(公財)助成財団センター(http://www.jfc.or.jp/)主催のこれまでは「助成財団のつどい」と言っていた集まり、今年からは「助成財団フォーラム(http://www.jfc.or.jp/tsudoi/tsudoi-top/)」と名称を変えて新たなステージを目指しています。そのスタート、テーマは『アクティブな助成事業へのチャレンジ ~公募によらない助成の意義と課題~』でした。
アメリカの財団活動の事例、日本のチャレンジする助成財団の事例等、私にとっても大変ヒントを多く得たフォーラムでした。以前から、「公募」ばかりが公正・公平な民に公益活動だとは思っていなかったので、大変有意義な事例発表・意見交換でした。それぞれの財団の理念に基づいてテーマを設定する、或は活動主体に働きかける、これぞ「民の意志ある公共」だと、納得しましたね。公募かどうかが公共性の指標でなく、問題はテーマの発掘の重要性と社会への発信力なのでしょう、私はフォーラムを終えてそう理解しました。
昨年の30周年記念のこの場では、私はパネリストとして登壇しました、一年経つのは本当に速いものですね。
* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=25679
プログラム ~~~~~~~~~~~~
第I部:基調講演
「財団主導型の事業について ~米国の事例も交えて」
講師:茶野 順子 氏 笹川平和財団 常務理事 https://www.spf.org/
第II部:活動事例報告・質疑応答
[Part1]-事例報告『公募によらない助成事例』-
進行:渡辺 元(助成財団センター 事務局長/プログラムディレクター)
伊藤 博士 氏 トヨタ財団 常務理事 https://www.toyotafound.or.jp/(イニシアティブ・プログラム)
神山 邦子 氏 市民社会創造ファンド シニア・プログラムオフィサー http://www.civilfund.org/(タケダ・ウェルビーイング・プログラム)
高谷 忠嗣 氏 庭野平和財団 専務理事 http://www.npf.or.jp/〔NPFプログラム・臨時助成〕
[Part2]-基調講演・活動事例等に関するコメント&質疑応答-
コメンテーター:出口 正之 氏 国立民族学博物館 教授 http://www.minpaku.ac.jp/