藤田郁男先生の御遺志を受け継いで

Posted By 秋山孝二
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 先月、藤田郁男先生を偲ぶ会、シンポジウム「これからの環境教育のあり方~藤田郁男さんの功績と思いをつないで~が、こちら(http://enavi-hokkaido.net/)はじめ、多くの環境団体の共催により札幌エルプラザ・ホールで開催されました。環境活動分野で大変幅広くご活躍・ご指導を頂き、あらためて藤田先生のご功績に感謝するとともに、心からご冥福をお祈り致します。「きたネット(http://www.kitanet.org/)」の顧問としても、大変熱心に優しく数多くのアドバイスを頂き、私たちは今後の活動に活かすことを通して、先生のご尽力に報いていきたいと思っています。

※藤田 郁男(ふじた・いくお)さん
1934年、雄武町生まれ。22年間の道立高等学校理科教員を経て、道立理科教育
センター研究室長、同事業課長、道立高等学校長を務める。その後、フィリピ
ン大学にてJICA専門家として環境教育に従事。帰国後、北海道教育大学、酪農
学園大学、北海学園大学などにて非常勤講師を務める。環境学習フォーラム北
海道代表のほか、認定NPO法人北海道市民環境ネットワーク顧問、黒松内ぶなの
森自然学校副運営委員長、NPO法人北海道環境カウンセラー協会顧問、環境省環
境カウンセラーなど。2009年、環境省「平成21年度地域環境保全功労者表彰」を
受ける。2013年、瑞宝小綬章受章。
2014年2月24日逝去。

会場内には在りし日の藤田郁男先生のお姿も

会場内には在りし日の藤田郁男先生のお姿も

 当日の案内チラシから引用~~~~~~~~

 高校生の理科教育や教員の養成から、企業の環境活動の指導、地域での野外活動、海外での教育政策の支援まで、平成26年2月に亡くなった藤田郁男さんが「環境教育」として取り組んできたフィールドは、広く、深いものでした。このシンポジウムでは、藤田さんの多様な活動を知る方たちから、その活動を聞き、会場のみなさんと共有することを通じて「環境教育」とは何か、今後の環境教育の広がりのために私たちができることは何なのかを考えます。

[主  催]札幌市環境プラザ(指定管理者:公益財団法人さっぽろ青少年女性活動協会)、環境学習フォーラム北海道、NPO 法人環境活動コンソーシアムえこらぼ、環境省北海道環境パートナーシップオフィス、NPO法人ねおす、NPO法人北海道環境カウンセラー協会、公益財団法人北海道環境財団、認定NPO法人北海道市民環境ネットワーク

[協  力]NPO法人ezorock、北海道GEMS、真駒内川水辺の楽校

[内  容]
16:00 開会挨拶
16:05 メインスピーチ「藤田郁男さんの功績と思いをつないで」
横山 武彦さん (環境学習フォーラム北海道、NPO法人北海道環境カウンセラー協会)
高木 晴光 さん (黒松内ぶなの森自然学校、NPO法人ねおす)
16:50 パネルトーク
「これからの環境教育のあり方 わたしたちが未来に向けてできること」
河村 勁さん(元 北海道立理科教育センター)
田中 裕紀子さん(元 石狩 kids)
横山 武彦さん(環境学習フォーラム北海道)
高木 晴光さん(黒松内ぶなの森自然学校)
・進行
久保田 学(公益財団法人北海道環境財団)
岡崎 朱実(NPO法人環境活動コンソーシアムえこらぼ)

※パネル展
藤田郁男さんの活動写真や活動パネル、ゆかりのある団体の活動紹介リーフレットなどを展示します。環境教育の多様性に触れてください。

基調講演に続くパネルディスカッション

基調講演に続くパネルディスカッション

 環境の幅広い分野で本当に真摯にご指導を頂いた偉大な方でした。北海道から世界に向けて21世紀の持続可能な環境を発信していくことこそ、藤田先生の御遺志を受け継いでいくことなのでしょう。藤田郁男先生、これまでのご尽力に心から感謝申し上げます。

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