札幌交響楽団、PMF、演劇、オペラ、彫刻等の作品を応援する各種のボランティア活動団体が一堂に会して、数回の準備会を経て、先日、「ボランティアネットワーク、第1回さっぽろアートボランティアフォーラム2014」を開催しました。題して、「アートボランティア・ネットワーク(V-net)によって広がるさっぽろ」です。7月19日から始まり9月28日までの日程で札幌市内各場所で初めて開催されている「札幌国際芸術祭(http://www.sapporo-internationalartfestival.jp/)」をきっかけに、このような芸術系ボランティア団体のプラットホーム形成の機運が高まりました。
私は、「一般社団法人 新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会(http://nitobe-enyu.org/)」代表理事としてパネリストの一人として登壇しました。
<プログラム> ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○ アートボランティア・ネットワーク設立報告 西川吉武 (アートボランティア・ネットワーク代表)
○ 基調講演 閔鎭京 (教育大学准教授) 【アートボランティア・ネットワークによって広がるさっぽろ】
○ パネルディスカッション
~パネリスト~
梶井祥子 (大谷大学教授)(社会学、家族社会学)
秋山孝二 (一般社団法人新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会会長)
渡辺順子 (NPO法人コンカリーニョ/カリット理事兼カリット担当)
菅江武 (芸術の森野外美術館作品解説ボランティア代表)
西川吉武 (アートボランティア・ネットワーク代表)(札響くらぶ副会長)
○ 来賓ご挨拶
札幌市文化部長 川上佳津仁
札幌市国際芸術祭担当部長小田垣克彦
<参考>
* NPO法人コンカリーニョ http://www.concarino.or.jp/
* 芸術の森野外美術館 http://sapporo-art-museum.jp/
* 札響くらぶ http://sakkyoclub.net/sakkyoclub/
パネルディスカッション:パネラーとして
<パネラーとしての私の骨子> ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
新渡戸稲造先生の足跡~~国際連盟事務次長
*国際知的協力委員会(現在の「UNESCO」)の創設者
*「オーランド裁定」で領土問題の解決
遠友夜学校は今年開校120周年
* アメリカ人からの遺贈による資金
* ボランティアの発祥
* 年齢、性別、人種、職業の隔てなし
* 「liberal arts」の原点
* 札幌農学校、北大の学生ほか600名以上のボランティア教師
* 在学者は数千名、正式卒業生が1,116名
* 双方の学び合いの場
この跡地(札幌市中央区南4条東4丁目)が刻む歴史的意義
* 地域住民が集い、語らい、議論し、学び、啓発し合える「場」
* 国際交流を促す活動の「場」
* liberal arts (リベラルアーツ)の「原点」
札幌市長はHPで言っています: 札幌国際芸術祭」&「創造都市さっぽろ」&「UNESCO メディアアーツ都市」
“文化を軸とした他の加盟都市との新たな交流や、関連事業を通じた人材育成を図り、産業振興など札幌の活性化につなげていきます。”
札幌遠友夜学校 http://nitobe-enyu.org/
この50年間札幌の地で培われた札幌オリジナルの歴史的実践を顧みずして、何が「国際芸術祭」か!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ パネリストとしての骨子 おわり
札幌の各美術館ほか、モエレ沼等でも7月から芸術祭が始まっています。
この「札幌国際芸術祭(http://www.sapporo-internationalartfestival.jp/)」が、幾つかの課題を克服して、3年毎の「トリエンナーレ」として今後も札幌で定着することを期待したいですね。
8 月 18th, 2014 at 2:22 PM
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