NHK総合『飽食の悪夢~』

Posted By 秋山孝二
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 少し前になりますが、先月、NHKスペシャル「2030 未来への分岐点」をビジュアルな情報満載で伝える動画シリーズの第2回は、日本の状況と世界の動きを的確に伝えてくれていました、シリーズを通じて「分岐点」といわれているのが2030年、あと10年しかありません

NHKスペシャル「2030 未来への分岐点」飽食の悪夢~水・食料クライシス~

https://www.nhk.or.jp/d-garage-mov/movie/280-9.html

 EAT財団では、科学者と連携し、「プラネタリーダイエット」を提唱、地球にとっての理想の食事を発表しました。食事の半分は野菜で、週に食べる肉の量を7割以上削減、豆やナッツからタンパク質を取ることをすすめています。こうした様々な対策で、2030年までに飢餓をゼロにし、持続可能な食料生産を達成できるか。未来への分岐点2030年まで、あと10年・・・。

 生産に大量の穀物と水を必要とする「肉」の消費量を減らすために、人工肉の開発が注目されています。スタンフォード大学の医学者らが起こしたベンチャー企業では分子レベルで肉を解析し、大豆やココナツオイルを原料に肉汁まで再現。牛肉と比べ、水の使用量や温室効果ガスの排出量を大幅に減らしました。日本でも大手ハンバーガーチェーンが、人工肉バーガーを開発。

 食料廃棄はもちろん大問題です、一方、現在のコロナ禍で、日本では食料のライフライン、食材の質・量・物流が十分繋がっているのでパニックにはなっていませんが、食物自給率30%台では、長引く状況の中、食材を輸入に頼っている現状は安全保障の観点からも早急に変えていかなければなりませんね。

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