「一般社団法人 新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会(http://nitobe-enyu.org/)」主催の第4回遠友夜学校フォーラムを開催しました、今年の記念講演は「新渡戸稲造・内村鑑三とその弟子達」と題して、大山綱夫先生です。近いうちに当日の動画を掲載致します。
大山綱夫先生ご講演動画――>
昨年の様子はこちら――>
* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=23786
* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=23653
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<プログラム> 司会: 蔵田親義
1. 開会の言葉
2. 本会からの報告(2015年度行事・会計報告、2016年度行事予定) 副会長 高橋大作
3. 札幌遠友夜学校校歌・奨励歌演奏
歌: 北川由美子さん(元保育士・幼稚園教諭、現在はソロ・合唱で音楽活動)
アコーディオン: 石澤佳子さん(「うたごえ便(びん)よりみち」主宰)
4. 記念講演 「新渡戸稲造・内村鑑三とその弟子達」
講師: 大山綱夫先生 学校法人 北星学園理事長・内村鑑三研究家
1938年埼玉県生まれ。北海道大学文学部史学科卒、アメリカイーストウエストセンター留学。北星学園・恵泉女学園で教え、この間フルブライト基金によりアマスト大学客員研究員、同基金によりハートフォード5大学連合客員教授、のち恵泉女学園短期大学学長を歴任。NPO法人今井館教友会理事長
著書:『札幌農学校とキリスト教』(単著)、『現代を見る眼』(編著)、『プロテスタント人物史 近代日本の文化形成』(共著)他
5. 質疑応答
6. 閉会の言葉 会長 秋山孝二
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120名の参加者で盛況
当日配布した「新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会」会報第4号に、私は挨拶文を書きました。
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【はじめに】
代表理事 秋山 孝二
私たちは、この1年間も多彩な活動を行って参りました。詳細は、「活動報告」にまとめていますが、ネットワークは少しずつ拡がりを見せ、団体・個人の会員も増えてきています。
昨年6月に創立120周年記念作文・論文コンクール授賞式と、記念館建設に向けて新渡戸博士の人と思想、ならびに札幌遠友夜学校の教育精神に今一度思いを新たにし、理解を深めたく、第3回記念講演を開催しました。「新渡戸稲造~世界に示した紳士道」と題して、(一財)新渡戸基金常務理事の藤井茂さんにお話をして頂きました。
次に、21世紀における「札幌遠友夜学校」の理念に基づく活動として、昨年10月に、「新渡戸稲造記念遠友みらい塾(http://enyumirai.main.jp/)」を立ち上げ、塾長に寺島実郎さんが就任し、参画する方々の自らが得意とする領域をフルに活かしながら、記念館建設に先駆けて活動することで、21世紀にふさわしい人材育成プログラムの構築を目指しています。「農業本論」読書会、ポートランドに学ぶマチづくりプロジェクト、「寺島未来塾」フォローアップ等、幾つかが既にスタートしています。
さらに、藤田正一先生の新著『札幌遠友夜学校』を当会が発行元として増刷・販売し、広報に活用すると同時に、記念館建設資金の一助としています。
一方、新渡戸稲造記念公園内の記念館建設用地では、昨年2回ほど草抜き・種まき、顕彰碑清掃等を行いました。今年もより多くの方々の参加で実施し、夏以降に向けては、この場で幾つかのイベントも企画しています。地域住民の方々との交流の場として、子供たちにも参加を促したいですね。
記念館建設資金の募集は時間が掛かりますが、賛同する方々は着実に拡がっていることをご報告すると同時に、引き続きのご支援をお願い申し上げます。
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