新渡戸命日祭 2024

Posted by 秋山孝二
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 岩手県盛岡市で毎年開催されている「新渡戸稲造命日祭」、今年は15日ではなく14日に開催され、十和田の三本木開発と十次郎について、奈良哲紀さんのご講演でした。冒頭に、この間の札幌での私たちの活動とご挨拶の時間を頂き、私からこれまでの経緯、今の状況、今後の展開についてご報告致しました。

* top page - (一社)新渡戸遠友リビングラボ(旧 新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会)

 終了後に参加者の方々とと個別にお話もできて、更に新渡戸を囲んでのネットワークが広がりました。

* これまでの命日祭の記事ーー> 秋山孝二の部屋

 奈良さん、お元気で嬉しかったです!

* 三本木原の開拓史 | 新渡戸記念館

 藤井茂さんとのトークの後に、自作の動画『三本木の開発と十次郎の功績』を披露、素晴らしい出来栄えでした!!!

新渡戸命日祭ほか 2021

Posted by 秋山孝二
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 今年も岩手県盛岡市で『新渡戸命日祭』が開催されました。更に今年は昨年延期になった『第4回稲造サミット』を兼ねての開催と銘打っていたので一層期待して行きました。

* これまでの「命日祭」記事――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E5%91%BD%E6%97%A5%E7%A5%AD

 メインプログラムは対談です、『新渡戸稲造と津田梅子』と題して、津田塾大学の髙橋裕子学長、新渡戸基金の藤井茂理事長のご登壇。津田梅子の父・津田仙、留学した5人の女性の詳細と梅子の2回目の渡米等、一昨年より一層深掘りしたお話は大変興味深いものでした。

* 2019年十和田でのサミットーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E7%AC%AC3%E5%9B%9EINAZO%E3%82%B5%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%88+%40+%E5%8D%81%E5%

 会場では十和田の奈良哲紀さんとの再会も。

 更に毎年お世話になっている岩手めんこいテレビの工藤哲人さん、それと北海道からの遠藤大輔くんも。

 盛岡駅では先人の功績を称える展示。

 今回の盛岡での集まり、率直に言って「稲造サミット」を冠するには極めて不満で失望しました。サミットは幅広い方々のネットワーク形成が第一の目的、しかしながら今回は例年の「命日祭」の設えで、サミットのサミットたる所以をどこにも感じませんでした。このままではまた従来の「おらが稲造」の集まりに立ち戻ってしまう危惧を抱きました、来年に向けて再度企画を練り直しての別の場所での開催を望みたいです、できれば東京、もし誰も手を挙げる人がいなければ再び札幌での開催でも宜しいのではと帰り道に考えていました。

新渡戸命日祭 2018 (下)

Posted by 秋山孝二
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 命日祭翌朝は盛岡から新花巻駅へ、先月の「INAZOサミット」に続いての花巻訪問です。

駅ロビーの天井が幻想的

駅ロビーの天井が幻想的

 数年ぶりに花巻新渡戸稲造記念館、隣の新渡戸家屋敷跡。

花巻新渡戸記念館

花巻新渡戸記念館

新渡戸家住居跡

新渡戸家屋敷跡

隣の新渡戸家住居跡地には佐藤昌介顕彰碑

隣には佐藤昌介顕彰碑
 昼食は、前日教えて頂いた「台温泉(http://www.daionsen-iwate.com/」にあるお蕎麦屋さん「そば房 かみや(http://www.sobabou-kamiya.com/」へ。透き通るそばとそばがきも絶品でした。

台温泉のお蕎麦屋さん

台温泉のお蕎麦屋「かみや」へ

お蕎麦はもちろん、そばがきも素晴らしい!

お蕎麦はもちろん、そばがきも素晴らしい!

 午後からは宮沢賢治記念館、胡四王山には賢治が残した設計図を元に再現された南斜花壇と日時計花壇、記念館は丁度閉鎖中でしたが、高低差のある不思議な空間でした。

イーハトーブ公園

イーハトーブ公園

イーハトーブ公園

山頂にある注文の多い料理店?

 最終日は盛岡市内で新渡戸ゆかりの場所を散策、途中寄り道で美術館の特別展示も。

盛岡県立美術館の特別展示

先人記念館の特別展示

先人記念館の特別展示

盛岡城本丸近くでの遺跡発掘現場

盛岡城本丸近くでの遺跡発掘現場

新渡戸稲造博士の生誕地

新渡戸稲造博士の生誕地

 今回もまた、実り多い盛岡・花巻訪問でした。

新渡戸命日祭 2018 (上)

Posted by 秋山孝二
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 今年も10月15日、「新渡戸稲造博士命日祭」が盛岡で開催されました。これまでの記事は以下の通り。

* 2015年 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=24837

* 2017年 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=31793

 昨年10月に内川前理事長がご逝去され、藤井茂常務理事が新しい理事長にご就任されています。また、新渡戸稲造博士のお孫さんの加藤武子さんもお亡くなりになり、訃報が相次いで時の流れも感じざるを得ませんでした。

(一財)新渡戸基金 藤井茂理事長

(一財)新渡戸基金 藤井茂理事長

 今年の記念講演は、(株)明治屋(http://www.meidi-ya.co.jp/index.html)の代表取締役社長、松沢幸一さまのお話、「新渡戸稲造の心を経営に活かす~信頼されるリーダーを目指して~」でした。サッカー選手でもあった松沢社長、新渡戸稲造博士の理念を活かした経営者のスタンスとして全く賛同できるお話に感動致しました。北海道大学農学部ご卒業後、キリンビールで技術畑を歩み社長までお務めになり、今のポジションにいらっしゃいます。

* https://president.jp/search/author/%E6%9D%BE%E6%B2%A2%20%E5%B9%B8%E4%B8%80

特別講演 松沢社長

特別講演 松沢社長

明治屋 松沢社長のご講演

明治屋 松沢社長のご講演

 その後の懇談会では、新渡戸稲造博士にちなんだ詩「永遠の青年」の朗読、IBC岩手放送アナウンサーの浅見智さん、歌の作曲者、太田代政男さんの熱唱ほか、多彩なひと時でした。懇談会の席で私にもお時間を頂き、「新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会(http://nitobe-enyu.org/」代表理事として、活動報告の概略と記念館建設の寄付依頼をしました。

朗読

詩「永遠の青年」朗読

素晴らしい歌声

素晴らしい歌声

太田代さんは花巻東高校歌の作曲者

太田代さんは花巻東高校歌の作曲者

 終了後は場所を変え、松沢社長を囲んでさらに懇親を深めました。

祝賀会後の二次会で

祝賀会後の二次会で

 この日はまだまだ続きます、私を含めて3名でお寿司屋さんに行き、岩手のお米と納豆の納豆巻と日本酒、その後少し離れて、話題になった「盛岡地カクテルINAZO」の創作者、葛(くず)勇樹さんのバーへ。

* http://www.bartender.or.jp/tohoku/iwate/morioka/detail.php?id=2997

INAZOカクテル

INAZOカクテル

創作者のバーテンダーさん&INAZOカクテル

創作者のバーテンダー葛勇樹さん & カクテルINAZO

 宿泊のホテルに着いて気が付けば日付が変わっていました。新渡戸稲造博士満載の一日、たくさんの思い出を持ち帰りました。翌日は、先月に続き花巻にも足を運び、フォローアップの土地を散策です。

新渡戸命日祭 @ 盛岡 2017

Posted by 秋山孝二
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 すっかりアップが遅くなりましたが、今年も10月15日に盛岡で「新渡戸稲造命日祭」が開催されました。さらに今年は、(一財)新渡戸基金(http://www.nitobe.com/)の内川頴一郎理事長が10月1日17時にご逝去され、追悼の儀も重なりました。

* 一昨年の様子――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=24837

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命日祭 2017「新渡戸稲造を伝える 、広める」

岩手県知事    達増拓也  氏
盛岡市教育長  千葉仁一  氏
聞き手  (一財)新渡戸基金常務理事  藤井茂 氏

懇親会会場で

懇親会会場で

 前半は、達増拓也岩手県知事と千葉仁一教育長、この財団の藤井茂常務理事による鼎談です。お二人とも、戊辰戦争からの近代の南部藩、岩手県の歴史的認識を踏まえた大変含蓄のあるお話の数々、そして今の地域への見識に感動しました。新渡戸稲造の人物像をただ研究テーマにしているばかりでなく、現在の学校給食に新渡戸の好物の食事のレシピ―を再現したり、今時代に伝え続けているアイディアと努力に学ぶところが多くありました。札幌における新渡戸夫妻の「伝える、広める」は、これらに比べるとまだまだ脆弱と言わざるを得ません。

右が達増自治、左が教育長

右が達増拓也知事、左が千葉仁一盛岡市教育長

コーディネーターは藤井茂常務理事

コーディネーターは藤井茂常務理事

 後半の懇親会では、縁の方々のお話・歌・演奏と続きました。新渡戸稲造の幅広い活動は地元でも多くの方々に多大な影響を与えていることを再認識した会でした。

 11月25日札幌で開催予定の初めての「INAZOサミット」も、更に一層の活動の幅広さを理解できる場となるような気がしています、本当に楽しみです。