矢部玲子先生 公開講座3回目

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 今年で3回目となる、北海道文教大学の矢部玲子先生の公開講座、「明治の青春 『学友会雑誌』に見る学校行事(ようこそ皇太子殿下)と題して、今年は「大正天皇」に焦点を当てての大変興味深いお話でした。

* http://www.do-bunkyodai.ac.jp/college/ExtensionLecture/2017/1265/

 矢部玲子先生のFacebookより~~~~~~~~~~~~~

     今年も北海道文教大学公開講座の季節がやって参ります.
    「現代と人間」シリーズで以下を担当いたします.
    8月31日(金) 9:00~10:30
    明治の青春―『学友会雑誌』に見る学校行事(ようこそ皇太子殿下)―

     私は、6年前にこの貴重な資料の存在を知り、調査研究の傍ら、保存の必要性を訴えてきました。一昨年、同校の「六華同窓会」の開校120周年記念事業の一貫として助成を賜り、これらのうち、昭和20年までをデジタル化しました。将来は、同会ウェブサイト上での公開を計画しています。
     本講座では、デジタル化された資料の中から、明治時代の皇太子殿下(大正天皇)行啓と生徒たちの取り組みをご紹介します。

     『学友会雑誌』は、旧制札幌第一中学校(現北海道札幌南高等学校)時代の、主に生徒の執筆による文芸誌です。現在、北海道札幌南高等学校の同窓会資料館に、明治30年以降のものがほぼ全巻保存されています。当時の生活様式や思想、そして学校生活などを知る上で、大変貴重な資料です。

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「学友会誌」から読み解くシリーズ3回目

「学友会誌」から読み解くシリーズ3回目

矢部玲子先生

矢部玲子先生

 実際は函館に軍艦で到着し、小樽、札幌、江別、旭川、道東、えりも線、室蘭等を訪問する、正式には「行啓」というよりも「巡啓」のようです。

函館から小樽、札幌、江別、旭川、苫小牧、室蘭、門別・・

函館から小樽、札幌、江別、旭川、苫小牧、室蘭、門別・・

 札幌一中での滞在は52分間だったようです。

札幌一中での滞在は53分間

札幌一中での滞在は52分間

 お帰りになった(還啓)後、当時の山田幸太郎先生の訓辞がありました。

還啓後も山田幸太郎校長の訓辞ほか

還啓後も山田幸太郎校長の訓辞ほか

 翌日は提灯行列も。

翌日も提灯行列

翌日も提灯行列

???

???

 この行啓を記念して、「札南高学校林(http://www.rikka-forest.jp/」が誕生しています。

札南高学校林もここがスタート

札南高学校林もここがスタート

 新渡戸稲造先生もここにいらっしゃって、リーダーたるべく勉学に励むよう訓示している記録もあり、2年後の開校125周年に向けて、このデジタル化した『学友会雑誌』を「六華同窓会HP(https://rikka.net/」にアップして、多くの皆さまと共有し、講座開設も企画できればと思っています、乞う、ご期待!

六華交流会 夏

Posted by 秋山孝二
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 六華同窓会(https://rikka.net/)の夏のイベント、「六華交流会 夏」が開催されました(https://rikka.net/info/2018/08/post-3.html)。今年は3回目、新しい企画で「大人の六華ゼミ」、初回は幹事当番期の実行委員会委員長の南43期・中野貴英さんに「中小企業診断士ってこんなことやってます」と題してお話をいただきました。子供時代のお父様のご苦労を肌で感じて、銀行勤務経験を活かし、今、経営アドバイザーとしてご活躍中です。

中小企業の相談、起業のメンターとして活躍中!

中小企業の相談、起業のメンターとして活躍中!

 交流会の冒頭は、同窓会小砂憲一会長のご挨拶。

六華同窓会・小砂憲一会長

六華同窓会・小砂憲一会長

 続いて、今年の六華同窓会幹事当番期・南43期の皆さん。

今年の「六華同窓会」幹事当番期の皆さん

今年の「六華同窓会」幹事当番期の皆さん

 さらには、来年の東京六華同窓会(https://www.tokyorikka.jp/)の幹事当番期の皆さんの来年6月総会・懇親会のご案内。

来年の「東京六華同窓会」幹事当番期の皆さん

来年の「東京六華同窓会」幹事当番期の皆さん

 交流会が終わってからは、2020年の学校設立125周年記念事業の打ち合わせを関係者で。

みんな優秀な後輩たち!

みんな優秀な後輩たち!

 40歳代の現役バリバリのお話ほか、各世代の現実に向き合う人生をしばし聞いて、多彩な人材の同窓とあらためて再確認したひと時でした。

第一回六華ゼミ 2018

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 六華同窓会の現役高校生に対するユニークなプログラム「六華ゼミ(http://www.sapporominami.hokkaido-c.ed.jp/rikka.html」が、今年も、幹事当番期・南43期の皆さんにより開講しました(http://www.minami43.com/pages/1469969/page_201712030108)。「六華ゼミ」とは、札幌南高校の在学生に、将来の進路選びに役立てていただくことを目的として、六華同窓会幹事期(今年は南43期)の同窓生の中から、いろいろな職業の者、いろいろな生き方をしている者の講義を開講するゼミです。聴講者は札幌南高校の在校生1~3年の方を対象としていますが、今回も会場満席、一部通路にも座って大盛況でした。

 トップバッターは、常見陽平(http://www.yo-hey.com/さん、テーマは「これからの社会を生きるために南高生が今、知っておくべきこと」。

視聴覚室が満室

視聴覚室が満室

南43期常見陽平さん

南43期常見陽平さん

時代とともに定義も変わる?

時代とともに定義も変わる?

 私は一番後ろの席で聴いていましたが、ふと前の現役生の荷物を見ると、懐かしい校章が目に留まりました。

懐かしい学校バッジ

懐かしい学校バッジ

東京六華同窓会 2018

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 今年も高校の東京の同窓会「東京六華同窓会(https://www.tokyorikka.jp/」の総会、懇親会が開催されました。それに先立ち、恒例のシンポジウム「六華ワールドフォーラム2018」は、若い世代のプレゼンが素晴らしかったです。主催者は、海外での活動を視野に入れている同窓の大学生や若いビジネスパーソンに何らかのきっかけを掴んでもらう事を目的に、今年も開催しました。

* これまでの東京六華同窓会関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%85%AD%E8%8F%AF%E5%90%8C%E7%AA%93%E4%BC%9A

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< 内容 >
1)「世界を見つめ、ここを耕す。」

~日本産米輸出の取組み プロダクトアウトからマーケットインへ~

出口 友洋さん   (南47期、株式会社Wakka Japan代表取締役) http://tawaraya-rice.jp/

起業しさらに発展して!

起業しさらに発展して!

(2)ニューヨーク留学と、今後のキャリアプランについて

中原 かゆきさん(南63期)

ありのままを率直に

ありのままを率直に

 中原かゆきさんの高校時代を知る方に伺うと、大変なガンバリ屋だったとか。挫折も次へのステップとする前向きな姿に感動しました。

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 続いての総会・懇親会は500名を越える参加者で大盛況。

壇上には私も

壇上には私も

今年のテーマ

今年のテーマ

 今年のテーマ「六華フォレスト~つなげよう緑のタスキ~」では、「札南高学校林(http://www.rikka-forest.jp/」の歴史に始まり、活動紹介をとても的確にプレゼンして貰い、この学校林財団の理事長を務める私も、大変嬉しいひと時でした。

 会場内には例年以上に充実したブースも設営し、懇親会中何も食べずに学校林財団の企画活動委員会メンバーが張り付てくれました、お疲れさまでした。

北口さん(南35期)(左)と陣内さん(南35期)(右)」

北口さん(南35期)(左)と陣内さん(南35期)(右)」

札幌一中の校歌を歌う

札幌一中の校歌を歌う

 今年の企画では、札南高学校林について多くの方々の注目を集めてもらい、一段と今後の活動に弾みがつきそうです。幹事当番期の南35期・後藤実行委員長はじめ同期の皆さま、ありがとうございます!

札南高学校林 春の散策会 2018

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 今年も札南高学校林で「春の散策会」が開催されました、雨の中、200名の参加者で大変盛況でした。

 これまでの学校林関係記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9C%AD%E5%8D%97%E9%AB%98%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E6%9E%97

イベントチラシ

イベントチラシ

有明小学校校庭で全員集合!

有明小学校校庭で全員集合!

 今回は、このイベントの主催者六華同窓会幹事当番期(南43期)と(一財)札南高学校林財団が本格的コラボを組み、参加者が4つのグループに分かれて財団企画活動委員会メンバーによるガイド付き散策。「造林育人」碑では記念撮影も。途中、エゾエノキ・オオムラサキチームがこれまでの活動をコンパクトに説明するプログラムも盛り込み、教育林・環境林としての新たな学校林のステージとなりました、素晴らしかったです。

子供たち班

子供たち班

 それに先立つ一週間前には、札南高学校林財団の企画活動委員会と六華同窓会幹事当番期の43期の方々と事前準備も雨の中、行いました。

キノコチームの今年度の仕込み

キノコチームの今年度の仕込み

散策道の整備・階段構築

散策道の整備・階段構築

ベースキャンプ整備

ベースキャンプ整備

 実に多くの方々のご尽力の賜物です、嬉しいです!

そもそも、学校林と私は

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 これまで札南高学校林(http://www.rikka-forest.jp/)のことについては、何回も記事にしてきたつもりでしたが、そもそも「学校林」とは何か、なぜ私が関わるのかは、一度もここでは書いていないことに気が付きました。

* 札南高学校林とはーー> http://www.rikka-forest.jp/outline/100.html

* 札南高学校林関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E6%9E%97

 たまたま、今年6月の東京の同窓会幹事当番期の方に依頼されて、この間の活動について書いたので、少々フライングですが掲載します。

* 東京六華同窓会(https://www.tokyorikka.jp/

* 2018年度総会・懇親会 (http://www.tokyorikka2018.net/

3月の学校林の空

3月の学校林の空

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あれから5年、「みんなの六華フォレスト」

一般財団法人 北海道札幌南高等学校林 理事長 秋山孝二

 あれから5年、ひと言で表現すると多くの方々のご協力のお陰で、「極めて順調に進捗!」といっていいでしょう、誠に喜ばしいことです。

 その前に、まずは皆さんに報告しなければなりません。2014(平成26)年6月に、新しく私たちの学校林財団理事長に就任された久末聖二さん(南16期)が、このプロジェクトの開始間もない同年11月に、ガンでお亡くなりになりました。同時に常務理事になった私は、プロジェクトの底固めをしようとしていた矢先で大きな衝撃であり、久末理事長のお気持ちを察するに悔しさも感じました。そして直後の理事会で、私が第十八代の理事長、常務理事に池内和正さん(南21期)が急きょ就任して、理事会、評議員会、企画活動委員会の推進等、学校林財団運営の重い責任を背負うことになり、今日に至っています。

 ご承知のように、2013(平成25)年3月に策定された「グランドデザイン」は、紺野忠義理事(南8期)を委員長に事業検討委員会で議論を続けて、これまでの100年間の歴史と活動を踏まえて、長期ビジョンとして策定されました。詳細は、「学校林100年沿革誌」を参照して頂きたいのですが、端的に言うと具体的展開は、「森林経営(Forest Management)」と「運営管理(Social Management)」の二つの要素から成り立っています。いずれも学校林の向こう100年を支える重要な要素で、お陰さまでこの5年間、しっかりしたスタートを切っています。これまでの限られた方々のご尽力から、実に数多くの同窓生の活動へと大きく幅を広げているのです。言い換えれば、「森林保全」主体の活動から、より積極的に森に入り、地下・地表を含めて環境林・教育林として森林生態系に学ぶ活動へと進化しています。

 まずは、「森林経営」ですが、これまでごく一部の理事、札幌森林組合にほぼお任せだった作業道開設、徐間伐作業は、このグランドデザインの理念に基づいて、所有者の私たち学校林財団の構想を主軸に大きく舵を切りました。一つは、10年程度を目途に121haを網羅する「心地よい」作業道を構築し、その後は散策道として多くの方々の憩いのフットパスへと繋げる構想です。最近、足を踏み入れた方はお分かりだと思いますが、この5年間に造られた作業道は、土地の傾斜・表面に優しく、周辺の樹木とも実に調和しています。

 次に、作業道と密接に連なる徐間伐作業も、それぞれのエリアのゾーニングをベースに、100年後の成熟した森を想定した樹種選定を行い、経済性と心地よさに配慮した計画に基づき、同窓生を含むプロの木こり達が活躍を始めています。ただ丸投げのお任せではなく、例えば、その事前調査等には、企画活動委員会メンバーはじめ、同窓生、そのご家族、或はお友達ほか、毎年3月の雪のある時期に、解説付きでカンジキ・スノーシューをはめての山林調査・散策もイベントとして実施したり、作業の様子を見学したり、以前には考えられなかった多くの方々が、四季を通じて学校林に入ってきています。

 学校林のもう一つの柱となる「箱崎プロジェクト」の実践は、「オオムラサキ・キノコチーム」として新たな担い手たちが立ち上がり、一歩一歩前に進んでいます。特に昨年からの活動は目覚ましく、ここでは簡単にご紹介します。

 最初は、エゾエノキ植林・国蝶オオムラサキ繁殖プロジェクトです。準絶滅危惧種に指定のオオムラサキの幼虫の食樹となるエゾエノキの植林活動は、今後の苗木を育成するために、まずは種子拾いから始まり、幾つかの環境で発芽を試行しています。一方、これまで学校林に植林した苗木は、以前、有明小学校に貸与していたスキー場跡地の広さ約0.8haに、定時制の生徒・同窓生たちによる約400本ですが、その後の生育状況の調査と、しばらく滞っていた下草・笹刈り等の環境整備を、年間10回ほど粘り強く行いました。年数が空いていたのでかなり大変な手作業でしたが、強力な女子力のお陰で完了し、今年は雪解けから見違えるほどの良好な環境になっているでしょう。

 オオムラサキ繁殖も大きく進展しています。昨年は、4月の越冬幼虫の観察に始まり、栗山町の「ファーブルの森」で、羽化・産卵を間近に観察、その後、秋には再三の越冬幼虫の採取の後、ネズミ対策を含めた越冬準備作業に取り掛かりました。今後は餌づくり、飼育方法を学びながら、今年5月以降の放虫、飼育・モニタリングも楽しみな一方、オオムラサキのDNA解析も行っていく予定です。

 もう一つはキノコ栽培による昆虫類の生育調査プロジェクトです。以前、箱崎陽一先生が定時制高校生を指導されて実施していましたが、その後の観察が少々手薄になっていましたので、昨年は、ホダ木準備から始まりナメコ、ヒラタケ、シイタケのキノコ植菌、ホダ木の本伏せ、笹刈りほか周辺環境の整備を根気強く行いました。秋にはナメコ・ヒラタケの初収穫もあり、さらに年末には、今年に向けたホダ木の切り出しも終えているので、更なる調査研究の継続・発展が期待できます。

 財団運営の重要な要素のもう一つ「運営管理」は、このグランドデザインのけん引役としての「企画活動委員会」が、ほぼ毎月20名程度の参加で開催され、毎回新たなメンバーも加わり、熱心な議論でフル稼働しています。理事会・評議員会への提言、イベント企画、諸計画の策定等、こらからも中核的機能として活躍してくれると確信しています。

 以上、いっぱい詰まったこの5年間をコンパクトにご報告しました。六華の風が吹き抜ける学校林、私は自分自身の高校時代があまり納得のいくものではなかっただけに、今、四季折々、この風の中に身を置けることが大変心地よいのです。「千の風になって」の唄ではありませんが、「六華の風になってあの大きな空を吹きわたっています」と、100年、そしてさらに先まで見守っていきたい気持です。

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 土の温もり、春の日差しと心地よい風を感じると、私は何か「六華の風」になって学校林を永遠に吹きわたる自分の姿を思い浮かべます。

六華同窓会 新年交流会 2018

Posted by 秋山孝二
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 私の出身高校の「六華同窓会(http://www.rikka.net/」、今年で第3回目の新年交流会(http://www.rikka.net/information/2018/01/2018.html#menu)が開催されました。会を重ねる毎に盛会になり、今後も益々楽しみです。

今年の幹事当番期、南43期

今年の幹事当番期、南43期

 舞台では南30期の斉藤みゆきさんのソプラノ。

ソプラノの響き

斉藤みゆきさんのソプラノの響き

 イベントの告知では、山木将平くんも登壇!

楽しみですね!

楽しみですね!

 そして最後は、今年6月の東京六華同窓会(https://www.tokyorikka.jp/)の幹事当番期・南35期の皆さんの総会・懇親会のご案内でした。

左・北口さん、スーツ姿は初めて!、松野さん、黒川さん、右は中川賢一さん!

左・北口さん、スーツ姿は初めて!、松野さん、黒川さん、右は中川賢一さん!

 締めのご挨拶をしました、同窓会の副会長として。

学校林のご報告を

学校林のご報告を

南19期新春同期会 2018

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 今年も南19期の皆さん、元気に集まりました。初参加の同期もいたり、いつも来るメンバーはインフルエンザで欠席とか、どうしても都合がつかなかったとかで欠席した者も。昔の話よりも今の状況のお話が今年は多かったような気がします。高齢化社会とは言え、60歳代の命の壁はなかなか厚く、ここを生き抜いて長生きしたいみたいな希望も聞かれました、それだけ、身近な方々のご逝去が増えてきているのかもしれません。

一人一人の近況も

一人一人の近況も

 私からは、六華同窓会(http://www.rikka.net/)の近況と今月の新年交流会(http://www.rikka.net/information/2017/12/30.html#menu)のご案内、札南高学校林(http://www.rikka-forest.jp/)の昨今の新しい活動について説明しました。3月4日の冬の踏査イベントについてのご案内も。

 最後は今年も記念撮影、来年の卒業50周年に集まることを約束して。高校卒後50年の年月が経ったなど、信じられませんが・・・・。

今年も、みんないい笑顔

今年も、みんないい笑顔

六華同窓会 総会・懇親会 2017

Posted by 秋山孝二
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 六華同窓会(http://www.rikka.net/の総会・懇親会、今年の当番期は同窓会初めての女性の実行委員長・山下美妃さんほか、南42期の皆さんの企画で大いに盛り上がりました。

* これまでの記事はこちら――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%85%AD%E8%8F%AF%E5%90%8C%E7%AA%93%E4%BC%9A%E7%B7%8F%E4%BC%9A

テーマも華やか!

テーマも華やか!

あちこちに華!

あちこちに華!

 生ビールサーバーを背中に、会場も最初から大いに沸いて、飲んで、の今年の懇親会。

真ん中は山下美妃実行委員長、ほか副実行委員長

真ん中は山下美妃実行委員長、ほか副実行委員長

 終盤には、来年の東京六華同窓会(http://www.tokyorikka.jp/の当番期・35期の皆さんも大勢でご登壇、後藤匠実行委員長のご挨拶、その中には一人の木こりのいで立ちの(一財)札幌南高学校林(http://www.rikka-forest.jp/の陣内くんも。一中の大先輩・横山末雄さんと南高の先輩・古川善雄さんともご一緒に写真をパチリ。陣内くん、8月末のテレビ「ぴったんこカンカン」で葉加瀬太郎の先輩として登場したせいか、会場のあちらこちらから「テレビ見たよ、一緒に写真を!」のリクエストが寄せられていました。

大先輩の右・横山末雄さんと中央・古川吉雄さん、左はテレビでもお馴染みの林業家・陣内雄さん!

大先輩の右・横山末雄さんと中央・古川善雄さん、左はテレビでもお馴染みの林業家・陣内雄さん!

一中校歌を歌う大先輩たち!

一中校歌を歌う山本晋也さんほか大先輩たち!

 翌日は、35期の方々は札幌市清田区有明の札南学校林に足を運びました。この財団の理事長を私はつとめているので、同行して幾つかのポイントを見学・調査しました。季節ごとにまるで違う学校林、奥深い景色に魅せられます。

翌日は来年度東京六華同窓会当番期の35期の皆さんと同行

翌日は来年度東京六華同窓会当番期の35期の皆さんと同行

 来年の東京の総会用に、学校林でドローンを飛ばして上空からの景色を撮影しました、一気に150m上空まで上がる初めての試みで、どんな光景が繰り広げられるのか楽しみですね!

ドローンによる学校林上空からの撮影も!

ドローンによる学校林上空からの撮影も!

 毎回思うのですが、歴史のぎっしり詰まった「同窓会」と124ヘクタールの「学校林」、人と木々の時間軸の中に確かに存在する自分を認識できる、これほど分かりやすい時間はありません。

県立浦和高校同窓会を訪問

Posted by 秋山孝二
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 埼玉県立浦和高校(http://www.urawa-h.spec.ed.jp/)を訪問し、「公益財団法人県立浦和高等学校同窓会奨学財団http://urako-tama.com/index.php?page_id=93」について、川野幸夫理事長ほか財団関係者の方にお話を聞きました。浦和高校と言えば、心臓外科医・順天堂大学医学部教授 天野篤さん(高26回)さん、JAXA宇宙飛行士の若田光一さん(高34回)が頭に浮かび、関東の進学校としても著名な男子校です。

* 天野 篤 http://www.asahi.com/and_M/articles/SDI2017061678921.html

* 若田 光一 http://www.asahi.com/topics/word/%E8%8B%A5%E7%94%B0%E5%85%89%E4%B8%80.html

 今回、私たちは、「東京六華同窓会(http://www.tokyorikka.jp/」の松岡拓公雄(南21期)会長、伊部亜理子(南28期)副会長、札幌の「六華同窓会(http://www.rikka.net/」副会長として私(南19期)の3名で訪問し、東京・札幌の同窓会共同事業として、奨学金財団設立に向けて意見交換をしました。

 JR北浦和駅から15分くらい、浦高正門がどっしり構え、丁度、浦高祭の直前で、正面にはミラノ大聖堂のミニチュアも設置されていました。

北浦和駅から15分くらい:正門

正門 正面には浦高祭の「ミラノ大聖堂」も

 正門を入って左奥に、趣のある建物が同窓会の麗和会館です。

門奥の同窓会館

門奥の同窓会館

 建物正面には「麗和会館」の文字。資料展示も素晴らしいです。

風格のある建物玄関

風格のある建物玄関

階段踊り場の振り子時計で伊部副会長と松岡会長

階段踊り場で東京六華同窓会・伊部副会長(左)と松岡会長(右)

 川野幸夫理事長ほかにお出迎え頂き、すぐに濃密な意見交換を1時間半ほど行い、大変貴重なアドバイスほかを得ることができました。

 これまで浦高は、各界で活躍する多くのリーダーを輩出してきました。さらに、現在、世界のボーダーレス化・グローバル化が進む中、グローバル人材、グローバル・リーダーの育成が強く求められ、リーダーたるべき人材、それもグローバルに活躍できる人材を育成する学校となっています。同窓生も、様々な経験を通して、そのような人材育成の重要性を痛感しており、後輩に対しては、日本の未来を託すうえで少しでも協力したいと考えているとのこと。そんな熱い思いが、高校同窓会による奨学財団設立という国内でもはじめての試みになりました。私たち札幌南高の同窓生の思いと共通する気がしました。

 奨学財団の支援内容としては、海外研修生派遣奨学金、留学奨学金、修学奨学金及び進学奨学金の四種類の奨学金があり、いずれも渡しきりで返済の義務はありません。

 海外研修生派遣奨学金については、夏季の短期留学に加え海外研修をより幅広く支援できるようになっていて、26年度には従来のサマースクール参加者3名に加え、同年度に浦高が文部科学省からSGH(スーパーグローバルハイスクール)の指定を受けた関連事業で、イギリスとフランスに派遣した17名の在学生に対してもこの奨学金から費用の一部を支援したそうです。

 「お金自体は、それ程問題ではないのではないか」、「同窓生の、特に高齢者は母校の現役高校生のお役に立ちたいという気持は大変強い」、「1年とかの留学ではなく、短期の夏季セミナーとかでも、外から日本を観る機会が高校生にとっては価値がある」ほか、貴重なお話満載で、大変勉強になりました。

浦高奨学財団理事長ほかの皆さまと

浦高奨学財団川野幸夫理事長ほかの皆さまと

 昨今、日本では若い世代の海外留学数が、以前に比べて減っていて、アジアの他の国々に比べても数で劣り、将来のグローバル社会での地盤沈下を危惧する声も大きくなっています。もちろん、この原因の全てが若者世代にある訳ではありませんが、若い時期に海外に出られるように、我々世代が背中を押す応援プログラムを構築して、少しでも貢献できれば嬉しいな、そんな機運の盛り上がりを感じています、引き続き設立に向けて検討を続けます!

六華同窓会交流会 夏 2017

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 高校の「六華同窓会(http://www.rikka.net/」、昨年から始めた「夏の交流会(http://www.rikka.net/information/2017/08/post-53.html#menu」が口コミで広がり、年を追うごとに盛り上がりを見せています。「遠慮なくビジネスの話を!」を掲げて、社会人現役世代を中心に、新しい同窓の輪を拡げる場となってきています、嬉しいですね。

新しい参加者も増えながら

新しい参加者も増えながら

力強い「今」をけん引する現役世代!

力強い「今」をけん引する現役世代!

 今年の同窓会幹事当番期のアピールも。

総会もあと2ヶ月後、パワー全開!

総会もあと2ヶ月後、パワー全開!

同窓会初の女性実行委員長 山下美妃さん

同窓会初の女性実行委員長 山下美妃さん

 「同窓会」というと、何となく「年配者の集い」みたいな先入観がありますが、昨年始めたこの企画は、今、各所属でポイントゲッターとなっている主として30代・40代・50代の同窓生に、今の自分の仕事の思いのたけを語って頂く場としてスタートしました。特に、初めて参加する方々を温かくお迎えできる雰囲気を目指して、担当の方々は知恵を巡らしています、面白い展開となってきました!

 これまでの関連記事――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%85%AD%E8%8F%AF%E5%90%8C%E7%AA%93%E4%BC%9A

東京六華同窓会 2017

Posted by 秋山孝二
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 今年も「東京六華同窓会(http://www.tokyorikka.jp/」総会・懇親会が盛大に開催されました。当日の様子はこちらにもアップされています(http://www.tokyorikka2017.net/guidance/results.html)。

 これまでのこの欄での記事――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%85%AD%E8%8F%AF%E5%90%8C%E7%AA%93%E4%BC%9A

一中校歌を参加者全員で

一中校歌を参加者全員で

乾杯の挨拶;東海大学総長の山田

乾杯の挨拶;東海大学総長の山田清志(南24期)さん

司会は幹事当番期のNHKの村上里和(南34期)さん

司会は幹事当番期のNHKの村上里和(南34期)さん

 懇親会で登壇した今年度札幌での「六華同窓会」幹事当番期の皆さん、同窓会初の女性実行委員長・山下美妃さんの堂々たる素晴らしいご挨拶でした。

札幌の六華同窓会、今年度の実行委員長・山下美紀さん

札幌の六華同窓会、今年度の実行委員長・山下美妃さん

来年の当番期、後藤匡実行委員長へ

来年の当番期、後藤匡実行委員長へ

東京六華同窓会旗

東京六華同窓会旗

 これに先立ち、六華ワールドフォーラム。海外で活躍された経験を、或は現在も世界で活躍されている現役が同窓の後輩たちに伝える場です。今年も貴重なお話の数々、同窓の絆は相乗効果を生んできています。本当に優秀な後輩たち、いつの間にか、そんな若い世代を目を細めて見ている立場になっている自分が不思議です。

川名隆(南25期)さん

川名隆(南25期)さん

森林正彰(南30期)さん

森林正彰(南30期)さん

六華同窓会新年会 2017

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 高校の六華同窓会(http://www.rikka.net/)新年交流会が開催され、70名を越える参加者で盛会でした、今年で2回目になります。

金森さんのギター演奏

金森浩太さんのギター演奏

 今年の当番期は南42期、昨年末に前年からの引継ぎを終えてスタートしています。今年の山下美紀実行委員長は、六華同窓会で初めての女性委員長、男子校・札幌一中としてスタートした我が母校も、校風は変わりませんが、同窓会では男女共学の時代を実感させる態勢となってきました。

六華同窓会、今年の幹事当番期山下実行委員長ほか

六華同窓会、今年の幹事当番期山下実行委員長ほか

 一方、東京六華同窓会(http://www.tokyorikka.jp/)は南34・44・54期が当番期、34期の方が今年6月の総会・懇親会のご案内をされました。

東京六華幹事当番期からのご案内

東京六華幹事当番期からのご案内

 私は六華同窓会副会長を引き受けているので、今回は締めのご挨拶でした。西尾長幸幹事長から始まる前に、「飲み過ぎないように」との温かいお言葉を頂いていたにも関わらず、ワインを赤・白混在で飲んだせいか、支離滅裂のご挨拶となりました、短いだけが取り柄かも知れません。

私は副会長として締めのご挨拶

私は副会長として締めのご挨拶

六華同窓会総会 2016

Posted by 秋山孝二
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 高校の「六華同窓会」、今年の総会・懇親会が盛大に開催されました。8年間幹事長を引き受けていましたが、昨年から副会長に就任です。後任の西尾長幸幹事長が入念に準備をされて、東京六華同窓会幹部との連絡会他、全く滞りなく総会決議も終了しました、皆さん、ありがとうございます。

* これまで記載――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%85%AD%E8%8F%AF%E5%90%8C%E7%AA%93%E4%BC%9A

総会には東京から「東京六華同窓会」の幹部も参加

総会には東京から「東京六華同窓会」の幹部も参加

 引き続いて南41期が幹事当番期で今年の懇親会が盛大に開催されました。一中の大先輩たちから若い世代と大変幅広く、特に今年は、乾杯の挨拶が和田由美副会長、締めのご挨拶が林美香子副会長、次期幹事当番期実行委員長が南42期の山下美妃さんと、新しい時代の到来を印象づけました。

老若男女、幅広い出席者!

老若男女、幅広い出席者!

 今年も札幌一中校歌の斉唱、一中の大先輩も元気にご登壇。後輩たちと一緒に歌いました。

元気な姿の札幌一中の大先輩の皆さま

元気な姿の札幌一中の大先輩の皆さま

 最後は次年度当番期への引継ぎ、同窓会始まって以来の女性の実行委員長・山下美妃さんです。

世の中に遅れること数十年、初の女性実行委員長

世の中に遅れること数十年、初の女性実行委員長

 私が南19期ですから南42期と言えば23歳も年下!自分は何気なく話をしているのですが、相手から見れば父親の世代だとあらためて思います。こうやって毎年毎年、年を取っていくのでしょうね。

 懇親会の最後までいて、その後は同期の集まりにも参加しました、いつもの狸小路6丁目の梶原くんのお店です。

変わらぬ同期の連中

変わらぬ同期の連中

私の本の作り方・売り方

Posted by 秋山孝二
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 高校の六華同窓会(http://www.rikka.net/)の今年度の特別事業として、「私の本の作り方・売り方~出版不況と言うけれど」が、札南高視聴覚室で開催されました。雨が降るあいにくの天気でしたが、会場は現役生、校長はじめ学校関係者のみなさん、同窓生であふれ、トークショーは大盛況でした。

当日の報告――> http://www.rikka.net/news/892016101/2016_2.html

 芥川賞作家の円城塔さん、小学館DIME編集長の大高和久さん、文藝春秋文春文庫部の吉田尚子さんの同窓のこの分野の方々をお迎えして、高校時代のお話から現在のお仕事、今の出版業界のお話など、オフレコの話も盛りだくさん交えながら終始リラックスした雰囲気でお話をしていただきました。私にとっては、ふだんあまり深く立ち入った分野ではなかったので、出版社泣かせの小説家、芥川賞の内幕ほか、面白いお話でした。ここではあまり披露しない方がいいかな、と。

http://www.minami41.org/special/

当日案内

当日案内

* 円城塔(https://www.amazon.co.jp/%E5%86%86%E5%9F%8E-%E5%A1%94/e/B004LVAL6M

* 大高和久(http://d.hatena.ne.jp/teru0702/20151030/1446167147

* 吉田尚子(https://www.bunshun.co.jp/recruit/about/magazine/bessatsu.html

トークで盛り上がり

トークで盛り上がり

視聴覚室は満席!

視聴覚室は満席!

 私の後輩たち、皆さん、この分野でも大活躍ですね、本当に嬉しいことです!

札南高学校林の次事業を

Posted by 秋山孝二
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 「一般財団法人 札幌南高等学校林(http://www.rikka-forest.jp/」は、札幌市清田区有明に、100年以上の歴史を持つ学校林を経営していて、一昨年から私は理事長を務めています。

 これまでに何回か学校林についてはコメントをしています、こちら

――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E6%9E%97

 先日は、これまでの活動の検証と今後の方向性を模索するエリア調査を行いました。まずは、エゾエノキ植林と国蝶・オオムラサキの繁殖状況の検証です。学校林南斜面にこの10年近く続けていた定時制高校生によるエゾエノキ植林、しっかり定植されているものもあれば最近のものは虫に食われて生育があまりよくないものまで多様でした。土壌が異なった二つのエリアで生育に影響を与えている可能性もあり、結論的には移植等は考えずに、今のままでしばらく推移を見守ることにしました。

エゾエノキ植林エリア

エゾエノキ植林エリア

順調に育つエゾエノキ

順調に育つエゾエノキ

 一方、最近始めた多彩な菌類の繁殖を目的にしたキノコ類の栽培は、キノコ狩りにくる方によって実験エリアが荒れていて、再度最初からやり直す必要がありそうです。キノコ栽培が目的と言うよりも、そこに集まる昆虫類の観察こそにポイントがあるのですが、どうしてもレジャー目的に森に入る人々は課題です。札幌近郊で学術的活動をする難しさを感じますが、菌類の繁殖は確認されていますので、引き続きこのエリアで試みを続けたいと思っています。

シイタケほかの栽培実験エリア

シイタケほかの栽培実験エリア

 昨年の強風で倒木したミズナラの現場は、倒木は切って、今年度の六華同窓会の幹事当番期(http://www.minami41.org/soukai/)により、秋の総会・懇親会の引き出物作成に活用すべく作業に入っています。残った切り株は直後に倒れた状態から元の状態に跳ね戻り、何事も無かったかのようにエリアに溶け込んでいます。今回の検討で、この場所に新しくエゾエノキの植樹を行って、水分の多い場所における生育状況を、以前の南斜面と比較しながら観察していくことにしました。

倒れたナラと沢

倒れたナラと沢

 さらに、今後の学校林活動の「見える化」基盤づくりとして、GPS等も活用した地図への落とし込みを翌日行いました、その事前準備を現地で。

地図で次の実験エリアを確認

地図で次の実験エリアを確認

 今回の検証・調査は短時間でしたが、今後の幾つかの活動の方向性を決める貴重な時間となりました。何せ100年を経過した学校林、向う100年を睨んでの活動の展望を切り拓くという大志を抱いての一歩一歩は、とてつもなく長いスパンを実感しますが楽しみですね。

 ところで、この数年、現場で作業道開発に尽力する足立成亮さんが、滝の上町の方から頂いた藍染手ぬぐいに注目です。「森」という字を、「木+水+土」で表現しています、素晴らしいアイディアです。

滝の上町の方からのプレゼント、素敵な「森」の字

滝の上町の方からのプレゼント、素敵な「森」の字

東京六華同窓会 2016

Posted by 秋山孝二
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 「東京六華同窓会 2016()」に先立ち「六華ワールドフォーラム(http://www.tokyorikka.jp/worldforum/WF-mae-2016.html」、今年のテーマは、「若者よ 早く世界に出よ!先輩たちよ 早く若者を世界に送り出せ!」でした。

* これまで記載したもの――>http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%85%AD%E8%8F%AF%E5%90%8C%E7%AA%93%E4%BC%9A

 まずは、同窓生ではありませんが、2014年ノーベル物理学賞受賞者で米国カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授・中村修二先生のビデオメッセージです。当初、基調講演を行う予定でしたが、急遽帰国せざるを得ず、ビデオによるメッセージとなりました。英語力の重要性と、英語によるコミュニケーション能力を身に付けるために、若いうちから英語圏に留学することの重要性を強調されていました。

ビデオメッセージで中村先生
ビデオメッセージで中村修二先生

 つづいて基調講演として、早稲田大学大学院商学研究科・早稲田ビジネススクール准教授・池上重輔(南35期)先生、国際舞台での企業マネージメントやコンサルタントの経験が豊富です。

池上重輔先生

池上重輔先生

 毎年6月開催の東京六華同窓会総会・懇親会は600名近くが参加しました。

東京六華同窓会総会に私も札幌の六華同窓会副会長として登壇

東京六華同窓会総会に私も札幌の六華同窓会副会長として登壇

同窓会懇親会ではNHKアナウンサーの

懇親会司会はNHKアナウンサーの高市佳明(南41期)さん

札幌一中の校歌を壇上で唄う同窓生

札幌一中の校歌を壇上で唄う同窓生

 私も懇親会でたくさんの方々と懇談できました、特に世代を越えてのお話はうれしかったですね。

学校林の活動で出会う三世代?

学校林の活動で出会う三世代?(北口さん撮影)

六華新年会、初めて開催!

Posted by 秋山孝二
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 私が副会長をお引き受けしている「六華同窓会(http://www.rikka.net/」の初めての企画、「六華新年交流会」が先月末に開催されました。この数年の一連の同窓会改革の一環で、若い現役世代との交流ができる場として、新設の会員交流委員会のご尽力です。

若い世代もたくさん参加!

若い世代もたくさん参加!

 幹事当番期も、今年10月の総会・懇親会に向けてすでに始動しています。

今年度実行委員会

今年度実行委員会の挨拶、10月懇親会に向けての意気込みも

 ミニ講演として、副会長の林美香子さんのお話、新しい農業の取り組みと地域について、示唆に富んで素晴らしかったです。続いてはピアノ演奏。

副会長・林美香子さんのミニ講演!

副会長・林美香子さんのミニ講演!

ジャズピアノを特技とする同窓生

ジャズピアノを特技とする同窓生

 締めのご挨拶は、前会長の近藤龍夫さん、ご多忙の中を駆けつけてくださいました。

前会長・近藤龍夫さんも駆けつけてくれました

前会長・近藤龍夫さんも駆けつけてくれました

 「同窓会」というと、これまで比較的年配のお偉い方々が集まっていて、若い世代が少々敬遠する雰囲気がありました。この数年間で、役員のご理解と若い世代の同窓生の尽力により、以前に比べると随分幅広い世代の同窓生の参加が続いていて大変嬉しいです。

* これまでの六華同窓会の記載はこちら――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%85%AD%E8%8F%AF%E5%90%8C%E7%AA%93%E4%BC%9A

今年を振り返る 2015 (番外編)

Posted by 秋山孝二
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 年末29日、もう十数年になりますか、今年もFM三角山ラジオで丸山哲秀先生の番組で1時間少々のトークに登場でした。私自身、毎年の振り返りができると同時に、丸山先生とのやり取りが楽しかったです。

* http://d.hatena.ne.jp/tessyu/

 戦後70年目の節目の年、歴史的転換点とも言える大きな出来事が続出しました。政治、経済では今後楽観を許さない危機感を抱きますが、世界で戦うアスリートたちの活躍からは、多くの勇気と希望を受け取りました。フィギャスケートの羽生結弦、宮原聡子、バドミントン、フェンシングの太田、ラグビーワールドカップで3勝の五郎丸歩、リーチ・マイケル、世界選手権優勝の男子体操、女子サッカーワールドカップの準優勝、テニスの錦織圭等、書き切れない程の活躍でした。それぞれ裏付けされる日頃の精進があり、日々切磋琢磨している姿には感動しました。

 私の活動の総括としては、上手く軌道に乗ったこと、苦闘していること、いろいろありますが、自分が関わるフィールドがあるということに感謝したい気持はあります。それぞれの場には、永年頑張っている人々がいる訳で、その努力へ報いるためにも、私の立ち位置でやれることを悔いなくやりたい、そんな姿勢で日々活動をしてきたつもりです。

 私(わたくし)的な一年のまとめ、今年も盛りだくさんでした。

* 新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会」、札幌遠友夜学校、遠友みらい塾関連

* エネルギーチェンジ100ネットワーク

* 演劇関係

* 秋山財団

* 北海道経済同友会

* 寺島戦略経営塾

* 政治情勢、特定機密法案、安保法制、沖縄基地問題

* SEALDsの活動

* 海外旅行から 5月ボストン、10月シンガポール

* 国内旅行 7月利尻・礼文、10月中山道(妻籠、馬籠ほか)、郡上八幡、高山「八幡祭」

* 六華同窓会、札南学校林財団

* 音楽ライブ 7月グラシェラ・スサーナ、8月美輪明宏、11月アルゼンチンタンゴ

 年末のテレビの特別番組、録画したものの果たして観る時間があるのかどうか。何はともあれ、今年一年、大変お世話になりました、来年も宜しくお願い致します、皆さまのご多幸をお祈り致します!

今年を振り返る 2015 (上)

Posted by 秋山孝二
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 あっという間に2015年も押し迫ってきました、今年は相変わらず忙しかったですね。数日間で今年を振り返ります。

 まずは、この8年間務めてきた「六華同窓会(http://www.rikka.net/」幹事長を10期後輩の西尾長幸さんと代わりました。私よりはるかに繊細な心の持ち主、きっと素晴らしい同窓会にしてくれるでしょう。昨年、予期せずに「一般財団法人 札幌南高等学校林(http://www.rikka-forest.jp/」の理事長に就任して、結局、私は高校に一層関わることになっています。以下は、今年10月の同窓会総会の会誌に寄稿した内容です。

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歴史の一コマに生きて

六華同窓会 幹事長 秋山孝二

 2015年六華同窓会総会・懇親会の開催を迎えて、これまでご準備にあたられた南40期の小林伸行実行委員長はじめ、幹事当番期の皆様に心から感謝申し上げます。今年のテーマ「六華のキセキ」からは、学校創設120周年の「軌跡」、新たな「輝石」の発見、「奇跡」への思いを感じます。

 同窓会は財政改革を終えて、昨年、懸案だった規約改正を行いました。決算期を3月から7月末へと変更し、今年度から運営の仕組を「4役会議」、「運営会議」、「常任幹事会」、「総会」とそれぞれの機能を明確にしてスタートし、今の時代に見合った、末永く安心して楽しめる活動体として再整備を行いました。

 一方、同窓のもう一つの宝である「学校林」活動も、「一般財団法人」として100周年を祝い、今、200年に向けた基本コンセプト「Rikka Forest」の理念に則り、大きな一歩を踏み出しました。恒例の春の散策会に加えて、5月末には初めての試みとして「林業体験プチワークショップ~ドンコロ集め」を実施しました。

 これまでは、「下草刈り」、「植林」等、将来への備えが主でしたが、今回は森に残された間伐材を回収する活動でした。地面に転がる間伐材は、大先輩たちが育てた「材」、「財」であり、現役高校生を含めた多くの参加者と手渡しリレーで運び出しながら、幾多の時代を越えた100年の歴史に思いを巡らせました。さらに、私も太いカラマツ材を一個だけ持ち帰り、家でじっと見つめながらハッと気が付いたのです、その年輪一つ一つの間から先輩たちのぎっしり詰まった意志とメッセージが聞こえてくることに。静まりかえる緑豊かな学校林の中に立つ自分、まさに歴史の一瞬間に生きている、これ程分かりやすい光景はありませんでした。

 皆さん、私は幹事長として長くお世話になりましたが、この10月総会で退任致します。この間は改革の連続でした、多くの若い世代と出会う機会も多く、そして、「未来プロジェクト」の優れたメンバーたちが、これからの六華同窓会を引き続き支え続けてくれるでしょう。今後の会の益々の発展を祈念し、これまでの皆さまのご支援・ご協力に心から感謝申し上げます。

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 改革に次ぐ改革でしたが、お陰さまで当分の健全な財政の目途はつきました。多くの幅広い世代が楽しく集える場となって欲しいですね。我ながらよく頑張りました、皆さま、ありがとうございます!

 こんな音楽とひと時過ごします――> https://www.youtube.com/watch?v=v2SlpjCz7uE&index=16&list=RD_k6AA1VsZLY