真夜中にふと目が覚めてテレビをつけてみると、興味深い番組に巡り合うことがあります。先日のNHKプレミアム「終焉の美学」は、まさにそんな内容でしたね、再放送だったようですが、何か今日の繁栄の中で、経営者の「矜持(きょうじ)」を垣間見た気がします。
~~~~~~~~~~~番組案内より
<テーマ>
「モノの終わり」。そこにはドラマがある。そして、美学がある。モノの終わり方、終わらせ方にスポットを当て、その知られざる舞台裏を探る。今回は「乗り物」の終わり。
<内容>
高度経済成長期以降、サラリーマンを大量輸送するためにひたすら走り続けた「通勤電車」の終わりに迫る。紹介する解体工場は、鉄道マニアの聖地でもあった! 次々に解体され、最後は車体ごと、ある装置に…はたしてどうなるのか? 鉄道マニアのお目当ての部品とは…!? さらに、世界が注目する自動車解体技術も紹介! まさに終わりは始まり、驚異のリサイクル率99%。それを可能にしたのが、特製の解体マシンによる神業だ!
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日本経済が第二次世界大戦後、高度成長期を経る中で繁栄を享受し、バブルを経験して停滞期に突入して20年以上、「看取りの経済」とも言える分野で高度な技術開発に挑戦し続けてる経営者の言葉は奥が深いです。このような番組をテレビで見ることができる、まさに「捨てたもの」ではありませんね!!