謡う宝生、舞う金剛

Posted By 秋山孝二
Categoirzed Under: 日記
0 Comments

 先月から始まっている(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=16653)「教文古典芸能シリーズ」の第二弾、「能楽公演・レクチャー」が先日二日間に渡って開催されました。残念ながら前日のレクチャーは参加出来なかったのですが、流派の特徴ほか、きめ細かな能・狂言の説明が大変興味深かったと、参加した方から聞きました。それとサプライズのプレゼントは、何と終演後の京都のお酒の○○だったとか。会場の制約との兼ね合いで、表現は微妙になってしまいますが(分かる方には分かる?)、「プラスα」のサービスは「粋」ですね。

配布チラシの素晴らしいデザイン

配布チラシの素晴らしいデザイン

当日プログラム

当日プログラム

 翌日、2回目の今回は、「京都創生座(http://www.soseiza.com/about.html」による能と狂言で、コンパクトなプログラムで、それぞれの特徴を活かした内容でした。想い出します、もう40年以上前になりますか、私の伯母が能を少しかじっていて、学生時代に東京の飯田橋か水道橋の能楽堂に足を運んだことを。残念ながら演目は全く覚えていないですね。

 久しぶりの能の鑑賞、宝生流と金剛流との違いは想像以上でしたし、能自体に対して、私にとっては日常の暮らしのテンポではついていけない時間軸(?)、正確に言えば「待ちきれないスピード」と言えば宜しいのでしょうか、最初の演目「井筒」では、感じるよりも理解しようとして鑑賞に「成功しなかった」感がありました。次の狂言「因幡堂」で少し気持を取り直し、最後の「殺生石 女体」ではかなり寄り添えたと自己満足でした、ただ、「女体」の言葉に心が乱れてか、変身して現れた控え目な姿に少し「かわされた」感もあったり・・・・。この部分、「感」ばかりでお許しを!

 家に帰って検索すると「狂言ラジオ体操(http://www.youtube.com/watch?v=XES3FI5D9kg」というのもあるようです。7月にはこのシリーズの最終回、「バイリンガル狂言(http://www.kyobun.org/etc/eventdetail.php?id=4892」です。

 前回もそうでしたが、このような日本の古典芸能への意欲的取り組みに引き続き拍手です!!!

Comments are closed.