青春のホンの一時期、同じ学校で学んだ(遊んだ?)だけなのに、その歴史が時間軸で「同窓生」として脈々と繋がる、そんな不思議な意識は誰にでもあるのでしょう。多様性という意味では、私は高校時代がその後一番多彩な人材を輩出している気がします。
9月に行われた「音と光のパフォーマンス」でも、15年後輩の勝井くん他のエレクトリック・ヴァイオリンと映像の新しい試みのひと時でした。「VJ」なる言葉も初めて聞き、後半のトークでの解説がないと、疲労感が強く私にはよく理解出来ませんでした。新しい時代はこうやって新しい担い手によって創造されていくのでしょうね。当日は現役高校生も多く来ていて、最前列でライブを楽しんでいました。
勝井祐二http://www.katsuiyuji.com/、迫田悠http://www.sakotaharuka.com/
VJ:ビデオジョッキー(video jockey)または ビジュアルジョッキー(visual jockey)とは、映像を素材としてディスクジョッキー(DJ)と同様の行為を行う者を指すそうです。略称は「VJ」、DJと同じく、2通りの意味があるとのこと。
http://www.youtube.com/watch?v=skVbPzVuXMg
一方、秋の高校野球北海道地区大会では、我が後輩たちが頑張っていました。試合ごとに力をつけて決勝戦まで進みましたが、惜しくも敗れました。私も円山球場に応援に行ったのですが、順延となった晴天の中、大変な人出で外野も開放してお客さんを収容していました。終了後のOB会懇親会には池田監督も途中駆けつけて、42歳の大変爽やかな口調で今後への抱負を語ってくれました。私は野球部員ではなかったので賛助会員ではありますが、77歳の大先輩の当時の練習・試合模様のお話、大事な場面でタイムリーエラーをしたOBの話等を、久しぶりに涙が出るほど笑いながらお聴きしていました。
元気な先輩の姿、溌剌と活躍する後輩・現役の姿から、私自身エネルギーを貰って幸せな気分になります。何度も書きますが、自分自身の高校生活は本当に納得のいかないものだったのです。今こうやって集えるのは、それゆえに本当に心から感謝ですね。