターの着艦訓練

沖ではヘリコプターの着艦訓練

 そして、いつものことながら、海上自衛隊館山航空基地では、ヘリコプター訓練が朝から夕方まで行われています。平成20年3月から改編されて、正式には、海上自衛隊第21航空群(http://www.mod.go.jp/msdf/tateyama/)というようです。

<第21航空群部隊改編:HPより>
第101航空隊、第121航空隊、第123航空隊廃止
第21航空隊(館山)新編
第73航空隊(硫黄島航空分遣隊、大湊航空分遣隊)新編
隷下に編入( UH-60J型 ヘリコプター配属)
舞鶴航空基地隊、第123航空分遣隊、第2整備補給分遣隊廃止
第23航空隊(舞鶴)新編
大湊航空隊廃止、第25航空隊(大湊)新編

海上自衛隊館山航空隊で、ヘリコプター訓練

館山市宮城の基地でヘリコプター訓練

 時の経過とともに、マチの様子も変わっていくのでしょうね、暑い日が続く館山です。

「元禄地震」の津波は?

Posted by 秋山孝二
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 日本における地震・津波の歴史をあらためてひも解くと、かなりの頻度で過去に起きていることが分かります。千葉県館山市(http://www.city.tateyama.chiba.jp/)の北条海岸にも、「元禄地震:http://www.pref.chiba.lg.jp/bousai/bousaishi/genroku.html」による津波想定高の表示を見つけました。恐らく海岸から数百メートル奥まで被災したと思われます。海上自衛隊館山航空隊(ヘリコプター基地:http://www.mod.go.jp/msdf/tateyama/item/kitirekisi/kitienkaku.htm)と隣の島を結ぶ地盤は、関東大震災時に4メートルの隆起でつながったとも、記録に残っています。身近な所に、地震の跡を見ることが出来ます。

千葉県館山市鏡ヶ浦海岸から西方を臨む

千葉県館山市鏡ヶ浦海岸から西方を臨む:左の看板は元禄地震の津波高の表示

 高速館山道を通ってアクアラインの少し手前、木更津郊外の水田が、日没後素晴らしい光景でした。3・11前の宮城県仙台平野も、こんな景色だったのでしょうね。

日没直後の木更津周辺の田んぼ

日没直後の木更津周辺の田んぼ

 今月の札幌では、ライラック祭が終り、YOSAKOIソーラン祭(http://www.yosakoi-soran.jp/)、北海道神宮例大祭(さっぽろ祭:http://www.hokkaidojingu.or.jp/festival/index.html)と、お祭りが続きます。街なかに多くの人々が集い・舞い・笑う、そんな当たり前の幸せをしっかり噛みしめたい季節です。

新春の千葉県館山市は

Posted by 秋山孝二
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 房総半島の南端、千葉県館山市は1月~3月の「房総フラワーライン:http://precious.road.jp/chiba/flowerline.htm」で有名で、JR館山駅から近くの鏡ヶ浦は、夏には海水浴客で賑わいます。1月の海では毎年、地元高校生・海上自衛隊館山航空隊の隊員他が参加し、それぞれの団体が大きな旗を掲げながら浜まで行進し、寒中水泳のイベントもあります。

新春の館山市鏡ヶ浦から望む海

新春の館山市鏡ヶ浦から望む海:視界の良い日は右奥に富士山がはっきり見えます

 菜の花が1月には咲き始めるのですが、最近は12月中に咲いている年も見られます。とは言っても朝晩の気温は一ケタ台で、家の中は札幌よりも寒く感じます。ロータリーのある東側は、本来は表口なのですが、海とは逆側で、昨今大型ショッピングセンターも郊外に出店し、昔の駅前通りは閑散としています。おまけにアクアラインの開通で、バスが千葉・東京・羽田空港・横浜方面と時間短縮で便利になり、JR電車の本数が以前より減っているからでしょうか、中学生・高校生を除く駅の一般の乗降客も少なくなっているような気がします。

JR館山駅表玄関は静かでした

JR館山駅・表玄関は静かでした

若潮マラソンとお膳の広告

若潮マラソンとお膳の広告

 今月末には「若潮マラソン」、「南総里見八犬伝:http://www.city.tateyama.chiba.jp/satomi/arasuji/arasuji.html」をもじった「南総館山発見膳?」のポスターでは、こだわりのメッセージが込められています。

<房総産「八種」こだわりの食材>

:(季節の野菜)・白菜と金目鯛蒸し、:(鯵:アジ)アジのなめろう、:(サザエ)・サザエの素焼き、:(伊勢海老)・伊勢海老の活き造りと地魚、:(豚肉)・まほろばポークのトマト煮、:(季節の魚)・金目鯛、平目、鮑、野菜、:(ひじき)・ひじきの白和え、田舎煮、:(季節の果物)・いちご

だそうです。

 最近の話題では、観光でも戦跡再発見プランが人気です。「赤山地下壕跡:http://bunka-isan.awa.jp/About/?iid=49」はじめ、今も戦時の名残を見て取れます。この2年間、アウシュビッツ・中国の旅でお世話になった「旅システム」のメールマガジンでも、2月の旅の案内が載っていました(http://www.tabisystem.com/modules/tinyd15/index.php?id=28)。

 2月には、房総半島の真ん中、久留里線周辺(http://www.hat.hi-ho.ne.jp/nishimura/tetudo_ryoko100kei/kanto/kururi.html)を訪ねてみようと思っています。以前、東京から安房鴨川に行く時にバスで通りましたが、首都圏のすぐ近くに、歴史の香り豊かな町がありました。

秋、さらに一層深まって

Posted by 秋山孝二
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 「好きな季節はいつ?」と聞かれれば、私は迷わず「秋」と答えます、それも「晩秋」でしょうか。

 「春」は、あらゆる植物が一斉に芽を吹き、咲き出して、その勢いに自分の気分がついていけない、そんな気が幼い時からありましたね。学校に入学してからはこの季節、新しい環境の場合が多く、その辺の緊張感も更に気持を押しつけるのかもしれません、自分自身の「出遅れ感」とでもいうのでしょうか。「夏」は太陽がまぶし過ぎて、気持は解放されますが奥行きが無いといった感じですね。「冬」も好きですが、一面の白は立体感に欠けて味わいが無い(?)。「秋」は盛りを過ぎて枯れていく魅力みたいな、紅葉も春の緑よりもはるかに多様で変わりゆく時間的経過もあり、色それぞれのストーリーを想像すると、何ともそれまでの道程をいとおしく感じます。

 今年は例年とは違った天候だったので、秋自体の風景も不思議な様相を呈しています。例えば、家の庭の柿の木、毎年実は付けていますが、今年の数の多さは、この20年で最高でした。200個以上はありますでしょうか。妻の実家、千葉県館山市(http://www.city.tateyama.chiba.jp/)の柿ではありますが、札幌でも多少の差はあれ、毎年実をつけています。特に収穫はしませんので、やがて寒さで落ちたり、雪が降った後は多種類の鳥たちの餌にもなっています。 

家の庭の柿の実、今年は200個以上なりました!

家の庭の柿の実、今年は200個以上なりました!

 札幌西高横のイチョウ並木も綺麗でした、さすがに今では葉は落ちました。

札西高横のイチョウ並木

札幌西高横のイチョウ並木

  先日、札幌市西区琴似方面に用事があって歩いて行きました。屯田兵舎跡も一緒の琴似神社境内は、午後の陽を浴びて素晴らしい景色でしたね。北海道神宮もいいですが、ここもまさに「晩秋」でした。

琴似神社境内で

札幌市西区・琴似神社境内で

 そう言えば、10月下旬に札幌に初雪が降った日、市内のたくさんの木々の枝が折れて地面に落ちていました。広葉樹の葉の色が、まだ変わるか変わらないかの内に湿った雪が降って、枝が重さに耐えきれなく折れたようです。それくらい自然界では「急激」という時間軸の短縮は、大きな影響を与えるのですね。「適切な時間」、適時というタイミングの妙、実に見事に創り上げられている「環境」、「生態系」です。後で思えば、自然界の剪定作業だったのでしょう。

 これから、いよいよ北海道の冬の到来ですね。

8月後半の夏、さまざま

Posted by 秋山孝二
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  今年の夏も終わりに近づいています。7月の北海道は連日の曇天、農作物への影響も心配されましたし私達の気持も何となく冴えない感じでした。幸い8月になって夏らしい青空と太陽の日々が続き、だいぶ回復してきた気もしますがどうだったのでしょうか。私の庭のトマトもこの所赤くなってなかなかの出来です。

 先日東京駅から千葉県館山市に高速バスで行った際に、レインボーブリッジとアクアラインから東京湾の青い海を通して首都圏の景色をぼんやり眺めていました。陸上の喧騒とは対照的に、海は夏の太陽をいっぱいに浴びて実に穏やかでした。

レインボーブリッジから

レインボーブリッジから

アクアラインから木更津方面

アクアラインから木更津方面

一方北海道日本海側の海も穏やかでした。札幌から小樽へ行く途中、朝里から高島岬方面です。空も広いですね。

石狩湾も穏やかです

石狩湾も穏やか

そして北海道神宮の杜でも、開拓神社例大祭、流鏑馬(やぶさめ)奉納等で賑わいました。

開拓神社例大祭

開拓神社例大祭

流鏑馬練習風景

流鏑馬の稽古風景