もっともっと学び、行動しましょ!

Posted By 秋山孝二
Categoirzed Under: 日記
0 Comments

 この8月、マスメディアでは戦争に関係する素晴らしい番組・記事が多かったですが、インターネット上にもそれ以上の優れた報道があり、民主主義国家・日本の一縷の希望を繋ぐ思いです。

原発に絡む報道として二つ:

* 8月23日「NNNドキュメント」 https://www.youtube.com/watch?v=3KBxosFcprs

* http://www.huffingtonpost.jp/nobuto-hosaka/nuclear-plant_b_8035750.html

 もう一つは、今、国会等でも大きな局面を迎えている安倍政権が言う「積極的平和主義」について。「積極的平和」の提唱者 ガルトゥング博士が市民の招聘により来日して語りました。目的は、本来の「積極的平和」の概念に基づいた日本への提言をするためです。

* http://www.huffingtonpost.jp/kenji-sekine/johan-galtung-peace_b_8035140.html

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 記事からの抜粋

 「日本には平和運動(Movement)がない。あるのは反応(Reaction)だけだ。憲法9条を「安眠枕」に寝続けている。起きて未来に向けてクリエイティブに何ができるのか右派左派を超えて考えねばならない」

 「日本には何かに反対するムードで覆っている。政府が恐れるのは反対ではなく代替案を国民が出してくることだ」

 このように語ったガルトゥング博士が提案する安保法案に替わる「積極的平和」に基づいた代替案は以下の3つでした。

1.北東アジア共同体を構築すること
 中国、台湾、北朝鮮、韓国、極東ロシア、そして日本が公正で共感を持って参加する北東アジア共同体(NEAC)を構築すること。沖縄を特別県としてNEACの本部を置く。6ヶ国から始まった欧州共同体(EC)や東南アジア諸国連合(ASEAN)から学ぶことが出来る。米国との関係は、良好なままを保つこと。

2.専守防衛に徹すること
 集団的自衛権ではなく専守防衛を提案する。敵地攻撃能力のある武器ではなく、防衛のために短距離な武器を所有する。沿岸を防衛するために、自衛隊だけではなく民兵にも役割を求める。スイスをモデルに日本が占領された場合にどのように市民が抵抗するかということも準備する。

 例えば日中が抱えている尖閣諸島(中国名釣魚島)の解決方法としては、共同管理を提案する。日中がそれぞれ40%ずつの権益を分けあい、残りの20%をNEACか周辺の環境整備のために使う。中国の40%のうちの5%を台湾に渡してもいい。分け方はいろいろ考えられる。

3.憲法9条1項を世界のために
 憲法9条1項を日本のためだけではなく世界に広げること。世界で最も好戦的な国はある調査によるとアメリカ、イスラエル、英国だが、彼らの憲法に日本の憲法9条1項を盛り込むように働きかける。日本はアメリカの従属国でなく、このような平和貢献の分野において世界のリーダーとなることができる。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 抜粋 おわり

 「安眠枕」、言い得て妙ですね!自分の立ち位置から、今、何ができるのか、私なりに信念を持って実践し続けることを再確認する昨今です。

Comments are closed.