今年も折り返しを過ぎて7月です。先月末に『北海道市民環境ネットワーク(愛称:きたネット)(http://www.kitanet.org/)』の2023年総会が、リモートで開催されました。理事は札幌の会場に集まって、画面に向かってのやり取り、今年の総会は来年の活動終結・解散に向けてのこれまでの振り返りと、大切な最後の締めくくりのスケジュールについて提案し承認を頂きました。
* これまでの活動の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88
私自身振り返ると、ここの理事長を務めさせて頂き、様々な環境活動の学びをすることができました。セブンイレブン財団に支援してもらって活動していたこの団体、昨今の企業のESG投資への対応等もあり、企業方針として今年度から全国3つの中間支援団体への応援を終了することとしています。私は理事長時代に数年にわたり財団本部での会合にも参加しましたが、その時のセブンイレブンジャパンの市民活動に対する認識、財団に出向している方の考え方に対して、その都度私なりの意見を言わせて頂きましたが、結局納得のいくお話は得ることができず、日本の企業の見識の浅さ、長期的視点の無さに忸怩たる思いでした。今も私はセブンイレブンジャパンの環境市民活動に対しての姿勢には言いたいことが山ほどあり、それを伝える術さえ無いことが残念ですね、でもそれも含めてそれまでの認識と理解している現在です、残念ですね。
とは言え、北海道の現場はしたたかです、先日の総会で理事の方々も皆さん頭を上げて前を向いておっしゃっていましたが、きたネット解散は決して終わりではなく、当初の目的は果たしたゆえの次の活動へのスタートであることは間違いないでしょう。この20数年で学んだそれぞれの会員さんは、それぞれのフィールドでこれからも一層活躍していくことを確信しています。そんな意味でも、これまでにない印象的な総会となりましたね。