新年、初めての東京 2018

Posted By 秋山孝二
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 今年も東京出張が始まりました。私にとっての東京のシンボルは、スカイツリーが出来てもやはり「東京タワー(https://www.tokyotower.co.jp/」です。今年3月には、250mの展望台がリニューアルオープンとのこと、いつか、久しぶりに昇ってみたいですね。

冬の東京の空はすっきりと

冬の東京の空はすっきりと

 昨年末から、昨年9月の秋山財団特別講演会で札幌にお越し頂いた桜田一洋さんの講演録の校正を続けています。

* 講演の様子――> http://www.akiyama-foundation.org/news/2700.html

 ご講演の中で、科学のアプローチについての部分、都内の幾つかの場所から見える東京タワーの写真を紹介し、場所、時間、角度によって姿を変える様子から、前提条件の違いによって同じ物質、論理も違ってくることに言及されています。

 私が座長をやったこのご講演、当日は逐一の言葉を追いかけるのに精一杯で、論理とか脈絡は正直言って十分理解した訳ではありませんでしたが、動画を何回も観つつ校正を行いながら、あらためて桜田さんのお話の奥深さを再認識している次第です、作業はまだ続きますが、ブックレットとしての出来上がりを乞うご期待です!

 先日のお電話では、「Society 5.0(http://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/index.html」で象徴される次世代インフラ戦略も、いよいよ日本国の今後の方向性として展開がはじまるようですので、今年9月の贈呈式での続けての特別講演も楽しみになっています。2年続けて同じ演者をお迎えするのは、32年間の秋山財団としては初めての試みです。秋山財団の中期計画も、このマスタープランを念頭に置いて展開していきたいと、先日の理事会、評議員会でもご説明致しました。

< Society 5.0 > ~~~~~~~~~~~~~~~~~HPから引用

http://www8.cao.go.jp/cstp/tyousakai/juyoukadai/infra_fukkou/12kai/sanko2.pdf

 サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)

 狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く、新たな社会を指すもので、第5期科学技術基本計画において我が国が目指すべき未来社会の姿として初めて提唱されました。

Society 5.0 説明図

「Society 5.0」で実現する社会

 これまでの情報社会(Society 4.0)では知識や情報が共有されず、分野横断的な連携が不十分であるという問題がありました。人が行う能力に限界があるため、あふれる情報から必要な情報を見つけて分析する作業が負担であったり、年齢や障害などによる労働や行動範囲に制約がありました。また、少子高齢化や地方の過疎化などの課題に対して様々な制約があり、十分に対応することが困難でした。

 Society 5.0で実現する社会は、IoT(Internet of Things)で全ての人とモノがつながり、様々な知識や情報が共有され、今までにない新たな価値を生み出すことで、これらの課題や困難を克服します。また、人工知能(AI)により、必要な情報が必要な時に提供されるようになり、ロボットや自動走行車などの技術で、少子高齢化、地方の過疎化、貧富の格差などの課題が克服されます。社会の変革(イノベーション)を通じて、これまでの閉塞感を打破し、希望の持てる社会、世代を超えて互いに尊重し合あえる社会、一人一人が快適で活躍できる社会となります。

従来の社会とSociety 5.0の違い

 HPより引用 おわり

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