(財)国際文化会館のプログラム、「新渡戸国際塾 公開シンポジウムhttp://www.i-house.or.jp/jp/ProgramActivities/nitobejuku/2009sympo.htm」が開催されました。テーマは、「今、どう動くか~現代日本の突破口を探る」です。パネリストのプロフィール等はHPにアクセスすると詳しく紹介されています。
開催の数日前に、パネリストから私を含めたこのフォーラムの参加者に、事前準備のためのパネリストの問題意識が送信されて参りましたhttp://www.i-house.or.jp/jp/ProgramActivities/nitobejuku/2009sympo_reading.htm。 それぞれの方々は個別にもブログ等で多様なメッセージの発信を、日常的にされています。フォーラム当日もそれぞれの持ち時間で、大変個性的なプレゼンテーションで面白かったですね。インターネット時代では、こうやって事前・当日・事後のコミュニケーションが自由自在、企画と意欲ではひと時の集いの価値が倍加します。当日はキャンセル待ちの方も多く、私の隣の席の方もキャンセル待ちでやっと参加出来たとお話されていました。
いくつか印象的なフレーズです。
* 日本は世界第二の経済大国にも関わらず、国際社会でのメッセージ発信が殆どない「異様な国」
中国における英語放送、中東におけるアルジャジーラ・英語放送等
* リーダーシップは結局は「Taking Lisk(リスクを取る)」勇気をもつこと、そして民主主義は「一人一人が責任を持つ」こと
* 「自己の確立」とは「芯を持つこと」、それは同時に「他者への思いやり」を持つこと
* 自分の仕事に尊厳を持たせるのは自分
今回のフォーラムにはこの新渡戸国際塾の一期生の方々も参加されていました。仕事を持ちながら世界の中の日本の役割を徹底的に議論されて、聴衆に若い世代も多く、今後の活躍が楽しみですね。