「北の高校生会議 2015」 発進!

Posted By 秋山孝二
Categoirzed Under: 日記
0 Comments

 「北の高校生会議 2015(http://kitanokoukouseikaigi.jimdo.com/」が発足し、先月第一回の会議が開催されました。秋山財団もこの企画を応援し、本日、財団事務所に運営委員の3名が、悪天候の中、報告に来て頂きました。

 この会議の実行委員長はHPでこう語っています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 僕たちの理念はとてもシンプルです。全道から集まった高校生たちで、今のこと、そして未来のことについて夜をともにして語り合える場所を作ることです。北方領土のことや、JR北海道などローカルな話題から、世界の貧困問題や、感染症の拡大について、本気で話し合います。そして、もちろん、全道各地からくるわけですから、北海道における地域活性に向けた取り組み、農業における問題などを幅広く2泊3日かけて、本気で語り合います。

 もちろん、志は高く、熱く、最高の冬休みになることは間違いありません。すべての人の意見を尊敬して、自分の意見や本音をシェアできる場所です。これは、ただのお泊り会ではありません。素晴らしい未来を望んでいる高校生が参加すべき最高の場所なのです。

 今まで、こういう機会に恵まれなかった人は、沢山いることでしょう。企画者である僕は、今年の夏休みまで、そういう機会にあまり、巡り会えませんでした。しかし、HSD(http://www.highschooldiplomats.org/contents/hsd.htmlという、高校生外交官として渡米する素晴らしいプログラムに会い、夢のような経験をさせて頂きました。そこで、今度は僕が学んだことを還元するために立ち上げました。このような経験をすることで、人と話し合うことが出来る様になります。本音がぶつけられるようになります。人を本気で尊敬することができるようになります。どうですか?こんな経験してみたくないですか?

 僕ら運営委員が本気で話し合える場所を用意しました。後は、あなたの飛び込む勇気、待っています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~ HPからの引用 おわり

秋山財団での報告会

秋山財団での報告会

 私が想像していた以上に3日間の内容は濃密で、テーマも今の日本社会が抱える課題で、真摯に向き合う素晴らしい試みです。結論を出すことを目的とするよりも議論し考えることを目指して、まさに次のステージの「夜明けまで」の話合いが続いたようです。

* http://kitanokoukouseikaigi.jimdo.com/%E6%B4%BB%E5%8B%95%E5%86%85%E5%AE%B9/

 詳細はHP及び今後の報告書に譲るとして、「何のために大学へ行くのか」の基調講演に始まり、総合討論では、「地域活性」、「貧困」、「英語教育」、「3・11から学ぶ」、「障碍者とのコミュニケーションから考える」、「防災」等のテーマ、「夜ゼミ」での自由討議では、「安全保障」、「サブカルチャー」等、他に「高校生×新聞社企画」、「高校生×行政セッション」も実施され、幅広い方々と高校生が熱く語り合う場となったようで、報告を聞いていてもその多彩さと掘り下げの深さに感動しました。

 初めての会を終えて、今回参加した方々はOB・OB会としての「ひぐまの会」を形成し、次年度の担い手も現れて、今後も継続的に活動を進めるそうです、若い世代の真摯に身近な課題に向かう姿勢を今後も応援していきたいと気持を新たにしたひと時でした。

Comments are closed.