市民の熱い力に、ただ感動です!

Posted By 秋山孝二
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 秋山財団の「社会貢献活動助成」事業http://daily-ondanka.com/partnership/partnership?rm=detail&id=29 の報告会が、先日財団で行われました。6年前から始めたこの事業ですが、今年は報告団体数が多く、二日間の日程となりました。中標津からの高校生のみなさん他、財団理事・評議員・監事の方々のご参加もあり、熱心な報告の場となり、心から感謝致します。

2009(平成21)年度・秋山財団・社会貢献活動助成・報告会プログラム

 

5月23日(土)

 

 発     

助成年度と助成テーマ

出席者(★が発表者)、

敬称略

1

特定非営利活動法人・公共政策研究所

2007年「行政への市民参加の環境調査」

★水澤雅貴

2

特定非営利活動法人・交通倶楽部ゆうらん

(NPO法人・交通まちづくりコンソーシアムゆうらんに改名)

2007年「なまら便利なバスマップ第3版の発行と使い方講座の実施」

★松本公洋、内山到

3

北海道中標津農業高等学校

2007年「花と緑で彩る計根別ミルクランドまちづくり」

★川又竣・松崎愛、

杉田慎二

4

特定非営利活動法人・炭鉱(やま)の記憶推進事業団

2008年「空知産炭地域での高齢者の社会的活動促進モデル事業」

★吉岡宏高

5

たんぽぽ文庫

2008年「たんぽぽ文庫新しい子供の居場所作り事業」

★中野由美子、高橋雅子

6

間伐ボランティア「札幌ウッディーズ」

2008年「札幌市及び周辺地域における森林の保護と育成活動」

★中野常明

7

手引きの会ステッキ

2007年「視覚障がい者に対する優しい気持ちと共に生きる大切さを知ってもらう」

★三川博子、関谷洵子

今井寿満子

8

北海道学習障害児・者親の会「クローバー」

2007年「発達障害児・者への就労支援事業」

★永瀬次郎

9

強制連行・強制労働犠牲者を考える北海道フォーラム

2007年「東アジアの和解と平和づくりを担う、国境を越えた市民社会の育成」

★殿平真

 10

日高山脈ファンクラブ

2008年「日高山脈幌尻岳登山者排泄物除去推進事業」

★高橋健

 11

NPO法人・カラカネイトトンボを守る会

2007年「札幌市篠路福移湿原の埋立阻止、乾燥化防止、希少生物の保護」

★佐藤知宏・山本郁佳

 12

北海道千年の森プロジェクト

2007年「ポット苗づくり講習会・DVD作成並びに育苗

里親プロジェクト」」

★見延和俊

 

全体質疑

 

 

5月24日(日)■ 

13

特定非営利活動法人・日本のうらほろ

2007年「食を主とした都市住民と農山漁村との交流を

目指したまちづくり」

★近江正隆

14

特定非営利活動法人・北海道職人義塾大

2007年「こどもモノづくりマイスター事業」

★藤田和久

15

北海道ブックシェアリング

2008年「不要な図書を再利用するブックシェアリング活動」

★荒井宏明

16

特定非営利活動法人・教育キャリアプロデュース

2008年「豊成北翔土曜友の会サポート事業」

★三井貴之

17

NPO法人・ボラナビ倶楽部

2008年「月刊ボラナビ紙面特集・NPOな人」

★高山大祐

18

鍵盤ハーモニカアンサンブル「コロポックル」

2008年「ボランティア演奏活動」

★三宅英八郎

19

北広島コミュニティレストラン研究会

(地域食堂かえでに改名)

2008年「コミュニティレストランでまちを元気に」

★樫見由美子

20

特定非営利活動法人・レッドリボンさっぽろ

2008年「エイズ電話相談」

★本庄真美子

21

特定非営利活動法人・子育て支援ワーカーズプチトマト

2008年「ババジジ・ママパパ&こどもカフェ事業」

★喜多洋子

 22

北海道札幌南高等学校林

2007年「学校林を環境林として活用した昆虫の棲む森づくり」

★箱崎陽一

 23

特定非営利活動法人・あおいとり

2008年「農的くらしのレッスン・研究科第3期の企画・実施」

★永田塁・谷川真弓子

 

全体質疑

 

 

 

公募時の申請書では、なかなか日常の現実の活動が見えてきません。アメリカの民間財団には、「申請書だけで選考している財団は『レベル1』である(レベルが低い意味)」という言い伝えがあります。実際の活動を見抜き価値を評価するその眼力こそが、支援する民間財団の最高の価値であり、権威であるのでしょう。そんな「眼力」、「強いメッセージ性」を持った民間財団でありたい、と思っています。

活動助成というよりは「研究助成」というレベルの高い活動報告も多く、本当にこれからが楽しみだと思いましたし、私たちの財団の責任も大きくなっている事を痛感致しました。

 

 

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