東京の世田谷区で、「全米で最も暮らしやすい都市」といわれるオレゴン州ポートランド市をモデルに、住民主体で進めた都市のリノベーションや、歩いて暮らせるコンパクトな都市計画など、ポートランドの街づくりを通じて、これからの世田谷の都市づくりを考えるシンポジウムが開催されました、主催担当は世田谷区都市デザイン課でした。手話通訳、正面左にはまとめボードで専門に書き留めていく方も配置しての成熟したまちづくり体制、さすが90万人の区、マチづくり先進地区です。これに先駆けてこんな連続イベントも開催中です(http://kokucheese.com/event/index/369214/)、次回は来週。企画だけでなく、登壇者も論客ばかり、すごいですね!
<プログラム>
●鼎談(ていだん)
黒崎美生(オレゴン日米協会会長)、古沢洋志(在ポートランド日本総領事)、保坂展人(世田谷区長)
●パネルディスカッション
黒崎美生、川内美彦(東洋大学教授)、饗庭伸(首都大学東京准教授)、松田妙子(NPO法人せたがや子育てネット代表)、保坂展人
* オレゴン日米協会 (http://jaso.org/)
* 在ポートランド日本総領事館 (http://www.portland.us.emb-japan.go.jp/jp/culture/Jet%20predepartureparty_jp.html)
下北沢界隈は演劇のメッカとしても有名ですね、会場の北沢タウンホールのすぐ近くに「鈴なり横丁(http://komugi1007.blog.fc2.com/blog-entry-85.html)」があります。
世田谷区は東京都の一区ではありますが、区長は選挙で選ばれる「Mayer」で、人口も90万人を越えているとの保坂展人区長のお話、当日集まっている区民の方々の見識、民度の高さも雰囲気から感じられました。マチの底力は人口の数ばかりでなく質が要なのかな、と。当日、私は保坂区長ともお話ができ、来週もポートランド繋がりの追っかけで、また区主催の企画に参加する予定です。