学校林作業 夏 2018

Posted by 秋山孝二
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 札南高学校林(http://www.rikka-forest.jp/)で行った夏の作業、事前に関係者掲示板にはチームメンバーから以下のように掲載されました。終わってみれば、私はすっかり騙されました、「か弱い女性」は結局現れませんでしたから!!!

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オオムラサキチームからのお願い

私たちは9月2日(日)に以下の作業を予定しています。
◎エゾエノキ根元の土盛り
◎エゾエノキ移植場所の土起こし

皆さんもご存知の通り、メンバーはみんなか弱い女子ばかりです!
もし、当日少しでも、お手伝いできるよ〜っていう方が、いらっしゃったら是非協力していただきたく思ってます。宜しくお願いします!連絡お待ちしてます。

なお、作業は9時からの予定です

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 イベントと違って、皆さんほとんどプロフェッショナルの風貌、道具の剣先スコップの先もキラキラに研ぎ澄まされていました、私が持参したのは家のさびさびでしたが・・・。

駐車場での直前打ち合わせ

駐車場での直前打ち合わせ

来春のエゾエノキ移植予定現場での穴掘り

来春のエゾエノキ移植予定現場での穴掘り準備

 直径1メートル、深さ30センチの穴を20個ほど。落とし穴にならないように、注意深く作業を続けました。

20個

20個

 掘り終わると、次の作業の南斜面へ移動、途中の作業道から上を見上げると、初秋の陽ざしが木々の間から眩しく、気持ちのよい時間でしたね。

木漏れ日が気持ちよく

木漏れ日が気持ちよく

記念碑の前で作業隊

記念碑の前で作業隊

 現場の斜面に到着すると、早速、エゾエノキの下に土盛りを行いました。オオムラサキの越冬幼虫が地面に降りてきた時に、水たまりとなって溺れないように養生です。

木の下に土盛り

木の下に土盛り

手強い草の根を切りながら

手強い草の根を切りながら

約50本のエゾエノキの養生

約50本のエゾエノキの養生

 地味な作業を続け終えて、とにかく愛おしいオオムラサキ幼虫、元気に越冬して来年の成虫になってもらいたいものです。

第6回 遠友夜学校フォーラム

Posted by 秋山孝二
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 毎年6月に開催し、第6回目となる今年の「札幌遠友夜学校フォーラム」は、北海道大学名誉教授の三島徳三先生のお話でした。新渡戸稲造全集に盛り込まれる言葉を引用して、現代の課題解決にも通じる解説の数々は、実に新鮮な視座からのメッセージとなっていました。

* 2016年 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=27044

* 2017年 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=30109

当日チラシ

当日チラシ

< 三島徳三先生のご講演 >

1 「日本人」の再認識

2 日本国民の道徳的覚醒

3 集団主義の決別と個人の確立

愛国心を土台とした平和主義

5 共存と寛容の思想

   * 柳宗悦「複合の美」の思想-

   * 金子みすず1903-1930の童謡詩

   * ガルブレイスの「拮抗力」概念

講師 三島徳三先生

講師 三島徳三先生

新渡戸の言

新渡戸の言

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 終了後の三島徳三先生の談です。

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 「新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会」主催の6.23講演会には150名くらいの人たちが来てくれた。しかし高齢者が多く、期待していた若者や各種運動家の人たちの参加は少なかったようだ。国際人としての新渡戸や「武士道」については知っていても、その他の業績や思想についての関心はまだまだ薄いからだろう。

 だが、新渡戸の思想は、若者言葉で言えば”半端ない”、見過ごしてしまうにはあまりにももったいない。飛躍するかもしれないが、朝鮮半島や東アジア、さらには世界の平和を構築するためには、新渡戸の「共存と寛容」の思想、「ナショナリズムとインターナショナリズム」の思想こそが大事なのだ。26歳で夭折した童謡詩人・金子みすずは、新渡戸の「共存と寛容の思想」を短くうたっている。「みんなちがってみんないい」

 その他、新渡戸の著作が「現代の日本」に示唆するものは多い。グローバル化の中で失われつつある地域の自然や文化、タネなどの農業資源、それらを守る哲学として、講演では民芸運動の父・柳宗悦の「複合の美」の思想を位置づけた。脱亜入欧の福沢諭吉とちがい、新渡戸は東洋と西洋の共存、それぞれの美点を強調する、新渡戸と柳の「東と西」「右と左」の複合の思想には、明らかに共通点がある。

 「右と左」の意義と共存を説く新渡戸の思想は、米国の著名な経済学者・ガルブレイスのCountervailing Power「拮抗力」の必要性とも通底する。労働組合、消費者運動、対抗的野党の存在こそが、社会のバランスを保ち、厚生をもたらすのだ。

 いま若者はスマホから目を上げず、他人のこと、政治や社会のこと、自然の移ろいに気が付かない。だが、そういう若者の中でも、吉野源三郎の『君たちはどう生きるか』が爆発的に読まれているという。身近な友達関係から世界人類を見る、その豊かな人間性、そこに未来を託そうではないか。

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 若手の参加者の感想にも注目です。

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『どう生きるか』

 昨日の6月23日(土)札幌エルプラザで新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会の記念フォーラムが行われました。講演者は北海道大学名誉教授三島徳三さん。新渡戸稲造の道徳観を中心に語っていただきました。その中で先生が若者にどうしても読んで本として吉野源三郎作『君たちはどう生きるか』この本は昭和12年の本ですが漫画化され100万部以上の大ヒット作に。ジブリの宮崎駿監督もこの本を読み、自分が映画化する!と宣言されたほど三島先生いわく、ハンパない内容とのことです。自分も近いうちに購入して読んでみようと思います。

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 またこの日は日本国憲法の前文に触れる機会もありました。[われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならない]新渡戸稲造が生涯目指した太平洋の架け橋になって国際平和をもたらすこと。そして札幌市、北海道そして自分達が取り組み始めたSDGsにも通じる内容。この文は国家の部分を人や会社などの組織、自然や環境などの大きな枠組みに当てはめてもこれからの時代に必要なエッセンスになると思いました。これらの三島先生による、様々な方向からのアプローチにより新渡戸稲造と現代に示唆する事柄を色々な例を用いて詳しく説明していただき収穫多き日になりました。

 講演会終了後の懇親会にも参加させてもらい元北海道大学農学部長の松井さんや色々な先生方のお話を聞かせていただきました。その中でも秋山さんから秋に開催される栃木県益子町でのワグナーナンドールアートギャラリーに参加させてもらえる事やワグナーナンドールの奥さん和久奈ちよさんにもお会い出来る事が可能なお話もでき有り難かったです!

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平和の申し子たちへ! なかにし礼

Posted by 秋山孝二
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 私にとって今年の3月は、何かあっという間に過ぎていきました。ニュースで繰り返し伝えられるサクラ前線情報も、私にとっては遠い出来事、井上陽水の「傘がない(https://www.youtube.com/watch?v=SwNRn3ly8Ns)」のフレーズを借りれば、「本州では、サクラが咲いているとテレビでは言っている、だけども、問題は今日の足、普通に歩けない。行かなくちゃ、会議に行かなくちゃ、会場まで時間に着かなくっちゃ、うまく歩けない・・・」、こんな感じです。

 テレビでは証人喚問の茶番劇が延々と放映され、そんな閉塞している今、変わらないのがパソコンに向かっている時、インターネットで見つけた記事に魅かれました。

 3年前のようですが、「徹子の部屋」になかにし礼さんが出演され、前年に出版されて大反響を呼んだ詩を徹子さんが朗読されました。旧満州の引き揚げ者として凄絶な戦争体験を経てきたなかにし礼さんが、平和の大切さを訴えています。番組では、一部分の紹介でしたが、以下が 全文です。

 BS11の寺島実郎さんの「未来先見塾(http://www.bs11.jp/news/miraisenkenjuku/)」でもこれまでお二人の対談が数回あり、反戦への強いメッセージが印象的でした。

 こちらの動画もご参考にーー> https://www.youtube.com/watch?v=SBSxENND8E8

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『平和の申し子たちへ!』泣きながら抵抗を始めよう

2014年7月1日火曜日
集団的自衛権が閣議決定された
この日 日本の誇るべき
たったひとつの宝物
平和憲法は粉砕された
つまり君たち若者もまた
圧殺されたのである
こんな憲法違反にたいして
最高裁はなんの文句も言わない
かくして君たちの日本は
その長い歴史の中の
どんな時代よりも禍々しい
暗黒時代へともどっていく
そしてまたあの
醜悪と愚劣 残酷と恐怖の
戦争が始まるだろう
ああ、若き友たちよ!
巨大な歯車がひとたびぐらっと
回りはじめたら最後
君もその中に巻き込まれる
いやがおうでも巻き込まれる
国のため?大義のため?
そんなもののために
君は銃で人を狙えるのか
君は銃剣で人を刺せるのか
君は人々の上に爆弾を落とせるのか
若き友たちよ!
君は戦場に行ってはならない
なぜなら君は戦争に向いてないから
世界史上類例のない
69年間も平和がつづいた
理想の国に生まれたんだもの
平和しか知らないんだ
平和の申し子なんだ
平和こそが君の故郷であり
生活であり存在理由なんだ
平和ぼけ? なんとでも言わしておけ
戦争なんか真っ平ごめんだ
人殺しどころか喧嘩もしたくない
たとえ国家といえども
俺の人生にかまわないでくれ
俺は臆病なんだ
俺は弱虫なんだ
卑怯者? そうかもしれない
しかし俺は平和が好きなんだ
それのどこが悪い?
弱くあることも
勇気のいることなんだぜ
そう言って胸をはれば
なにか清々しい風が吹くじゃないか
怖れるものはなにもない
愛する平和の申し子たちよ
この世に生まれた時
君は命の歓喜の産声をあげた
君の命よりも大切なものはない
生き抜かなければならない
死んではならない
が 殺してもいけない
だから今こそ!
もっともか弱きものとして
産声をあげる赤児のように
泣きながら抵抗を始めよう
泣きながら抵抗をしつづけるのだ
泣くことを一生やめてはならない
平和のために!

なかにし礼

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 一方、昨今の日本の凋落を指摘する記事、Facebookにもアップしましたが、以下のお二人の論考に対して、私はほぼ同じような認識です。

* 内田樹の研究室 http://blog.tatsuru.com/2018/03/23_0849.php

 受験生ばかりでなく、今の若い世代の皆さんに伝えたいですね!海外からの厳しい日本への指摘、今の国内では隠ぺいされています。目を覚ませ、ニッポン!!

* http://www.mag2.com/p/money/412000

 大前研一のこれまでの発言にはかなり違和感があるのですが、国際社会の中の日本を考える時、私もこの10年、海外に、特にシンガポール、香港に行って同じように感じています。どうコラボして日本の価値を上げていくかを考えることが、現実的のような気がしています、日本のビジョンとして、ですね。日本特有の縛りが多すぎる!ただ、術がないとは思いません、新しい若手の担い手に期待です!インターネット世界では、日本のプレゼンスの低下を指摘している良識あるサイトはたくさんあるのに、国内メディアでは殆ど言及がないですね!現実との向き合い方が不真面目なのでは、と思います。この投稿に対してこんなやり取りもありました。

K氏のご意見: 「世界最古企業ランキング」を見ると日本企業が驚くほど多い事も事実のようです。情報の流れは指数関数的に早くなっていますが、モノサシを変えてみると日本には世界的に優れた何かがまだある様にも思えます。

私の返答: Kさん、おっしゃる通りです。今を生きる私たちが、そのような伝統的、持続可能な起業ができるか、しているか、そう認識する辺に、何か突破口があるような気がします。術が無いで終わるのは無責任ですね。

 憂いてばかりでは、老人性鬱と何も変わりません。こんな時代に若者に言葉を放つだけではなく、自分はどう生きるかを世に提起することこそ、我々世代の責任なのでしょうね。

 あと二日で、3月も終わり、2017(平成29)年度も終わります。

たくさんの「お心遣い」に感謝!

Posted by 秋山孝二
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 先日は、足の骨折で退院まもなく、周囲の反対を押し切って、少々無理をして東京に行きました。家からJR札幌駅、新千歳空港、羽田空港。都内での仕事を終えて高速バスで千葉県館山市のもう一つの我が家に宿泊。翌日早朝、高速バスで羽田空港、新千歳空港、札幌駅、札幌の我が家に無事到着でした。道中、たくさんの方々のお心遣いに痛みを忘れるひと時もあり、ここに書き留めておきたいと思いました。

 普段はどうということのない歩く距離、これが実は一番始末に悪い。誰かに頼む訳にもいかず、結局はゆっくり歩いていつもの4倍近くの時間を掛けて移動することになりました。ただ、建物の中は、段差が有ったとしても平らな面が大前提。ところが外はいろいろな状況が入り乱れています。緩い上り下りの坂、狭い歩道は道路側に低くなる傾斜面、溝が切ってあるブロック床、その都度出す足の歩幅を変えないとうまく前に進みません。札幌市内では、いつも通っている地下への階段に、初めて手すりが付いていることに気が付いたり、いつもはわき目もふらずにただ昇り降りしていたことが分かりました。

 館山駅から我が家まで、いつもは高速バスを降りて歩いてせいぜい7分程度。今回は歩いては到底無理だったので、まずは駅前のいつもの「なかパン」で有名な中村屋パン(http://www.nakapan.com/)、寿司甚(https://r.gnavi.co.jp/1df1hshp0000/)では、さすがに絶品のあら汁は無理で、いつもの「田舎寿司」を、持ち帰りで頼み、再び駅前に戻ってタクシー乗り場から初めてタクシーに乗せてもらってようやく到着、もちろん基本料金区間内でした。大変親切な運転手さんで感謝でした。夜は別のタクシー会社に連絡して翌日早朝の予約をしました。地図にある番地の数字と私が言ったものが少し違っていることが問い合わせで分かるハプニングも。実は、地図の番地が間違いでした。こちらも優しいオジサン運転手で、予約時刻通りに迎えにきてくれ、駅前の羽田空港経由横浜行きバス乗り場まで送って貰いました、基本料金で。

 羽田空港では、事前の出発便情報では、いつものラウンジから一番近いゲートのはずでしたが、直前に搭乗口の変更案内。何と300メートル以上離れたゲートと分かり、近くにいたANAの係りの女性に相談したところ、電動車に連絡してほんの数分後に来てくれて、空港で初めて乗車しました。歩いても行けるかなと思ったのですが、実際乗車して通路をゆっくり走るととてもとても今の私の足の状態では無理でした、大変助かりました。

 そんなこんなで飛行機に乗り込んで予約していた前方通路に座っていると、先ほどのグラウンドサービスの女性からCAに連絡が入っていたのか、「アキヤマさま、少し後ろに座席前が少し広く、両隣が空いている席がございますのでお移りになりませんか」の優しいお言葉。そこに移って座ってしばらくすると、先ほどのCAが、「足首が熱を帯びていらっしゃるのであれば、『速攻冷却(https://www.youtube.com/watch?v=giHGr_KCSJs)』の用意もございますが」とのご提案。どんなものか分かりませんでしたが、これがなかなかの優れもの、乾いたおしぼりに包んで足首にあてていると気持ちよく冷やしてくれました。新千歳空港到着口での車いすのアドバイスも頂きましたが、到着予定ゲートが到着ロビーへの下りエスカレーターに一番近い7番だったので、私は必要ありませんと申し上げました。空港のJR駅改札まではゆっくり歩き、混んでいた出発間際のJRの電車を一便遅らせて、座って札幌駅まで行くことができました。普段はこんなことをしたことはありません、前へ前へで、とにかく走って一つでも前の電車に乗ろうと飛び乗る日々ですから。札幌駅構内をゆっくり歩きタクシー乗り場へ、ここもいつもは全く気にならない距離がこの日はとにかく遠い、歩数を数えながら奥歯をかみしめてやっと乗り場へ到着でした。

 札幌の自宅に着いてから、少し休憩の後、ANAのHPへ以下のような御礼のメールを送信しました。

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 私は先月末に足首上を骨折し入院手術し、退院まもなくで東京に少々無理して参りました。本日は朝から足の腫れがあり、ラウンジを出たところでANAの係りの女性に電動車での移動をお願いして、63番から66番への変更に対応して頂きました。機内ではCAの中島さんを主として足先の少し広い座席への移動、「速攻冷却」の手当ほか、おかげさまで痛みを忘れる心遣いに大変感動し、御礼申し上げます。普段は歩いても何でもない距離、姿勢が、このような時には苦痛の時間であることも学びました。一言御礼を申し上げて感謝の意をお伝えして頂ければ幸いです。これからもよろしく。
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 すると、わずか1時間半後に、以下の返信が届きました。

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 この度は、本日57便(羽田-新千歳)をご利用いただきました際、羽田空港係員ならびに客室乗務員に対しまして、お言葉を頂戴し、大変恐縮に存じますとともに、心より御礼申し上げます。

 秋山様におかれましては、退院後まもなくのご搭乗であり、足の腫れにより、さぞお辛かったものと存じますが、搭乗口までの空港係員や機内での客室乗務員の対応が、わずかなりともお役にたてましたことをうかがい、わたくしどもと致しましても、大変嬉しく存じます。

 お客様から、このようなお言葉を頂戴致しますことは、接客に携わる者にとりまして、何よりの喜びでございますため、早速、各所属部署責任者を通じて、本人たちに申し伝え、今後の励みとさせていただきますとともに、引き続き、ANAらしい丁寧できめ細やかな対応が出来ますよう、努めて参りたく存じます。

 この度は、貴重なお時間を割いてご連絡を頂戴致しましたこと、心より御礼申し上げます。

 弊社と致しましては、今後とも安全運航はもとより、お客様に安心してご利用いただけますよう、心をこめたサービスのご提供に努めて参る所存でございますので、引き続き、弊社便へのご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

 秋山様の次のご搭乗を心よりお待ち申し上げます。

ANA SKY WEB
ご意見・ご要望デスク
担当 M (オリジナルはお名前)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~コピーおわり

 即、返信が来るということは、ご担当の方が毎日詰めていらっしゃるのでしょうね。また、この文面、全くスキがなく完璧というべきか、一層ファンになってしまうから不思議です。

 以上、日々の出張では全く書くような行程では無いのですが、今の私のこんな状態で体験する数多くの方々のご好意、お心遣いに、心から感謝の意を表したいと思いました、皆さん、ありがとうございます、貴重な経験をさせて頂きました!

WN記念会 @ 駐日ハンガリー大使館

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 (公財)ワグナー・ナンドール記念財団(http://wagnernandor.jp/)ではそれぞれ諸団体とコラボし、今年は「ワグナー・ナンドール没後20年記念」として、春からシリーズで彫像と縁のある場で記念会を開催しています。

* 宇都宮   http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=30736

* 札幌    http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=31220

* ブダペスト http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=31593

 先月、東京・三田の駐日ハンガリー大使館(https://tokio.mfa.gov.hu/jpn)では、パラノヴィチ・ノルバート駐日ハンガリー大使閣下の招待による「ワグナー・ナンドール没後20年記念会」が開かれました。

 プログラムは、10月に東京で演奏を行った堅田優衣さん指揮「ノエマ・ノエシス(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=31770」のユニットが再び登場して、素晴らしいハーモニーで参加者を魅了し、その後は別室でハンガリー料理を囲む懇談の場となりました、素晴らしいひと時でした。

コダーイの曲を披露して

コダーイの曲を披露して

パラノヴィチ・ノルバート駐日ハンガリー大使閣下のご挨拶

パラノヴィチ・ノルバート駐日ハンガリー大使閣下のご挨拶、通訳は一等書記官のアニタさん

WN財団ゆかりの方々

WN財団ゆかりの方々&グヤーシュ他ハンガリー料理いろいろ

ハンガリー料理いろいろ

ハンガリー料理いろいろ

シェフもご挨拶

シェフもご挨拶

最後は皆さんで

最後は皆さんで(最前列左・田中中野区長、中央・ちよさん、右・ハンガリー大使

 アットホームな雰囲気の中、ワグナー・ナンドールを偲びながらの歌声と懇談のひと時、余韻を楽しみながら一人で三田から浜松町まで、閑静な町並みと東京タワーを見ながら帰りました。

大使館からホテルまでは歩きで余韻を楽しみながら

大使館からホテルまで

「WN財団 秋の展示 2017」終了

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 今年の(公財)ワグナー・ナンドール記念財団(http://wagnernandor.jp/)の秋の展示会は、WN没後20周年を記念して開催されました。記念イベントも春から今月9日まで、縁のある各地で開催されています。

 先月15日のワグナー・ナンドール20年目の命日、今年も秋の展示会は終了しました、たくさんのお客様にお越し頂き心から感謝申し上げます。

お墓の希望の鶴のステンレス像

お墓の希望の鶴ステンレス像

 企画展示は乾剛さんの写真展です。

* http://inuiphotographoffice.weebly.com/introduce.html

 栃木県益子町のギャラリー敷地は、すっかり秋の気配。今年は何か一層樹々も鮮やかな気がしました。

秋の風景、ドウダンツツジも美しく

秋の風景、ドウダンツツジも美しく

一番の季節!

五角堂からの景色、一番の季節!

五角堂からアトリエを臨む

五角堂からアトリエを臨む

茶室はまた別の秋

茶室はまた別の秋

 ワグナー・ナンドールとちよさんがデザインして制作したこの場所、水平・垂直にも景観が実によく練られていて、それぞれの建物から観る景色が四季折々、本当に美しく楽しめます。

 その中でも、私の一番好きなアングルは、このヨーゼフ・アティラ像の後ろから茶室方面を眺めたもの。彼の後ろ姿が何とも言えない男の憂いと抵抗の精神を表現しています。

私は彼の後ろ姿が好き!

私は彼の後ろ姿が好き!

憂いと抵抗の表情も

憂いと抵抗の表情も

 そして、一番新しく整備した東屋も人気のようでした。囲炉裏を囲んでしばし歓談、そんな時間が持てること自体が最高の贅沢かもしれませんね。

様々な活動の場としても

様々な活動の場としても

 没後20年、ちよさんは元気で訪れるお客さまと歓談されていました。夫亡き後のちよさんの活動は、本当に妻として仕事をしている、そんな気がします、素晴らしい姿と身内ながら誇りに思います。

堅田優衣さん指揮 コンサート

Posted by 秋山孝二
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 ワグナーナンドール没後20年記念イベントの一つ、堅田優衣さん指揮の合唱ユニット「Noema Noesis(http://nn2014.wixsite.com/noemanoesis」による「軌道~声で辿る、ワグナー・ナンドーの世界」コンサート・東京新宿は、200名の参加で大盛況のうちに終了しました。

 このユニット、「Noemaとは考えられたもの、Noesisとは考える行為・作用を意味している。私たちの活動においても、能動的に考え、試行錯誤を繰り返しながら声の可能性を追求し、メッセージ性のある音楽を創っていきたいという意味が込められている」という理念を、ワグナー・ナンドールの生涯を通じてまさに表現した今回のコンサートとなりました。

イベントのチラシ・表

イベントのチラシ・表

イベントのチラシ・裏

イベントのチラシ・裏

 第一部は彼が生きた三つの国、ハンガリー、スウェーデン、日本の曲をアレンジして、その生涯を辿る企画、それぞれのお国柄が曲に表現されていて楽しかったです。国の歌はその国の言語で唄ってこそ意味があるという信念を貫いて、各言語での合唱、さらに歌詞対訳集も配布される丁寧な企画となっていました。第二部は、彼の代表作『哲学の庭』をテーマとした楽曲、ユニットのチャレンジですね、斬新な曲風とパフォーマンスが素晴らしかったです。

 開場直後からたくさんの方々にお越し頂きました。

公演前から多くのお客さま

公演前から多くのお客さま

公演後に和久奈ちよさんも御礼のご挨拶

 最後に和久奈ちよから御礼のご挨拶も。

オペラシティの吹き抜け

 オペラシティの吹き抜けに立つ大きな像を通り抜けて。

 会場の東京オペラシティリサイタルホール(http://www.operacity.jp/concert/facilities/rh/index.php#floormap)は文化の薫る場、ハンガリー・ブダペストから戻った翌日でしたが、東京でもまた芸術の秋を味わう日となりました。堅田優衣さん、ありがとうございます!

W.N 没後20年 @ ハンガリー(4)

Posted by 秋山孝二
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 毎年10月6日は、セーケシュフェヘールバール市では、戦没者慰霊式典が開催されています。ここはバラトン湖の入口、かつて、ハンガリーの歴代国王が戴冠・埋葬された歴史のある都市です。私はこの式典にこれまで2回参列していますが、今年はワグナー・ナンドール没後20年の記念の年でもあり、スウェーデンからナンドール氏の三男・ワグナー・バーリントご夫妻も加わって、一層印象に残る行事となりました。式典の行われるマチの広場には、ワグナー・ナンドール作品「ハンガリアン・コープス」が建立されています。

* 2011年 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=10357

* 2012年 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=14622

広場中央に「ハンガリアン・コープス」

広場中央に「ハンガリアン・コープス」

入場行進で開式

入場行進で開式

ご来賓ほか関係者も整列、私たちも右側に

チェル=パルコヴィチ・アンドラーシュ市長(前列右3番目)、関係者も整列、私たちも右側に

 毎年、地域の小・中学生が学校単位で臨席し、高校生による著名な戦没者の一人一人の最期の言葉を次々と朗読しています。戦争中に一人一人が懸命に闘い不条理にも亡くなった歴史をしっかり伝えていく姿勢は、大いに見習う必要があります。侵略される側の歴史の継承は、人々のアイデンティティの形成となっていくのでしょう。

最寄りの中学生も大勢参加

最寄りの小学生も大勢参加

戦没者の各々の最期を語る高校生たち

戦没者の各々の最期を語る中学生たち

私たちの財団も献花・敬礼

私たちの財団も献花・敬礼

花輪は日の丸をモチーフに

花輪は日の丸をモチーフに

 約1時間半の式典が終了し、ブダペストに向かう途中のレストランで昼食です。ここのフィッシュスープは素晴らしかったです!

郊外のレストラン入口:和久奈ちよと私

郊外のレストラン入口:和久奈ちよ(叔母)と私

大きな白身の魚入り

大きな白身の魚入り

W.N 没後20年 @ ハンガリー(3)

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 ワグナー・ナンドール没後20年の記念会がブダペスト市内のゲストハウスで開催されました。

  さんの住宅だった建物

  ヨーカイ・アンナさんの住宅だった建物

ヨーカイ・アンナサロン

サロンの玄関看板

ブダペスト第一地区 区長のご挨拶ブダペスト第一地区ノジュ・ガーボール・タマシュ区長のご挨拶

ワグナー・ナンドールの三男 バリント

ワグナー・ナンドールの三男ワグナー・ バリント

 私も日本におけるワグナー・ナンドール財団のこれまでの活動について報告をしました。

左隣は通訳のレイカさん、道子妃殿下の通訳もされた第一人者

左隣は通訳のレイカさん、美智子妃殿下の通訳もされた第一人者

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2017.10.4ブダ記念会あいさつ文 秋山 孝二

<財団の事業報告>

今年でWN財団は30年を迎えます。5年前に3代目の理事長に就任し、今、WN没後20年を振り返っています。ちよさんは、先月の誕生日で88歳、日本では「米寿(べいじゅ)」と言ってお祝いを致します。本人は益々元気いっぱいですのでこれからも宜しくお願い致します。

WN自身の業績は、すでに皆さまよくご存じだと思いますので、私はこの20年間、特に直近5年間のちよさんを先頭にしたWN財団の活動をご報告致します。

まずは、これまでの栃木県益子を拠点とした春・秋の展示会、及びコンサート・写真展の同時イベント開催により、知名度が飛躍的に上がってきていること、そして、栃木県が2020年東京オリ・パラピックのハンガリー選手団のホスト県になったことにより、関係が大変親密になっています。

今年7月には、「ようこそ!栃木県に!」をハンガリー語で大きく横断幕に書き、栃木県庁でHOC代表(ハンガリーオリンピック委員会)の方々をお迎えしました。 そのハンガリー語をちよさんはキシュ夫妻に教わったので、この場を借りて御礼申し上げます。さらに栃木県教育委員会とHOC代表二名がWN財団を訪問し、アトリエ他をゆっくりご見学されました。両者とJOC三者による栃木県での「五輪前合宿の覚書」の正式調印は、106日 で、WN財団からも立ち合いに評議員が出席しています。

また、パラノビチ・ノルバート駐日大使にはプライベートで益子のWN財団に足を運んで頂き、つい先日は、東京都中野区哲学堂公園の「哲学の庭」に、ハンガリーのホッパール・ペーテル文化担当事務次官パラノビチ駐日大使、田中中野区長、出井(いでい)区議会議長ほかが訪問され、大変熱心に鑑賞されていました。田中区長は、帰り際に、「中野区にとって誇りである」と私におっしゃっていました。

一方、日本の文化庁宮田長官は6月に益子を公式訪問され、ちよさんはじめ、財団理事・評議員がお出迎え、ご案内しました。

今年の「WN没後20周年記念事業」は、7月の栃木県宇都宮南図書館でのコンサート、講演会でスタートし、9月の札幌での「母子像・ふるさと」を巡るご講演、ピアノトリオ演奏、いずれも大変好評でした。今後は、来週の東京で評議員の堅田さんの娘さんが指揮する合唱団コーラスライブ、12月東京都中野区でのフォーラム、パネルディスカッションと盛りだくさんに続きます。これにはブダペストのノジュ・ガーボール・タマシュ区長のご出席も決まったと先日伺いました。

今年は、本当に内容の濃い一年、皆さまの応援を背に受けて、栃木県益子から元気いっぱいWN財団も世界に発信して参りますので、宜しくお願い致します。

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民族楽器演奏

民族楽器演奏

 会の後は交流パーティ、100歳になるワグナー・ナンドールの友人もご参加・ご挨拶でした。

100歳の友人の冒頭ご挨拶

100歳の友人の冒頭ご挨拶

 没後20年記念に相応しい、ハンガリー、スウェーデン、日本での創作活動の振り返りのひと時でした!

W.N 没後20年 @ ハンガリー(1)

Posted by 秋山孝二
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 ワグナー・ナンドール没後20周年の記念の年、活動拠点だったハンガリー・ブダペストでも記念会ほかが企画され、日本からも和久奈ちよ、WN記念財団の堅田憲弘評議員と私が参加しました。

 幾つかの行事に先立ち、まずはブダペスト市内のゲレルトの丘中腹に建立されている「哲学の庭」に行き、キッシュ理事を交えてのこの間の振り返りでした。

丘の上からブダ城方面を展望

丘の上からブダ城方面を展望

元祖 哲学の庭

元祖 哲学の庭

 しばし懐かしい思い出話の後は、ワグナー・ナンドールがアトリエとして使っていた王宮下の場所、今はリノベイトされて新しい観光名所となっています。

右から二つ目の入口がアトリエでした

右から二つ目の入口がアトリエでした

 前回訪問時は、リノベーション工事中でしたが、敢えて古く見せる建築・リニューアル技術がすごいです。そして、博物館前の大きな戦士の像は、この期間の特別展示用のディスプレイで、全てプラスティック製、まるで歴史的彫像のようです。

隣は歴史博物館 前の像二体はプラスティック製の一時展示とか

後ろは歴史博物館 前の像二体はプラスティック製の一時展示とか

 ここはブダ城の東の端、ここから階段、エスカレーターで昇っていくと、従来のブダ城内に繋がっています。

ブダ城内へ

ブダ城内へ

途中で東側を望むとゲレルト丘も

途中で東側を望むとゲレルト丘も

 ブダペスト到着翌日の日中は、20年を振り返り、ワグナー・ナンドールの創作活動の原点を見つめ直すひと時となりました。

ハンガリーから事務次官 @ 哲学堂公園

Posted by 秋山孝二
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 東京都中野区の哲学堂公園(http://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/504000/d002700.html)を訪問されたハンガリーのホッパール・ペーテル文化担当事務次官(真中)とパラノビチ・ノルバート駐日大使(左)、ワグナーナンドール作品「哲学の庭」へご案内した田中大輔中野区長(右)、通訳の大使館アニタさん、区議会出井良輔議長。もう一枚は、縁の下の力を発揮された人たち、手塚さん、植竹さん、堅田さん、お疲れさま!私も1時間前から財団理事長としてご訪問をお待ちしておりました。

中央が事務次官、その右がパラノビチ駐日大使、左が田中大輔中野区長、出井区議会議長

中央が事務次官、その右がパラノビチ駐日大使、左が田中大輔中野区長、出井区議会議長

 事務次官45歳、駐日大使39歳、皆さんお若いですね!

縁の下で支えた皆さま

縁の下で支えた皆さま

 今年2017年はワグナー・ナンドールが他界して満20年の節目の年、「公益法人 ワグナー・ナンドール記念財団(http://wagnernandor.jp/の前身「財団法人タオ世界文化発展研究所」の設立が1987年で、今年は財団設立30周年を迎える年でもあります。

 この記念の年、 彼の作品が建立されている栃木県、東京都中野区、札幌市、ハンガリー・ブダペスト他、複数の場で、「没後20周年記念会」をシリーズで開催し、各地で数多くの縁のある方、ファンの方々にお集まり頂いています。ある方は在りし日の姿を偲び、ある方はその作品から世界平和への強い意志を感じ取り、そしてある方は、初めて接する彼の波瀾万丈の人生に生きる力を受けとめたとお話をされて、この20年間の活動と作品に込められた思いをそれぞれに再度噛みしめています。ここ中野区でも、今回のご訪問に加えて12月9日(土)中野サンプラザで13時30分から記念フォーラムを開催予定です。

 生前、ワグナー・ナンドールは、この財団に自らの名前を冠することを良しとせず、世界平和と共通理解の理念を掲げて創作活動を続けていました。没後は妻・ちよが二代目理事長に就任して、しばらくは名称を継承し、個人の命は逝きましたが、その理想は一層輝きを増し、亡き夫の遺志をしっかり引き継ぎました。原点の益子のアトリエを軸に庭園創設ほか、周辺施設の整備等を着実に行い、記念ギャラリーとして毎年、春・秋に多くのお客さまが足を運び、広く彼の思想・哲学を理解して頂く活動を続けています。

 私は「公益財団法人」に移行する時期と同じくして、三代目の理事長に就任しました、財団設立以来、特にこの没後20年のちよ及び財団関係者の民としての公益普及活動を、大変高く評価し、誇りに思っています。ともすると美術館・博物館運営は、個人の崇拝に終始しがちですが、私たちの理事会、評議員会での議論は、栃木県を本拠地とする財団として地域への貢献が十分であるかどうか、全員がいつもこの間の財団活動を真摯に検証し、厳しい自らへの問い掛けを続けています。特に、ワグナー・ナンドールと活動を共にしてきたちよ理事のアイディア・企画・判断は、「これで最後」の気持を胸に、溢れる情熱をぶつけてこの財団活動に注ぎ込んだ賜物と言っても宜しいと思います。

 私たち財団関係者は、今日まで陰に陽に支えて下さった日本全国、世界各地の数多くの皆さまに感謝を申し上げると共に、没後20年の記念の今年を、振り返りだけでなく、ワグナー・ナンドールの作品を通して、これからの世界平和にささやかでも貢献できる活動を目指す確認の年として邁進したいと思っています。どうか、今後とも引き続きのご支援を宜しくお願い致します。

WN没後20年 @ 札幌

Posted by 秋山孝二
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 「ワグナーナンドール没後20年」連続企画として、札幌で記念会が開催され、春の展示会、7月の栃木県宇都宮市でのフォーラム(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=30736)に続きました。ピアノトリオ、DVD上映後、2011年秋に札幌の円山公園に建立された経緯を、生島典明さんが振り返りのお話をされ、今回も札幌北高校の同窓会有志の皆さまに大変お世話になりました。

ピアノトリオ

ピアノトリオ

DVD上映「妻が語るワグナーナンドール」

DVD上映「妻が語るワグナーナンドールの世界」

生島生明氏のご講演

生島典明氏のご講演

素敵なオープニングのお話!

素敵なオープニングのお話!

 最後は和久奈ちよの御礼のご挨拶。

 前日夜は、先に栃木からの到着組と北海道料理で会食、ウニの食べ比べほか、新鮮な味は最高でした。

ちよさんの米寿のお祝いを兼ねて

ちよさんの米寿のお祝いを兼ねて

 イベント翌日は円山公園「ふるさと・母子像」、大倉山ジャンプ台ほかプチ観光も。

祝 米寿、和久奈ちよさん!

Posted by 秋山孝二
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 「公益財団法人 ワグナー・ナンドール財団(http://wagnernandor.jp/」の和久奈ちよさんは今年米寿を迎え、東京でごく近い方々でお祝いをしました。ご本人はお祝いをされるたびに歳を取っていく気がしてと必ずしも満面の喜びとはいかない様子でしたが、とても88歳には見えないお元気な姿、これからも現役でワグナー・ナンドール・アートギャラリー(http://wagnernandor.com/indexj.htm)で頑張って頂きたいものです。

 これまでのちよさんの記事: http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%81%A1%E3%82%88

米寿のお祝い!

米寿のお祝い!

手作りの寄せ書き

色紙に寄せ書き

少人数でのお祝いの宴

少人数でのお祝いの宴

WN 没後20年記念イベント @ 宇都宮

Posted by 秋山孝二
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 ワグナー・ナンドール没後20年記念として、宇都宮南図書館(http://www.minami-tosyokan.jp/)でイベントが開催されました、300名を越える聴衆は、あらためてその業績を讃えて大いに盛り上がりました。この会場では、4年前にもWN関連で対談を開催しています。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=18276

宇都宮南図書館イベントチラシ
講演、ピアノ演奏、写真展

講演、ピアノ演奏、写真展

 南図書館ロビーでは乾剛さんの写真展、ハンガリー特集も開催されて、大勢の市民の方々が足を止めて観ていました。

乾剛さんの写真展示

乾剛さんの写真展

図書館ロビーでの特別展示

図書館ロビーでの特別展示(乾剛さん撮影)

 会場のホール入口では、開始前から列が出来て今か今かと待っている方々の雰囲気も伝わってきます。

開場前から長蛇の列

開場前から長蛇の列(乾剛さん撮影)

開始前の様子

開始前の様子(乾剛さん撮影)

 冒頭に川田裕郎館長のごあいさつに続いて、ワグナー・ナンドール記念財団理事長として、私もご挨拶。ナンドール夫人のちよさんが今年米寿(88歳)を迎えること、ナンドールを偲ぶというよりもその世界平和を願う理念を是非受け止めて繋いで頂きたいとのメッセージを伝えたつもりです。

冒頭、理事長として私もご挨拶

冒頭、理事長として私もご挨拶(乾剛さん撮影)

 続いては4年前と同様に、オープニングとして阿久澤政行さんのピアノ演奏、相変わらず表現豊かな素晴らしいパフォーマンスでした。

阿久沢さんの演奏

阿久澤さんの演奏(乾剛さん撮影)

 次はDVD上映、そしてこの日のメインイベント、加藤直克先生のご講演です。ワグナー・ナンドール作品への造詣の深いお話と大好評でした、ありがとうございます。

先生のご講演

自治医科大学名誉教授・加藤直克先生のご講演(乾剛さん撮影)

 会の終わりはちよさんの御礼のご挨拶、「生ちよさん」の登壇に場内は大いに盛り上がりました。

ちよさんの御礼のご挨拶

ちよさんの御礼のご挨拶(乾剛さん撮影)

お世話になった方々と

お世話になった方々と(乾剛さん撮影)

 この宇都宮南図書館は、紀伊国屋書店ほかの大手企業と地元企業とのコラボによる指定管理で運営されています。今回、多くの図書館スタッフのご支援で素晴らしい会が実現しました、心から御礼申し上げます。

 「ワグナー・ナンドール没後20年記念」として、今後も9月2日には札幌、10月・12月には東京でイベントが続きます。

春の展示会 @ WNアートギャラリー

Posted by 秋山孝二
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 今年のワグナー・ナンドールのアートギャラリー春季展です。特別展は乾剛さんの写真展でした。益子のWNギャラリーの四季を美しく表現されています。

 これまでのギャラリーの記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%83%AF%E3%82%B0%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BC

併設特別写真展

併設特別写真展

五角堂で

五角堂で

WNアートギャラリーの四季

WNアートギャラリーの四季

乾剛さん、ご来館の方、ちよさん

乾剛さん、ご来館の方、ちよさん

 一方、庭園に立つ詩人のヨーゼフ・アティラは変わらずうつむいて思索しています。

詩人 ヨーゼフ・アティラ

詩人 ヨーゼフ・アティラ

アトリエ外観

アトリエ外観

母子像・ふるさと@益子

母子像・ふるさと@益子

 今年も多くの来館者で賑わいました、ありがとうございます。

東京六華同窓会 2016

Posted by 秋山孝二
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 「東京六華同窓会 2016()」に先立ち「六華ワールドフォーラム(http://www.tokyorikka.jp/worldforum/WF-mae-2016.html」、今年のテーマは、「若者よ 早く世界に出よ!先輩たちよ 早く若者を世界に送り出せ!」でした。

* これまで記載したもの――>http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%85%AD%E8%8F%AF%E5%90%8C%E7%AA%93%E4%BC%9A

 まずは、同窓生ではありませんが、2014年ノーベル物理学賞受賞者で米国カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授・中村修二先生のビデオメッセージです。当初、基調講演を行う予定でしたが、急遽帰国せざるを得ず、ビデオによるメッセージとなりました。英語力の重要性と、英語によるコミュニケーション能力を身に付けるために、若いうちから英語圏に留学することの重要性を強調されていました。

ビデオメッセージで中村先生
ビデオメッセージで中村修二先生

 つづいて基調講演として、早稲田大学大学院商学研究科・早稲田ビジネススクール准教授・池上重輔(南35期)先生、国際舞台での企業マネージメントやコンサルタントの経験が豊富です。

池上重輔先生

池上重輔先生

 毎年6月開催の東京六華同窓会総会・懇親会は600名近くが参加しました。

東京六華同窓会総会に私も札幌の六華同窓会副会長として登壇

東京六華同窓会総会に私も札幌の六華同窓会副会長として登壇

同窓会懇親会ではNHKアナウンサーの

懇親会司会はNHKアナウンサーの高市佳明(南41期)さん

札幌一中の校歌を壇上で唄う同窓生

札幌一中の校歌を壇上で唄う同窓生

 私も懇親会でたくさんの方々と懇談できました、特に世代を越えてのお話はうれしかったですね。

学校林の活動で出会う三世代?

学校林の活動で出会う三世代?(北口さん撮影)

WNギャラリー展示会 春 2016

Posted by 秋山孝二
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 「ワグナー・ナンドール・ギャラリー展示会 春」が、今年も開催されました。

* http://kankou.4-seasons.jp/asobu/509.shtml

 毎年少しずつ場を整備しています、アトリエ奥の工房、彫刻作品のバックヤード(作業場)です。

まさに町工場ですね

まさに町工場ですね

 そこから見える外の風景、茶室でのイベントは今後の課題です。

「母子像ふるさと」が設置され、茶室も今後活用していきます

「母子像ふるさと」が設置され、茶室も今後活用していきます

 受付周りも整備が進み、細い梯子を上ると敷地全体が見渡せる特等席!

受付横の梯子を上って

受付横の梯子を上って

敷地上部には「アーロム」も設置

敷地上部には「アーロム」も設置

 今回の五角堂ギャラリーの併設展は、「宇都宮城跡蓮池再生検討委員会」の事務局長・印南洋造さんによる「蓮の招い~宇都宮氏と印南蓮」でした。今後、「蓮」をテーマに、日本とハンガリーの交流を一層親密にとの夢も、印南さんから伺いました。

五角堂の特別展示、今回は「蓮」がテーマです!

五角堂の併設展示、今回は「蓮」がテーマ、「宇都宮氏と印南蓮」!

蓮のカレンダーほか

蓮のカレンダーほか

印南さんとちよさん

印南さんとちよさん

 以下のようなミニ講演会も開催し、参加者との交流も盛り上がりました。ギャラリーに併設展示、そしてミニ講演会&ワークショップと、回を重ねる毎にプログラムは厚みを増してきています、嬉しいことですね!

【講演会】
4回の講演会は午後1時半〜3時開催です。
※参加費は無料

①4月24日 講師:印南洋造(宇都宮城跡蓮池再生検討委員会 事務局長)
「蓮の実発掘から開花まで」

②4月30日 講師:印南洋造(宇都宮城跡蓮池再生検討委員会 事務局長)
「蓮の開花からDNA分析まで」

③5月8日 講師:松本一夫(栃木県立上三川高等学校校長)
「宇都宮氏と益子」

④5月14日 講師:大澤慶子(文星芸術大学准教授)
「益子・地蔵院の観音・勢至菩薩像と快慶」

ワグナーナンドール秋季展 2015

Posted by 秋山孝二
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 今年のワグナーナンドール(http://wagnernandor.com/indexj.htm)秋季展はたくさんのお客さまで盛況のうちに終了しました。お越し頂いた皆さまに心から感謝申し上げます。宇賀地洋子さんの特別展も大好評、ご本人も連日会場で多くの方々とお話をされていました。

*地元情報でも――> http://kankou.4-seasons.jp/asobu/509.shtml

秋季展2015

秋季展2015

 今年は敷地奥、茶室の隣に「母子像・ふるさと」が台座にしっかり固定され、新たな見どころとなりました。札幌で見るのとは違った雰囲気を醸し出しています。

 札幌の「母子像・ふるさと」――>

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=13408

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=14924

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=18897

茶室からアトリエを臨む

茶室からアトリエを臨む

特別展示は宇賀地洋子さん作品

特別展示は宇賀地洋子さん作品

ちよさんと宇賀地洋子さん

ちよさんと宇賀地洋子さん

母、叔母の誕生日祝い!

Posted by 秋山孝二
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 札幌在住の母(92歳)、栃木県益子町在住の叔母(85歳)は、一日違いの誕生日です、先日、札幌で一緒に誕生日祝いをしました。元気な二人を見ていると、こちらが力を貰います。母は今もコーラス、ダンス、ゴルフを、叔母は、益子のワグナー・ナンドール・アートギャラリー(http://wagnernandor.com/indexj.htm)」のオーナーとして年に数回、ハンガリーほかの海外に一人で旅行をしています。

9月22日はワグナー・ちよの誕生日祝!

9月22日はワグナー・ちよ(左)の誕生日祝!

9月23日は母・寿美と叔母・ちよの誕生祝!ケーキの上には年齢の数字!

9月23日は母・寿美と叔母・ちよの誕生祝!ケーキの上には年齢の数字!

お祝いに対しての返礼「合唱」!

お祝いへの返礼「合唱」、左・叔母のちよ、右・母の寿美!

 お返しに歌を披露してくれました、その歌は福山雅治の「ひまわり(https://www.youtube.com/watch?v=le-oxm6dzxo)」、映画「サウンド・オブ・ミュージック」から「エーデルワイス(https://www.youtube.com/watch?v=EhkXJn8EOug)」でした。

 いつまでもお元気で!!

戦後70年、私なりの思い(7 最終)

Posted by 秋山孝二
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 お盆を過ぎて、私の叔母・和久奈ちよ(公益財団法人 ワグナーナンドール記念財団理事)からメールがきました、また一つ、身内と関係する終戦前後です。

* 公益財団法人 ワグナーナンドール記念財団(http://wagnernandor.com/indexj.htm

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孝二様

 お盆が終わり、ナンドールをお墓に送りました。そちらは助成事業などでお忙しいことでしょう。二、三日前、映画「日本のいちばん長い日(http://nihon-ichi.jp/)」を見ました。考えてみると私も少なからず、登場する方々を知っていました。
 東条英機さんは父の陸軍省の上役、正二お義兄さんは終戦時参謀本部に所属し、終戦前後の行動をいろいろ聞きました。三笠宮老殿下は、戦後ですが札幌で父のところにお訪ねくださり、戦中、木村昌福司令官に秋山家でお会いしたこと、戦後、幣原喜重郎さんは、私が大学生の時に学長から命じられて英文学者の御長男のお手伝いに通ったのでお会いし、宮内大臣の石渡さんご家族ともお付き合いしてたり、寿美子お姉さんは原爆雲を見たのですし、いろいろ考えさせられました。

 幣原喜重郎(私の英語教師のお父様)さんが憲法9条の創案者です。今、検索して其の項を読みましたら、大変はっきり書いてありました。お宅でお会いした時はそんな偉い方とは知りませんでした。天皇陛下に北海道のカボチャを献上したいと言われて、秋山の父がアレンジしてお送りしたことがあります。

 幣原喜重郎を検索、ちょっと便利帳「幣原喜重郎元首相が語った、日本国憲法」を読みました、 私には大変良かったのでお知らせします。

* ちょっと便利帳「幣原喜重郎元首相が語った日本国憲法(http://www.benricho.org/kenpou/shidehara-9jyou.html)」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~メール おわり
 このシリーズ、これで本当に終わりに致します。