あっという間に2015年も押し迫ってきました、今年は相変わらず忙しかったですね。数日間で今年を振り返ります。
まずは、この8年間務めてきた「六華同窓会(http://www.rikka.net/)」幹事長を10期後輩の西尾長幸さんと代わりました。私よりはるかに繊細な心の持ち主、きっと素晴らしい同窓会にしてくれるでしょう。昨年、予期せずに「一般財団法人 札幌南高等学校林(http://www.rikka-forest.jp/)」の理事長に就任して、結局、私は高校に一層関わることになっています。以下は、今年10月の同窓会総会の会誌に寄稿した内容です。
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「歴史の一コマに生きて」
六華同窓会 幹事長 秋山孝二
2015年六華同窓会総会・懇親会の開催を迎えて、これまでご準備にあたられた南40期の小林伸行実行委員長はじめ、幹事当番期の皆様に心から感謝申し上げます。今年のテーマ「六華のキセキ」からは、学校創設120周年の「軌跡」、新たな「輝石」の発見、「奇跡」への思いを感じます。
同窓会は財政改革を終えて、昨年、懸案だった規約改正を行いました。決算期を3月から7月末へと変更し、今年度から運営の仕組を「4役会議」、「運営会議」、「常任幹事会」、「総会」とそれぞれの機能を明確にしてスタートし、今の時代に見合った、末永く安心して楽しめる活動体として再整備を行いました。
一方、同窓のもう一つの宝である「学校林」活動も、「一般財団法人」として100周年を祝い、今、200年に向けた基本コンセプト「Rikka Forest」の理念に則り、大きな一歩を踏み出しました。恒例の春の散策会に加えて、5月末には初めての試みとして「林業体験プチワークショップ~ドンコロ集め」を実施しました。
これまでは、「下草刈り」、「植林」等、将来への備えが主でしたが、今回は森に残された間伐材を回収する活動でした。地面に転がる間伐材は、大先輩たちが育てた「材」、「財」であり、現役高校生を含めた多くの参加者と手渡しリレーで運び出しながら、幾多の時代を越えた100年の歴史に思いを巡らせました。さらに、私も太いカラマツ材を一個だけ持ち帰り、家でじっと見つめながらハッと気が付いたのです、その年輪一つ一つの間から先輩たちのぎっしり詰まった意志とメッセージが聞こえてくることに。静まりかえる緑豊かな学校林の中に立つ自分、まさに歴史の一瞬間に生きている、これ程分かりやすい光景はありませんでした。
皆さん、私は幹事長として長くお世話になりましたが、この10月総会で退任致します。この間は改革の連続でした、多くの若い世代と出会う機会も多く、そして、「未来プロジェクト」の優れたメンバーたちが、これからの六華同窓会を引き続き支え続けてくれるでしょう。今後の会の益々の発展を祈念し、これまでの皆さまのご支援・ご協力に心から感謝申し上げます。
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改革に次ぐ改革でしたが、お陰さまで当分の健全な財政の目途はつきました。多くの幅広い世代が楽しく集える場となって欲しいですね。我ながらよく頑張りました、皆さま、ありがとうございます!
こんな音楽とひと時過ごします――> https://www.youtube.com/watch?v=v2SlpjCz7uE&index=16&list=RD_k6AA1VsZLY