十勝・個性派のチャレンジ!!

Posted By 秋山孝二
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  「アースカフェ・プロジェクト:http://earth-cafe.jp/」を主宰する、(株)リープス(http://www.facebook.com/Leaps.inc)・鈴木善人社長のお誘いがあって、帯広一泊の「アースカフェ・スペシャル(?)」に参加しました。

 まずは、十勝清水の高台から豪快に十勝平野を一望、感動のパノラマでした。遥か地平線に目をやり、それから近くを見るとたくさんの乳牛が豆粒のようですが放牧されています。こんな広い空は、昨年3月の南アフリカ・ケープタウン以来でしょうか(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=3570)。

十勝清水の展望台から帯広方面を望む

十勝清水の展望台から帯広方面・地平線を望む

酪農王国:牧草を食む乳牛

酪農王国:牧草を食む乳牛

 そこから東京の「北城塾」ご一行様と待ち合わせ予定場所、清水町の「十勝千年の森(Millennium Forest):http://www.tmf.jp/about.phpに移動しました。北城塾については、塾のキーマン・Maxさんのブログから拝借します(http://ameblo.jp/max24da/entry-10806568893.html)。

 この「北城塾」塾長の北城恪太郎さんは、現在、日本アイ・ビー・エム(株)最高顧問で、経済同友会・前代表幹事、私はIBM常務時代からご指導を頂いていて、経済同友会のフォーラム等でもお世話になっていました。「イノベーション」に関する企業経営者としての見識で、北城さん以上の方にお会いしたことがありません。

 今回、帯広ご出身の柏尾哲哉(http://www.tokachi.co.jp/feature/200910/20091027-0003148.phphttp://ja-jp.facebook.com/people/Tetsuya-Kashio/100002375492392)さんから鈴木社長に連絡があり、私も一部このプログラムに参加することになりました。メンバーの方々とご挨拶しましたが、皆さんお若く、第一線のビジネスパーソン、吸収力豊かで前向きな雰囲気が素晴らしかったですね。

 訪問先も実に個性的で「濃厚!」な方々ばかり、自らリスクを取って果敢に挑んでいる、そんな姿に感動しました。まずは、「中藪農園:http://nakayabu.com/?page_id=8」の中藪(なかやぶ)俊秀社長です。ジャガイモの品種へのこだわりと挑戦に気迫を感じました。

「中藪農園」のカボチャ畑で

「中藪農園」のカボチャ畑で

  次は、「北海道ホープランド:http://www.hopeland.jp/」の妹尾(せのお)英美社長、河川敷を活用しての「放牧豚」、「えぞ豚」の商標も登録に挑戦中とのこと。あの年齢(失礼!)で、湧き出るようなアイディアとヴェトナム・モルドバの海外展開等の実践力、源泉は何なんでしょうか、ただただ圧倒されるバイタリティです。

ホープランド・放牧豚

北海道ホープランド・えぞ豚(放牧豚)

 北城塾長から国の農業政策に対しても意見を求められていましたが、お二人とも明解なコメントで、これまでのご自分の実践に基づき、国際社会の中での自らの農業の立ち位置をしっかり認識されていました。土地の特性によって多様な日本の農業の現実に対して、一律な国レベルの政策ということ自体にすでに無理がある、そんな感じもしました。「十勝農業」と言っても多様であることに留意しなければなりません。これが「農業支援」とか「あるべき日本の農業」とか、軽率な現状認識に基づいて政策を決めては間違えますね。エネルギーも全く同じですが、食、それを支える農業のあり方について、もっともっと幅広い「生活者」の議論が必要なのだと思います、消費者とか素人とか言わないでですね、自分たちの問題ですから。

 その他に、たくさんの気づき、話題がありましたが、映像の説得力にはかないません、鈴木善人社長撮影のフォトアルバムに代えさせてもらいます。https://picasaweb.google.com/leaps.inc/WlIfgF?authuser=0&authkey=Gv1sRgCJ2q2cqP5Ov3ZA&feat=directlink

 突き抜けるような、いっぱいの青空と地平線を目の当たりにして、体の中を清流が通り抜けていく、久しぶりの透明感です!

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