福祉フォーラム、「共に生きる」

Posted By 秋山孝二
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 社会福祉法人ノマド福祉会(http://www.nomad-haru.com/)、社会福祉法人はるにれの里(http://www.harunire.or.jp/)が中心となっての実行委員会主催、福祉フォーラム「共に生きる~地域と共にある福祉をめざして~:http://www.haot.jp/wp/wp-content/uploads/2011/08/f92b1250a4748357d0b8b612713d4ff01.pdfが、満席の聴衆で大盛況でした。

福祉フォーラム

福祉フォーラム「共に生きる」

 第一部の基調講演は、内閣官房社会福祉改革担当室長の中村秀一さんが、「社会保障制度の将来ビジョンを考える~介護・医療・年金・障害者福祉は~」と題してお話をされました。

 第二部のシンポジウムは、「地域と共にある福祉とは ~福祉の実践を通してめざすもの~」のテーマで、素晴らしい実践報告が3名のパネラーからなされました。

1.精神保健福祉分野:向谷地 生良 さん(北海道医療大学教授 社会福祉法人べてるの家:http://urakawa-bethel.or.jp/ 理事)

2.自閉症&知的障がい者福祉分野:木村 昭一 さん(社会福祉法人はるにれの里 統括施設長)

3.高齢者福祉分野:油谷 香織 さん(社会福祉法人 ノマド福祉会 統括施設長)

現場からの報告&意見交換会

現場からの報告&意見交換会

 縦割り行政からの視座ではなく、地域から「共に生きる」福祉を考えると、三つのの概念はほぼ同じであることに気づきます。すなわち、「当事者」が主役であり、福祉研究も「当事者研究」をベースにまちづくりを推進すること、今、「きずな社会」があらためて求められていること、3・11以降の被災者支援「絆社会」の再評価こそ、長い間障がい者が求め続けてきたものであること等です。

 「やり過ぎない支援」、「世代間交流の意義」、「世界的流れ、心の病は薬物依存から自己治療へ」、「生きづらさの共有」等、「当事者研究」のキーワードが満載でした。

 「総合的な福祉」、「地域と共に生きる福祉」をテーマに、定期的な全国大会開催に向けて、また一歩進んでいくエネルギーも披露されました、新しい時代が確かに始まっています。

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